2016年の新製品を振り返ってまとめるシリーズ、パート1に続き、今日はパート2です!2016年4〜6月に新製品カテゴリで載せたものの中から、特に話題性の高かったものを載せていきます。なので、モデルによっては発売開始、予約開始、国内取り扱い開始が混ざっています。あくまで日本で新しいものとして出た、というタイミングを重視していきます。
では、いってみましょう!
※ブランド名順に載せていきます。
A/DA MP-1 Channel
内部には2本の12AX7を搭載。駆動電圧は12Vですが、内部で270Vにまで昇圧し、真空管プリアンプならではのサウンドを作ります。
コントロールはMaster、Bass、Mid、Treble、PresenceとOD1、OD2。クリーンとディストーションの切替スイッチ、電源スイッチを搭載。
オリジナルのラックモデルのサウンドを再現したモデルです。ラックのMP-1と比較すると、MIDI機能、コーラスエフェクト、ステレオアウトが無くなっており、モノラルアウトのシンプルなアナログチューブプリアンプとなっています。フットスイッチはトゥルーバイパス。
サンプルムービー
サンプルムービー2
ヌーノの音を再現するテスト
A/DA PBF Flanger
コントロールはENHANCE、THRESHOLD、MANUAL、RABGE、SPEEDコントロール。さらに小さなLEVELコントロールに、偶数倍音/奇数倍音を切り替えるHarmonicsスイッチを搭載。側面にはBASSスイッチを搭載し、「低音をタイトに保ったまま、明瞭でスムーズなサウンド」を作るというモードもあります。駆動は9〜12Vのアダプターです。
リイシューモデルとの比較
コーラスサウンドのサンプルムービー
トレモロ/ヴィブラートサウンドのサンプルムービー
BOSS TU-3W Chromatic Tuner
サンプルムービー
BOSS VE-8 Acoustic Singer
ヴォーカル用エフェクトとエレアコ用エフェクトを組み合わせたスタイルのマルチエフェクターです。
ヴォーカルパートはエンハンス、ピッチコレクト(ピッチ補正)、7種類のハーモニー、ディストーション、エレクトリックリバーブ、3バンドEQ、ローカット。
ギターパートはアコースティックレゾナンス、コーラス、トレモロ、フェイザー、ディレイ、モジュレーションディレイ、オクターブ、スローギア、リングモジュレーター、リバーブ、3バンドEQ、ローカット、ノッチフィルター、フェイズ(位相)を搭載。80秒のフレーズルーパーも入り、50種類のプリセットを保存可能です。入出力はPhantom電源対応、マイクセンシティビティコントロール搭載のマイク用のXLRインプットとギター用のインプット、Auxインプット、アンバランスドステレオアウト、XLRステレオアウト、ラインアウト、グラウンドリフトスイッチ、メモリー切替用の外部スイッチ端子、USB端子、電源端子、電源スイッチとなっています。USBはオーディオインターフェイスとしても使えます。駆動はアダプター、または単3電池6本。電池の場合、ファントム電源OFFで4.5時間、ONで2.5時間程度。
イントロダクションムービー
Chase Bliss Audio Tonal Recall
インプット、アウトプット、エクスプレッションペダル/CVペダル、外部タップテンポスイッチを接続可能。さらに専用の変換を行ったMIDIを使用すれば122のプリセットを保存/読み出ししたり、各コントロールをCCで操作することもできます。
サンプルムービー
サンプルムービー2
サンプルムービー3
サンプルムービー4
ENGL Pedals
ドイツの名門アンプメーカー、ENGLのエフェクターです。
レスポンスが高く、ヴォリュームやピッキングで高い表現を行うことが出来るディストーション、幅広いゲインコントロールに対応したディストーション、ヴィクター・スモールスキとの協力で完成したというアグレッシブディストーション、ナチュラルコンプからハードなコンプレッションまで広く音を設定できるコンプレッサー、BBDを使用したアナログコーラス、スラップバックエコーからロングディレイにまで対応するデジタルディレイをラインナップしています。
新製品記事
Flying Teapot 59 pre amp
ヴィンテージプレキシアンプのスタイルを踏襲する、4インプットの2ch回路を採用したプリアンプペダルで、各チャンネルには2つのインプットがあり、「たすき掛け」によるチャンネルリンクによるサウンド作りにも対応しています。コントロールはMASTERとCh1用のLOUDNESS1(HIGH TREBLE)、Ch2用のLOUDNESS2(NORMAL)、そしてTREBLE、MIDDLE、BASSの3バンドEQDを搭載。Masterは2つのチャンネルをミックスしてからの音量調整に使うことが可能。パワーアンプな歪み感も作ることができるということです。ON/OFFスイッチはなく、接続すれば常時ONとなります。
サンプルムービー
サンプルムービー2
Leqtique Rochechouart
9/9と同じ高解像度Opamp、LT1498を使用。さらにクリッピングには角の取れたスムースな歪みを作るという1N4150ダイオードを採用しています。
相変わらず細部までこだわったスタイルにSwirlペイントの筐体を使用。6〜18Vの電圧で駆動します。
サンプルムービー
Mad Professor 1
そして、Reverb。これはリバーブのレベルを調整するもので、EVHサウンドに欠かせないリバーブサウンドを加えることが可能。また、内部にあTimeとToneトリムポットがあり、それぞれリバーブの長さとトーンをコントロールできます。
サンプルムービー
サンプルムービー2
サンプルムービー3
Mad Professor New Sweet Honey Overdrive Deluxe
コントロールはVolume、Drive、Bass、Treble、Focus。オリジナルモデルの3ノブに加え、TrebleとBassコントロールを追加したバージョンです。
この2バンドEQですが、Trebleノブは歪み回路の後、Bassノブは歪み回路の前に設置されています。
サンプルムービー
サンプルムービー2
試奏レポート
One Control Lemon Yellow Compressor
サウンドはBJFらしいナチュラル系コンプ。スタジオクラスのクリアなコンプレッサーから、オーバードライブ的なコンプレッサーをかけることも可能。Comp/Sustain切替スイッチは、Sustainモードとすることでシグナルの弱い部分にコンプレッションをかけることでロングサステインを得ることができるとのこと。LevelとGainで音量を制御し、最大+18dBまでのブーストも可能。アンプをプッシュするブースターとしても使うことができ、Ratioは1:1〜5:1までの範囲でコンプレッションをかけることができます。
サンプルムービー
One Control Purple Plexifier
試奏レポート
サンプルムービー
ということで、今回はこんな感じです。4〜6月も、いろいろなペダルが出ていましたね。次回は7〜9月のペダルを振り返ります。
そして、今日は大晦日。明日からは2017年ですね!それでは、よいお年を!
Part.1
Part.3
Part.4
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