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“トランスペアレント系”オーバードライブ特集!


今ものすごい数が出ているエフェクター、オーバードライブ。ギターサウンドの基本として扱われ、様々な歪みを作り出すエフェクターです。アンプや他のエフェクターの歪みを補助するようなペダルから、それ1台とクリーンアンプで多彩な音を作ることができるペダルまで様々。あまりにも多いので回路構成から「TS系」などと分類されたり、使い方から「ブースター系」と言われるものもあれば、その音色から「Marshall系」「Fender系」「ダンブル系」など、様々な方法で細かく細分化されていますが、結局これといって定まった分け方はありません。あえて言えばTS系はかなり定義化されていますが、それでも完全に分類できるものではありません。
そういった分類の1つに「トランスペアレント系」と呼ばれるものがあります。Transparent、つまり透明という言葉が付いたオーバードライブペダルのことですね。これも厳格な区別というものはないんですが、だいたいの分類としては「音に透明感がある」「味付けが少ない」「レスポンスが高い」といった点が挙げられます。その特性から、クリーンブースター的な使い方からローゲイン、中にはメインのドライブとして使えるものもあり、プリアンプ的な使い方までカバーしていたり、活躍の場が多く、使いやすいペダルの1つですね。最近はいろいろと数も増えてきており、また見かける機会も多くなってきました。
今回は、「トランスペアレント系」という呼ばれ方をするオーバードライブをいろいろと集めてみたいと思います。
※ジャンルの定義というものが特に存在しておらず、どちらかというと感覚的な分類となっているため、人によっては違うと思われたりすることもあるかと思います。一応世界のフォーラムなどの意見をベースに選んでみました。メーカー名順にご紹介します。

Analog.Man King of Tone


アメリカの大手エフェクターブランド、Analog.Manのオリジナルオーバードライブペダルです。現在楽器店ではなかなか入手できませんが、世界的にあまりにも有名なのでご紹介します。
Marshall Blues Breakerの回路をベースに製作されたオーバードライブペダルで、左右それぞれ同じ回路が搭載され、内部のDIPスイッチでそのサウンドを切り替えることができます。コントロールは左右チャンネルそれぞれにVolume、Tone、Driveとなっています。写真のペダルはVer.4ですが、他にVer.2、またコンパクトサイズのPrince of Toneなどのバリエーションモデルもあります。
レビュー
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Barber Custom LTD Drive

Barber ElectronicsCUSTOM LTD

Barber ElectronicsCUSTOM LTD
価格:25,200円(税込、送料別)

アメリカの老舗エフェクターブランド、Barber Electronicsのオーバードライブペダルです。日本ではそれほどメジャーなペダルではありませんが、海外でトランスペアレントといえば高い確率で名前が挙がるペダルですね。
Volume、Tone、Driveのみのシンプルなコントロールで、内部にBass、Trebleをコントロールするトリムポットを搭載。フラットかつヴィンテージ感のあるドライブサウンドで、ギターを選ばずに多彩な音を作ることが出来るというペダルです。
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Danelectro CTO-2 Transparent Overdrive

モデル名からすでにトランスペアレントと書かれている、Danelectro Cool Catシリーズのオーバードライブペダルです。
後述しますが、Paul Cochrane Timmyiconの回路をベースとして作られたモデルとして有名なペダルです。Volume、Treble、Bass、Gainコントロールを搭載し、機械式トゥルーバイパススイッチを用いたペダルです。
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Emerson Custom Guitars EM-Drive Transparent Overdrive

こちらも、名前にトランスペアレントと入っているペダルです。アメリカのハンドメイドエフェクターブランド、Emerson Custom Guitarsのオーバードライブペダルで、Volume、Gainのみのシンプルなコントロールを搭載。
クリーンブースターからオーバードライブまでをカバーする、澄み切った音色が特徴のペダルです。
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Fairfield Circuitry Barbershop Overdrive

カナダの個性派エフェクターブランド、Fairfield Circuitryのオーバードライブペダルです。
このペダルは、クリーンブースターから暖かなオーバードライブにまで対応するドライブペダルで、鋭い倍音成分とクリアさのある歪みが合わさったようなサウンドを得意としています。コントロールはVolume、SAG、Driveとなっていて、SAGコントロールで駆動電圧を下げ、よりダーティな歪みを作ることも可能とした、ちょっと変わったスタイルのペダルとなっています。
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Hermida Audio Technology Zendrive

アメリカのハンドメイドエフェクターブランド、Hermida Audio Technologyの人気オーバードライブペダルです。「ダンブル系」として分類されることもあるペダルで、非常に高いレスポンスと甘いトーンを持ったドライブペダルですね。
コントロールはVol、Gain、Tone、Voiceで、独特の風合いを持ち、高いレスポンスのロー〜ミディアムゲインサウンドが得られます。
レビュー
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JHS Pedals Morning Glory

アメリカのハンドメイドエフェクターブランド、JHS Pedalsのオーバードライブペダルです。
Marshall Blues Breakerの回路をベースに作られた、非常に透明感のあるオーバードライブペダルで、オリジナル回路の約4倍のゲイン、2倍のヘッドルームを実現しているということですね。
コントロールはVolume、Tone、DriveとBright Cutスイッチとなっています。クリーンブーストから十分なドライブサウンドまでをカバーできるペダルです。
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Landgraff Blues Boxicon

非常にハイクオリティ、かつ高級エフェクターを製作しているとして有名な、アメリカのLandgraffによるオーバードライブペダルです。
コントロールはVolume、Tone、Gainとなっていて、3モードのクリッピング切替スイッチを搭載するLandgraffの伝統的なスタイルとなっています。味付けは少なく、ブースターからオーバードライブ的なサウンドまでをカバーします。Gainノブが9時を超えると強めの歪みをつくることができます。非常にレスポンスが高く、透明なサウンドから十分なコンプレッションのドライブサウンドまで、幅広い音色を作ることができるペダルです。
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Lovepedal OD11

アメリカの人気ハンドメイドエフェクターブランド、Lovepedalのトランスペアレント系オーバードライブペダルです。
Paul Cochrane Timmyiconの回路をベースとして作られたペダルで、透明なブーストサウンドから使いやすいミドルゲインサウンドまでをカバーします。コントロールはLevel、Drive、Bass、Tone。2つのトーンコントロールで音色を幅広く作ることができます。
試奏レポート
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Mad Professor Royal Blue Overdrive

フィンランドの人気ハンドメイドエフェクターブランド、Mad Professorのオーバードライブペダルです。
ギターの音に対して素直でフラットな音色から、かなり高いゲインの歪みまでをカバーできるトランスペアレント系オーバードライブペダルですね。
コントロールはVolume、Drive、Bass、Treble。2バンドのEQはパッシブタイプで、両方をフルアップにしてゲインを下げれば原音と変わらない音にすることもできます。そこからGainを挙げると、太く暖かなドライブサウンドを作ることができます。
試奏レポート
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Nobels ODR-1

ドイツで長年エフェクターを製作している、Nobelsのオーバードライブペダルです。TS系の回路を用いたペダルで、日本ではそれほど有名ではないペダルですが、海外では先述のBarber Custom LTD Driveと並んでよく名前が挙がっていたモデルです。
Drive、Spectrum、Levelコントロールを搭載。スタンダードなペダルですが、その回路は有名なブースター系オーバードライブペダル、Klon Centaur/KTR(KTRレビュー)のベースの1つにもなったことで知られています。
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Paul Cochrane Timmyicon

Paul Cochrane Timmy Overdrive

Paul Cochrane Timmy Overdrive
価格:25,200円(税込、送料別)

そもそも「トランスペアレント系」という名前の元になったとも言えるペダルが、このペダルです。アメリカのアンプ/エフェクターブランド、Paul Cochraneiconのオーバードライブペダルで、兄弟機のTimと共に、非常に有名なペダルとなっています。
コントロールはVolume、Bass、Treble、Gain。そしてクリッピングの切替スイッチを搭載。Timはさらにブースターとエフェクトループが付いています。
カットスタイルのEQを用い、原音そのままのようなブーストサウンドからFender的な香りのするドライブサウンドまで、幅広い音作りができるペダルです。
レビュー
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Vemuram Jan Ray

VEMURAMJan Ray

VEMURAMJan Ray
価格:37,800円(税込、送料込)

日本の人気エフェクターブランド、Vemuramのオーバードライブペダルです。ブラスケースを用いた独特の仕様でも知られるペダルですね。
回路的にはPaul Cochrane Timmyiconをベースにしたペダルと言われていて、Fenderブラックフェイスアンプの「Magic 6」のようなサウンドが出せるペダルとしても有名です。
Volume、Gain、Treble、Bassコントロールを搭載し、さらに本体奥から操作出来るSaturationトリムポットを搭載。歪み方を微調整して使うことができます。
サンプルムービー
サンプルムービー2
 
というわけで、いろいろな「トランスペアレント系」オーバードライブを見てきました。かなり感性よりのジャンル分けだと思いますので、これは違う、とか、これが入っていない、ということがあるかもしれませんが、そこはご了承ください。
透明だからといって無個性というわけでなく、それぞれ個性もしっかりとあり、使い方に合わせて選ぶことができますね。あらためて見てみると、回路的にTimmyとBlues Breaker、それぞれの系列のペダルが多いかな、という印象はありました。(Timmy自体もTS系の1つと言うこともできます。)
 
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