もはや世界的なスタンダードの形状と言って良いほど浸透しつつある、ミニサイズのエフェクター。今回は、なんとあのFenderからミニサイズペダルが登場です!
4機種、それぞれ見てみましょう!
Fender Micro Compressor
Fender / Micro Compressor コンプレッサー《予約注文/9月下旬発売予定》 |
Yellow Compは、Diamond Guitar Pedals CPR-1 Compressorを元にしたペダルで、そのサウンドには定評があります。
Fenderモデルではグリーンカラーですが、元々はイエローなモデルだと思います。
Yellow Compのサンプルムービー
Fender Micro EQ
Fender / Micro EQ グラフィックイコライザー《予約注文/9月下旬発売予定》 |
100、250、630、1.6k、4kHzをそれぞれ±18dBの範囲で調整でき、マスターヴォリュームのノブがLEDを兼ねる構成でミニサイズながら5バンドグライコを実現させたモデルですね。
Graphic Gのサンプルムービー
Fender Micro ABY
Fender / Micro ABY ABスイッチボックス《予約注文/9月下旬発売予定》 |
MooerのABYは、ABボックスでした。インプットセレクターとしても使えることを「Y」と言っていたのであり、パラレルアウトのできる、所謂ABYボックスではありませんでした。
しかし、このFenderのMicro ABYは、間違いなくABYボックスです。中央のスライドスイッチにより、スタンダードなABボックスモードとパラレルアウトのモードを切り替えることが可能となっています。アウトプットAとB、そして何故かインプットがYになったままで、ジャック配置なども確かにMooer ABYを継承しているのが見て取れますが、進化してさらなる使い勝手を実現したモデルとなっているのは面白いです。(インプットにYが充てられているのは、インプットセレクターをYとカン違いしたものがそのままになっているからですね。)
Fender Micro DI
Fender / Micro DI ダイレクトボックス《予約注文/9月下旬発売予定》 |
インプット、アウトプット(アンバランス)、XLRアウトプット(バランス)を搭載し、グラウンドリフトスイッチを側面に、中央には-20、0、+20dBのインプットレベル切替と、キャビネットシミュレーターのON/OFFスイッチを搭載するモデルです。個人的にMooerペダルの中でも機能的でバランスが良い、素晴らしいモデルだと思いますので、Fenderがこれを採用するのもとてもよく理解できます。
というわけで、Fenderから登場したあたらしいミニサイズペダルでした。たしかに中身はMooerかもしれませんが、このエフェクトのチョイスが絶妙で面白いです。ABYが進化していたのは、今後Mooerのモデルにも反映されるのではないかと思います。
それにしても、これはMooer恐るべし、と言うべきですね。すごいです。
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