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シンセサイザーに歌を歌わせる、そういう試み自体はかなり昔から行われてきました。
例えば、YAMAHAの初代VOCALOIDは2003年に発表され、2004年に発売されています。その後YAMAHAは2007年、初代VOCALOIDから多くの点がバージョンアップされたVOCALOID2を発表しています。
そして2007年7月。それまでは一部を除き、それほど注目されていなかったVOCALOIDが脚光を浴びるきっかけとなるソフトウェア「初音ミク」がクリプトンから発売されます。そして、初音ミクは大変な人気を博し、いつしか初音ミク=ボカロと思われるほど普及。キャラクターも一人歩きをはじめ、ソフトウェアシンセだけでなく、ゲームになったりライブをやったりするようになりました。
一方、YAMAHAは2011年に新たにVOCALOID3を発表。VOCALOID2と一部互換性を持ちながらさらに進化したソフトウェアとなり、INTERNET社のものやYAMAHAによるものなど、多くのソフトウェアが発売されました。
そして今回、まさにボカロに火を付けた立役者ともいえるソフトウェアにしてキャラクター、「初音ミク」が、満を持して最新モデルとなった、というわけですね。
最新の「初音ミクV3」は、2種類のパッケージで発売されます。
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初音ミクV3を使った音源とデモ
英語音声ライブラリーを使った音源とデモ
「初音ミクの新作」ということ自体、かなり話題になっているので知っている人も多いかと思います。今回はその発売日も決定した、ということですね。私自身はあんまり・・・というか超有名なものを除いてボカロの楽曲って全然知らないんですが、ソフトシンセとして面白いし、なんとなく使ってみたいな、くらいの気持ちはあります。キャラクターの魅力?っていうのは分からないですが、これだけ人気があるわけですからやはりそういう魅力もあるんだろうなと思います。
個人的には、例えば普通のバンドの楽曲になにかをプラスする、みたいな使い方でもかなり楽曲の幅が広がって面白いんじゃないかと思っています。まだ成熟し切っていないジャンルだと思いますので、これからどんどん、革新的な使い方なんかが出てくるかもしれませんね。英語ライブラリーの追加でも、表現力は大幅に上がりそうです。
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