「ダンブルアンプ」。主にヴィンテージFenderアンプを元にし、極上のアンプを製作するとして有名なアンプブランドです。製作の際の契約が厳しく、また単にその価格によるものだけでなく、そもそも入手することにすら敷居が高いため、一部のプレイヤーしか手にすることができないアンプとして知られています。ジョン・メイヤーやラリー・カールトンなどが使用したことでも有名ですね。
非常にレスポンスが速く、ピッキングする前に音が鳴る、といわれるほどのサウンドは伝説となっています。今回はそんなサウンドを再現したという「ダンブル系オーバードライブ」をいくつか見てみたいと思います。
では、いってみましょう。
※ブランド名順にご紹介します。
Custom Tones Ethos Overdrive
オーバードライブ/プリアンプ Custom Tones Ethos Classic [送料無料!]【smtb-TK】 |
独立した2つのチャンネルを切り替えることの出来るオーバードライブペダルで、非常に多彩なコントロールを搭載しています。まず、本体上側に配置されるオーバードライブチャンネルには、Gain、Treble、Middle、Bass、Pres、Volノブと、Briteスイッチ、Modern/Classic切替スイッチ、Rock/Jazz切替スイッチを搭載。下側のクリーンチャンネルにはGain、Treble、Middle、Bass、PresコントロールとBrite、Modern/Classic、Rock/Jazz切替スイッチを搭載しています。Briteスイッチは高域のブースト、Modern/ClassicスイッチはModernが80〜90、Classicが70年代のスタックサウンドを再現、Rock/Jazzスイッチは、Rockモードがミッドレンジを強調するアグレッシブなトーンで、Jazzがよりハイファイなトーンとなるよう設定できるようになっています。
さらに、本体の側面にもコントロールがあり、右側面にはHCノブとGACスイッチを搭載。HCノブはハイカットコントロールで、GACスイッチはGuitar Amp Compensation回路という、このペダルを「エフェクターとして」使う場合にONにする回路を搭載しています。OFF時にはプリアンプとしてアンプのパワーアンプ回路に、または直接ミキサー等に接続するモードとなります。
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Fuchs Plush Drive
Fuchs / The Plush Drive 【オーバードライブ】【名古屋栄店】 |
コンパクトな中にダンブルサウンドを凝縮したというモデルですね。ダンブル系ペダルよりもさらにアンプライクなトーンが特徴とのことです。コントロールはTouch、Gain、Tone、Level。Touchでレスポンスを調整出来るということですね。
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Hao Rumble Mod
HAO ( ハオ ) プレミアムオーバードライブ Rumble MOD. |
試奏レポート
Ver.1サンプルムービー
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Hermida Audio Technology Zendrive
【エフェクター】《ラブペダル/ハーミダオーディオ》Lovepedal /Hermida Audio USA Zendrive《... |
Vol、Gain、Tone、Voiceコントロールを搭載。独特のVoiceコントロールはToneと併せて使うことでより幅広く音を調整できるものとなっています。2013年にLovepedalが販売を一手に手がけることが決まり、日本でも手軽に入手できるようになりました。
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レビュー
Hotone Grass
HOTONE grass 【アウトレット特価】【夏のポイントアップフェア開催中!】 |
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Jetter Gear GS124
極上のオーバードライブ!再入荷しました!Jetter Gear GS124 |
参考:Robben Ford - Talk To Your Daughter
コントロールはLevel、Drive、Contour。ブラインドテストを重ね、アンプとペダルの違いが分からなくなるまで仕上げたというペダルです。
プロトタイプのサンプルムービー
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Mad Professor Sweet Honey Overdrive
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このペダルはダンブル系と呼ばれるペダルの中では最もスタンダードなオーバードライブペダルに近いタイプで、ある意味癖の無く幅広く使える、ある意味でダンブルっぽさが薄いとも言えるペダルですね。
ただそのサウンドには定評があり、多くのプレイヤーが使用。高いレスポンスと、名前の通り甘いサウンドのロー〜ミディアムゲインのオーバードライブサウンドが特徴のペダルです。コントロールはVolume、Focus、Drive。Focusはミッドレンジを中心とした個性的なコントロールです。
MAD PROFESSOR / Sweet Honey Overdrive オーバードライブ【smtg0401】【池袋店】 |
レビュー
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Mojo Hand Fx DMBL
【送料無料】Mojo Hand FX DMBL ギターエフェクター 伝説のダンブルアンプサウンドを再現 |
シンプルな回路も特徴。筐体にアンプの実態配線図を元にしたデザインが入って居ます。
2モードのトグルスイッチは、スムースなボトムとフラットなEQが特徴のサウンドと、よりミッドが出てバイト感の強いサウンドを切り替えることができるようになっています。
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Mooer Rumble Drive
【送料無料】ミニサイズのメタル筐体エフェクター!MOOER Rumble Drive【ムーアー ランブルドラ... |
ダイナミックなレスポンスを持つダイナミクスの広いスムーズなオーバードライブペダルで、コントロールはGain、Volume、Tone、そしてVoiceコントロールを搭載しています。
試奏レポート
サンプルムービー
Simble Pedal Simble Overdrive
スウィートに歌うようなオーバードライブサウンド!【即日発送O.K】Simble Pedal Simble Overdri... |
オリジナルのダンブルアンプを調査、研究した上で開発したのがこのペダルで、製造と販売を行っているのがMad Professorとなっています。コントロールはLevel、Sensitivity、Contour、Accent。Levelが音量、Sensitivityがゲインの調整。Accentは歪み回路の前で音色を調整するコントロールで、ピッキングアタックとブライトネスを設定する物。オリジナルダンブルアンプにあるRock/JazzスイッチやMiddle-Boostスイッチのような使い方ができるとのことです。Contourは、歪み回路の後で音色を調整するコントロールで、いわゆるトーンコントロール的な効果ですね。倍音成分のバランスをコントロールできるということです。
レビュー
サンプルムービー
サンプルムービー2
サンプルムービー3 (Triodipajaバージョン)
Shin's Music Dumbloid
プレミアムなドライブ新登場!shin's music DUMBLOID |
【エフェクター/オーバードライブ】《シンズミュージック》Shin's Music Dumbloid Twin 《エフ... |
Shin's Music / Drop D. Drive 【★お取り寄せ】【送料無料】 |
多彩なバリエーションで、使い方に合わせたモデルを選べるというのも面白いですね。他に外観違いのバージョンなど、ハンドメイドエフェクターブランドらしく様々なモデルが展開されています。
サンプルムービー
サンプルムービー2
Wampler Pedals Euphoria
Wampler Pedals《ワンプラーペダル》 Euphoria オーバードライブ |
「ギター本体のサウンドに余計な色付けすることなく、チューブアンプの名器のようなぶ厚さと温かみのある歪を加えるオーバードライブ/ディストーション・ペダル」ということで、直接ダンブルサウンド、と謳っているわけではないんですが、海外などではダンブル系ペダルの1つとしてよく出て来るモデルなので、入れてみました。
ちなみに、以前作られていた「Ecstasy Drive」と中身は同じですね。名前的にはボグナーっぽい感じもしますが、ボグナーサウンドとは確かに違ったサウンドのペダルですね。
コントロールはVolume、Gain、Tone、Bass、そしてSmooth、Open、Crunchの3モードスイッチを搭載。オーバードライブからディストーションサウンドまでを網羅するペダルとなっています。
サンプルムービー
サンプルムービー2
Weehbo Effekte Dumble Dore
【エフェクター】《ヴェーボエフェークテ》WEEHBO Effekte DUMBLEDORE (non aged)《エフェクタ... |
2chタイプのオーバードライブペダルで、コントロールはLevel、Bass、Middle、Treble、More、DriveコントロールとMid FreqのLow/High切替スイッチ、また駆動電圧を可変するSelectスイッチを搭載。フットスイッチは右側がON/OFFで左側がチャンネルセレクトとなります。チャンネル1はDriveコントロール、2はDriveコントロールとMoreコントロールの両方でゲインを調整するというものですね。
サンプルムービー
というわけで、いろいろなダンブル系オーバードライブペダルを見てみました。他にもいろいろなモデルが出ていますが、今安定して入手しやすいモデルを中心に、そこから一歩くらいマニアックになったモデル、あたりまでを見てきました。
こうしてみるとけっこう数があり、いろいろなこだわりで機能やコントロール、サウンドなどを作っているのがよく分かります。
ダンブルアンプそのもののサウンドを再現したモデルから、ダンブルライクなペダルまで、どれも高いレスポンスと広いダイナミックレンジが特徴ですね。いくつか弾いたことがありますが、良いペダルばかりだったと思います。癖はあるので好みは分かれるかも知れませんが、弾いたことが無いという方は是非一度、ダンブル系を体験してみてください。
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