最長10分間ものモノラルもしくはステレオのループをレコーディングすることが可能なステレオ・... |
この「DigiTech JamMan Express XT」は、MXRサイズに1ノブのみという非常にシンプルなスタイルのサンプリングルーパーですね。しかしフルステレオの入出力に対応し、ステレオでもモノラルでも最大10分間までのレコーディングに対応するパワフルなペダルです。
本体奥にはJamSyncという入出力端子があり、これでJamSyncに対応する他の機器とのテンポを同期させることが可能。もちろん2台のJamMan Express XTを使うこともできます。本体のノブはLevelノブです。
左上のLEDが現在の状態を示し、それに合わせてフットスイッチだけでレコーディング、オーバーダブ、プレイ、ループのストップやクリアを行います。まず、フットスイッチを踏むとレコーディングがスタートします。レコーディング終了に合わせてフットスイッチを踏めば、自動的にループがスタートします。フットスイッチを素早く2回踏む、つまりダブルクリックすると、ループを停止できます。2秒間フットスイッチを長押しすれば、ループがクリアされます。
ループをプレイ中にフットスイッチを踏めば、オーバーダブがスタートします。もう一度踏めばオーバーダブが終了し、ループがプレイされます。さらに、オーバーダブ中、フットスイッチを2秒長押しでアンドゥ(元に戻す)、その後2秒長押しでリドゥ(やり直し)ができます。オーバーダブ中でも、フットスイッチをダブルクリックすればループは停止します。
ループが停止しているときは、トゥルーバイパスとなります。
非常にシンプルな操作でフルステレオのループを扱えるペダルですね。自然、Ditto LooperやDitto X2 Looperと比較されるモデルとなるかと思いますが、それぞれ簡単に違いを書いておくと、Ditto Looperはモノラルのみ5分までのループ、JamMan Express XTはステレオ対応10分までのループ、Ditto X2 Looperはステレオ対応5分までのループですがエフェクトをかけることもできる、という違いですね。細かなところでの操作性などもありますが、だいたいこんな感じです。
これ、使いやすそうで良い感じですね。
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