最近、毎日のようにエフェクターが発売されています。逐一できる限り紹介している私が言うのもなんですが、これだけ出てくると全てを試す、というのはとても無理だと思います。毎日全てのエフェクターを見るのは不可能ですし、見落としていたものの中に良いものがあったりもするのではないかと思います。
今回は、TwitterなどSNS周辺で話題性が高い歪み系エフェクターを5機種、勝手に選んでみました。4機種はギター用、1つはベース用です。どれも最近話題になっているペダルだと思いますので、それぞれ見直してみましょう。
話題性の高い5機種を選んでみましたが、もちろんそれぞれに順位はありません。載せる順はブランド名順です。
Bondi Effects Sick As Overdrive
BONDI EFFECTS Sick As Overdrive mk2 |
Gainコントロールがクリーンミックスを兼ねる設計のオーバードライブです。これだけ書くと、Klon Centaur系のペダルと思うかもしれませんが、このペダルはオリジナル回路で設計されたペダルです。コントロールはLevel、Bass、Treble、Gain。トランスペアレントなサウンドが特徴で、トグルスイッチで2タイプの音色を切り替えることも可能となっています。常に明瞭で分離感が高く、音抜けの良いサウンドが特徴のペダルです。
Treble、Bassの2バンドEQは±15dBの広い範囲で音色をコントロールできるアクティブイコライザーです。そしてトグルスイッチを切り替えることでローエンドを軽くカットしたサウンドとより原音に忠実なサウンドの切り替えが可能。色づけはあまり強くないながらかなり幅広いゲイン設定が可能。1台で広く音をつくれる万能系ペダルです。
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Flying Teapot 59 pre amp
flying teapot/59 pre amp【在庫あり】 |
ヴィンテージプレキシアンプのスタイルを踏襲する、4インプットの2ch回路を採用したプリアンプペダルで、各チャンネルには2つのインプットがあり、「たすき掛け」によるチャンネルリンクによるサウンド作りにも対応しています。コントロールはMASTERとCh1用のLOUDNESS1(HIGH TREBLE)、Ch2用のLOUDNESS2(NORMAL)、そしてTREBLE、MIDDLE、BASSの3バンドEQDを搭載。Masterは2つのチャンネルをミックスしてからの音量調整に使うことが可能。パワーアンプな歪み感も作ることができるということです。ON/OFFスイッチはなく、接続すれば常時ONとなります。
内部はこんな作り。歪みペダルとしては異色のスタイルで、ヴィンテージな雰囲気を持つプリアンプペダルです。
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Friedman BE-OD
FRIEDMAN 《フリードマン》BE-OD 【入荷!即納可能!】【あす楽対応】【送料無料!】 |
そして発売後、ブランドの高い評価と違わず、オーバードライブペダルとしても非常に高い評価を得ていますね。Friedmanの名アンプ、「BE-100」サウンドを作るペダルです。コントロールはVol、GainとTight、Treble、Middle、Bass。3バンドEQに加え、Tightコントロールを搭載。さらに内部トリムポットでゲインレンジを調整可能です。
ゲイン幅が広く、かなりのハイゲインにも対応。ローゲインサウンドを設定したいときはトリムポットを使う必要があります。前評判もすごかったですが、発売後その音のクオリティでさらにわだいになっています。
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One Control Sonic Blue Twanger
【新製品】One Control / Sonic Blue Twanger |
このペダルはヴィンテージフェンダーブラックフェイスアンプのサウンドを再現。コントロールはVolume、Treble、Master。音量に関わるコントロールが2つありますが、それぞれプリアンプ、パワーアンプのコントロールをイメージしていて、どちらのノブを使っても音量と歪みを調整できるというのもアンプのスタイルそのまま。Trebleは時計回りで2kHzを超えた帯域をブースト、反時計回りでは高域を抑えるというアクティブなスタイルとなっていて、音色を調整できます。
また、側面にスライドスイッチがあり、ここでRhythm/Leadのモードを切り替えることが可能。Rhythmモードでは最大+18db程度のゲインレンジで、クリーンからローゲインドライブサウンドを作り、Leadモードは最大+40dB程度のゲインレンジで、プッシュされたクリーントーンから「痛々しいほどの突き刺さるような極悪の歪み」までをカバーするとのことです。
クリーンからかなりの高いゲインにまで対応。プリアンプとしてJCをツインリバーブ化するような使い方や、BD-2のようにフェンダーライクなサウンドを作るオーバードライブとして使うことができます。
試奏レポート
レビュー
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Vivie Owlmighty
Vivie OwlMighty |
多彩な機能を持つベースプリアンプで、本体のON/OFFスイッチとDriveスイッチを搭載。CleanチャンネルにはClean Levelコントロールを、DriveチャンネルにはDrive Level、Gain、Blend、Colorコントロールを搭載。さらにTreble、Mid-Freq、Mid、Bassの3バンドEQ(中域はセミパライコ)に、Compコントロールも付いています。
クリーンチャンネル、クリーンミックスのできるドライブチャンネル、コンプレッサー、強力なEQを備え、細かく音を作ることができるベースプリアンプとなっています。
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