【新品】【送料無料】【新品】MAD PROFESSOR Amber Overdrive |
今回はMad Professorが久々にハンドワイヤードモデルとして製作したオーバードライブペダル、MAD PROFESSOR Amber Overdriveです。
公式のサンプルムービーに、Mad Professor公式コメントとして「Some players got Eric Johnson tone from it. One customer told me it is an instant Leslie West tone.」と書かれていて、エリック・ジョンソンのトーンやレスリー・ウェストのトーンが出せるということで、かなり気になっていたペダルでした。
実際どんな音が出るペダルなのか、さっそくレポートしてみましょう。
Mad Professor Amber Overdrive
久々に登場したMAD PROFESSORのハンドワイヤードモデルMAD PROFESSOR Amber OverDrive |
- セッティング
MAD PROFESSOR Amber Overdrive
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Roland JC-120
セッティングはこんな感じでした。では、レポートしてみたいと思います。
- 操作性
これは言うまでもないかもしれませんが、スタンダードで使いやすいペダルです。スタンダードなコントロール、スタンダードなサイズのオーバードライブペダルなので、何も迷うことなく使うことができます。Mad Professorのペダル特有の、少しずしっとくる重めの筐体も特徴的です。
- サウンドレポート
まず、全てのノブを真ん中にして音を出してみました。サンプルムービー等を見た感じ、あとこのペダルと似た外観のSweet Honey Overdriveのイメージもあって、ゲイン低めの甘い音のペダルかな、と思っていたんですが、それがいきなり良い意味で裏切られました。
このペダル、がっつり歪みます。
どのくらい歪むかというと、音はあくまでスタンダードなドライブサウンドなんですが、ミュートの刻みからハードロックやメタル系のリードまでならこのペダル1つで余裕でこなせるほどの歪みです。
Driveノブを最小からほんの少し上げたくらいで、Sweet Honey Overdriveのフルゲインと同じくらいになり、クランチサウンドが得られます。そしてノブが9時を超えると一気に歪みは深くなり、よほどのハイゲインサウンドでなければたいていのロックやポップスサウンドなら作ることができるというくらいの歪みになります。
そこからのゲインの上がり方もけっこう変わっています。普通ゲインを上げていくとエッジが尖っていくようなイメージがあると思いますが、このペダルの場合エッジは丸くやわらかな音のまま音の密度、飽和度が一気に高まっていく感じになりますね。
また、Toneコントロールも面白いです。基本的にはスタンダードなトーンなんですが、常にミッドの太さは維持しながら、ハイを強めにしたりローミッドあたりを前に出したりといった音を作ることができるのが特徴的でした。試奏なのでVolumeノブはあまりいじっていませんが、一瞬だけ試してみたところかなりのブーストも可能です。
Mad Professorのペダル・・・というか、こういう高級と言われるクラスのオーバードライブって、あくまでも良いアンプと組み合わせることを前提にしている、というモデルが多いんですが、このペダルはむしろクリーンなアンプやトランジスタアンプで太く甘く、そしてしっかりとした歪みを作ることができるペダルです。もちろんアンプの音を軽くブーストするようなセッティングも出来ると思いますが、それよりもこのペダルはこのペダルならではの音をはっきりと生かして使うのが良いと思います。
例えば弾いた瞬間に分かる特徴や、多彩な機能、派手な特性、そういったものはこのペダルは持っていません。というか明らかにあえてそういったところを排除した上で、ひたすら真っ直ぐにオーバードライブの真ん中の真ん中、それを狙って作られたペダルだと思います。
しかし、その音はどんなペダルにも似ておらず、オーバードライブの新たな境地と言って良いかもしれません。これは是非、見かけたら試してみて欲しいペダルだと思います。これは欲しくなりました。
サンプルムービー
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