いろいろあった2016年も、もうまもなくその幕を閉じようとしています。そこで、2016年、話題になった新製品を改めて振り返ってみたいと思います。
今回はパート1ということで、今年の1〜3月に新製品カテゴリで載せたものの中から、特に話題性の高かったものを載せていきます。なので、モデルによっては発売開始、予約開始、国内取り扱い開始が混ざっています。あくまで日本で新しいものとして出た、というタイミングを重視していきます。
では、いってみましょう!
※ブランド名順に載せていきます。
Atomic Amps AMPLIFIRE PEDAL
Gain、Master、Presence、Bass、Mid、TrebleとLevelコントロール、さらにプリセットやパラメータの値を設定するノブ、ディスプレイ、SAVEと左右のカーソルキーを搭載PCやMacのエディタからの操作も可能で、プリセットは128種類保存可能で、モノラルイン、ステレオアウト、MIDI、ステレオXLRアウト、USB端子を搭載。ヘッドフォンアウトもあります。
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Bogner La Grange
Gainスイッチは3モードのゲインレベル切り替え、VariacスイッチはONにすると、アンプの電圧を下げたときのサウンドを再現し、Presenceスイッチはオープンで明るいトーンとマイルドで太いトーンを切替、Structureスイッチはローエンドのタイトなサウンドとルーズなサウンドを選択します。
インプット、アウトプット、エクスプレッションペダル端子、アダプター端子を搭載。エクスプレッションペダルはここにヴォリュームペダルを接続することでVolumeとGainをリアルタイムにコントロール可能。
公式ティーサー
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BOSS BC-1X Bass Comp
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BOSS ES-5 Effects Switching System
5つのエフェクトループを搭載するプログラマブルスイッチャーです。5つのループは接続順を自在に入れ替えることができ、パラレルエフェクトループを作ることも可能です。シグナルは全てアナログ回路のまま出力されます。
200のプログラムを保存することができ、プログラムごとにバッファのON/OFFや外部機器へのリモートコントロールなども保存できます。もちろんMIDIも搭載。
また、キャリーオーバー機能も搭載。これはパッチチェンジの時にアウトプットを接続したままインプットをカットする機能。つまり、ディレイやリバーブのスピルオーバーとかシームレス、Trail、Tailsといった言い方をされる、最後の残響を残したままの切替が可能となっています。
5つのエフェクトループは直列、または1つを並列にすることが可能。セパレートループは用意されておらず、ES-8のようにVolume端子を使ってのセパレート機能もありません。基本的に全てアンプの前、または全てをアンプのエフェクトループで使用するという形になります。入出力端子は、インプット、アウトプット、チューナーアウト、5つのエフェクトループ、および4つのリモートスイッチを管理する2つのステレオ端子と、外部エクスプレッションペダルやスイッチを接続できるCTRL In端子、およびMIDI IN/OUTを搭載。MIDI機能は8つのプログラムチェンジや2つ(?)のCCを送信可能。エクスプレッションペダルの操作をMIDIに割り当てることもできます。
その他多彩な設定で外部ペダルをコントロールさせたり、バッファのON/OFFや各ループのON/OFFを行ったりすることも可能。強烈な機能性をまとめたペダルとなっています。
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Darkglass Electronics Microtubes B7K Ultra
コントロールはMaster、Blendと歪み用のLevel、Driveコントロール、さらにBass、Lo Mids、Hi Mids、Trebleの4バンドEQを搭載。2つのミッドレンジはそれぞれ中心周波数を選択することができます。Loは100Hz、Trebleは5kHzを中心に、Lo Midsはスイッチで250Hz、500Hz、1kHz、Hi Midsは750Hz、1.5kHz、3kHzから中心周波数を設定。それぞれ±12dBで可変できるアクティブEQとなっています。
さらに、超高域の出方を切り替えるAttackスイッチと、超低域を切り替えるGruntスイッチにより、ベースサウンドを多彩にコントロール可能となっています。フットスイッチはバイパスとディストーションスイッチで、全体のバイパス、およびクリーンと歪みの切り替えが行えます。
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Fractal Audio Systems AX8
エフェクトも強力で、29以上のドライブペダル、19のリバーブアルゴリズム、ワーミー、コーラス、EQ、ディレイなど多彩なエフェクトを使うことができます。
1つのブロックにXYスイッチング機構を備え、2種類の全く違うセッティングを設定可能。プリセットは512と膨大で、それらは4x12の「シーン」という形で呼び出すことができます。そして多彩なパラメータを外部エクスプレッションペダルからリアルタイムにコントロールすることもできます。
入出力端子はインプット、ステレオエフェクトループ(パラレルステレオアウトとしても使用可能)、ステレオアンバランスドアウト、XLRのステレオバランスドアウト(グラウンドリフト可能)、S/P DIFデジタルアウト、USB、MIDIとなっています。多彩なセッティングはMac/Windows対応のフリーウェア、「AX8-Edit」ソフトウェアから設定でき、プリセットをPCで管理したりすることも可能です。
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Gurus Amp 1959 Double Decker
Floor1、Floor2、2つのチャンネルに加え、ソロ用の音量設定を個別に設定できるペダルで、12AX7/ECC83真空管を搭載しています。Volume1、Gain1、Volume2、Gain2、そしてTreble、Middle、Bassコントロールをチャンネルごとに、そしてSoloボリュームコントロールを搭載しています。入出力も豊富。インプット、アウトプット、エフェクトループ、DIアウト、そして2つのリモートスイッチを搭載。エフェクトループはシリーズとパラレルで切り替えることが出来、DIアウトはスピーカーエミュレートのON/OFFを切り替えられます。
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One Control Little Copper Chorus
ハムバッカー、シングルコイル、高出力ピックアップやベースにも対応するコーラスです。
試奏レポート
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One Control Crimson Red Bass Preamp
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T-REX REPLICATOR
Delay Level、Feedback、Delay Time、Saturate、Chorus、Master Volumeコントロール、ON/OFF、HEADS、CHORUS、TAPフットスイッチを搭載。コンパクトなモデルということもあり、再生ヘッドは2つ。HEADSフットスイッチでヘッドのON/OFFを切り替えます。ヘッド1、ヘッド2、そして両方のヘッドという3つのモードをサイクル式で切り替えることができます。CHORUSフットスイッチはコーラスのON/OFF、そしてTAPフットスイッチはタップテンポです。
タップテンポの場合、ヘッド1がタップしたテンポに1:1で、ヘッド2が2:1で追従。バックパネルはインプット、アウトプット、そしてエクスプレッションペダルでテープスピードをコントロールできるSpeed端子、そして同様にエクスプレッションペダルでフィードバックをコントロールするFeedback端子を搭載。また、キルドライスイッチを搭載し、パラレルエフェクトループなどにも使用可能です。
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Vivie Owlmighty
多彩な機能を持つベースプリアンプで、本体のON/OFFスイッチとDriveスイッチを搭載。CleanチャンネルにはClean Levelコントロールを、DriveチャンネルにはDrive Level、Gain、Blend、Colorコントロールを搭載。さらにTreble、Mid-Freq、Mid、Bassの3バンドEQ(中域はセミパライコ)に、Compコントロールも付いています。
クリーンチャンネル、クリーンミックスのできるドライブチャンネル、コンプレッサー、強力なEQを備え、細かく音を作ることができるベースプリアンプとなっています。
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Y.O.S.ギター工房 Smoggy Overdrive
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Zoom G5n
本体には100種類のファクトリープリセットに加え、200のユーザープリセットを保存することができます。合計300。フットスイッチと4つのパラメータノブ、ディスプレイを搭載するコンパクトエフェクターライクな操作系を4つ並べ、さらに奥には設定されているエフェクトをアイコンで一望できる横長のディスプレイを新たに搭載。また、最大12dbまでのゲインアップとチューブライクな音色コントロールができるアウトプットブースターも搭載します。本体手前にはUNER、左SCROLL/BANK▲、右SCROLL/BANK▼、MEMORY/STOMP、TAPのコントロールを行えるスイッチもあります。さらに、68のリズムパターンを出力出来るドラムマシンや録音/再生/オーバーダビングができる80秒のサンプリングルーパーも搭載。インプット、AUX IN、ステレオアウトプット、ヘッドフォンアウト、およびコントロール端子とUSB端子を装備し、コントロール端子はFP02などのエクスプレッションペダルを追加、USBはオーディオインターフェイスとしても使用可能。モニターバランスの調整によりダイレクトモニタリングも可能。また、ZOOM Guitar LABアプリケーションを使用し、PCにプリセットデータを保存することもできます。
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ということで、2016年1〜3月に新製品として載せたペダルのご紹介でした。どれも話題性が高かったモデルばかりです。
次回は4〜6月分の新製品を振り返ってみようと思います。
Part.2
Part.3
Part.4
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