国産ハンドメイドブランド応援特集、前回のMASFに続いて、今回は大阪のリハーサル、レコーディングスタジオなどを運営するStudio YOUのオリジナルエフェクターブランド、TDCのペダルを見てみたいと思います。
公式ページにもあるように、実際に多くのアーティストさんが使用しているペダルブランドです。各モデル、見てみましょう。
TDC 001 CRUNCH BOOSTER
TDCTDC-001 CRUNCH BOOSTER |
ブースターなのでギターサウンドの特性を変えることなく、かといってただのブースターとは違い、ゲルマニウムトランジスタらしい味付けもあるというモデルです。3ステージ回路で、最初の2つはノイズレスなICを、最終段にゲルマニウムトランジスタを用いた回路となっています。
TDC 001 CRUNCH BOOSTER HOT
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TDC 001 CRUNCH BOOSTER HOT TONE
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TDC 002 CRUNCH DRIVER
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001同様、ローノイズなICやゲルマニウムトランジスタを用いて、独特な音色を実現しています。
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TDC 003 SUPER TONE DRIVE
TDCTDC-003 SUPER TONE DRIVER |
Level、Gainの大きなノブに、LF、M FREQ、MF、HFの3バンドトーンコントロールを搭載。多彩な音作りができると同時に、ピッキングやギターのVolumeでのゲイン調整なども行えるペダルとなっています。
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TDC 005 CLASSIC LEAD
ギタリストを虜にする音色。音色を追求した歪み。005 CLASSIC LEAD/TDC(STUDIO YOU)/【エフェ... |
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TDC 006 Bass Driver
ベーシストが理想とする歪みに到達006 BASS DRIVER/TDC(STUDIO YOU)/【エフェクター】 |
コントロールはLevel、Gain、LF、M FREQ、MF、HF。TDCペダル定番の幅広いコントロールを搭載します。3ステージの増幅回路で、最初の2つはIC、最終段にゲルマニウムトランジスタを使っていて、他にも稀少なパーツが使われているとのことです。
ゲルマニウムトランジスター(1980)・・・・1
シリコンダイオード(2000)・・・・・・・・4
カーボン抵抗の全て(2000)・・・・・・・ 27
マイラーコンデンサー(2000)・・・・・・・8
積層フィルムコンデンサー(2000)・・・・・3
こちらは公開されているパーツの年代と個数。()内が年代ですね。これらのパーツが入手できなくなれば生産の休止等もあり得るとのことです。
BASS DIとTDC 006のサンプルムービー
TDC Super Clean Booster
TDC《ティー・ディー・シー》Super Clean Booster ブースター |
LevelとGainコントロールを搭載した、原音に忠実なクリーンブースターペダル、ということですね。
TDC BASS DI
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BASS DIとTDC 006のサンプルムービー
TDC A/B LOOP SELECTER
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TDC A/B MIC OPTION
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非常にシンプルなモデルで、マイク用のXLRインプットとアウトプットを搭載。どういうペダルかというと、スタンダードなマイク・・・ヴォーカルマイク等に、ギターやベース用のエフェクターを繋ぐために作られたモデルですね。
ダイナミックマイクのみに対応し、Phantom電源を供給するコンデンサマイクには使うことができませんが、ヴォーカルはもちろん、ドラムや管楽器、アコースティックギターのマイク録り、さらにアンプからのマイク録りなど、マイクを使う場所ならどこでも使うことが出来ます。例えばエレアコではなく普通のアコギをマイクで録って、そこにギター用のディレイやリバーブをかけることもできますし、ヴォーカルにファズやディストーションをかければデスヴォイスっぽい音も出すことができます。
仕組みは、マイクのインピーダンスをエフェクターのインピーダンスに適合させている、というもので、いわばバッファの一種と言えるモデルですね。そうすることでエフェクトの効きも良く、また余計なノイズなども軽減できるということです。これはおもしろいです。
というわけで、大阪のStudio YOUによるエフェクターブランド、TDCのご紹介でした。全体的に外観が統一され、それぞれにこだわりも感じられるモデルとなっているのがおもしろいです。多彩なコントロールだったり、ゲルマニウムトランジスタなどを使っているのも良い感じですね。
もし見かけたら、是非試してみてください。
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