それでは、毎月恒例のシンコーミュージックさん、リットーミュージックさんのムック本特集いきたいと思います。
今回は2015年1月以降に発売された、または発売予定となる音楽、楽器関連のムック本をまとめてご紹介していきます。
※今月発売分からできる限りご紹介しますので、一部前回と重複する場合があります。一部環境によって表紙画像が表示されない場合があるようです。(特に更新直後)画像が見れない場合は販売ページ等から確認してください。
- シンコーミュージックさんのムック本
ロック名曲のコード進行に乗せて学ぶ ジャズ童貞のためのジャズ・ギター・メソッド(CD付) (シンコー・ミュージックMOOK)
本書は、ジャズ・ギターを齧れないどころか、そのとっかかりさえも見出せずに今日もまたひとりペンタトニックをこねくり回すほかないロック一筋(ジャズ童貞)のアマチュア・ギタリストに贈る、ジャズ・ギター習得に踏み切るためのラスト・チャンスです!
「リトル・ウイング」「天国への階段」「ジャンプ」といった往年のロック名曲のコード進行はそのままに、バッキング&ソロのフレーズをジャジーに大胆リメイクして譜例&音源(付録CD)化。それらをギターでなぞることにより、馴染み深い元曲の展開やムードをバックに、構えずリラックスしてジャズ・ギターの世界にスムースインしていただきます。
具体的な中身としては、ロック名曲の構成をベースにジャジーなギター・アプローチでリメイクした各テーマについて「コード進行」「ジャジーなソロ・アレンジ」「ジャジーなバッキング・アレンジ」を、付録CDに収録したお手本プレイと連動させながら分かりやすく解説。それらに加えて楽曲を取りあげたアーティスト達とジャズとの関わりに触れたコラム記事や、巻末には「“ジャズ童貞"卒業者に贈る“ジャズ・ギター"推薦盤ファイル」も掲載します。
本書を片手に、勝手知ったるロック名曲のコード進行に乗って展開される洒落た響きのフレーズをギターで追いながら、今度こそジャズ・ギター攻略のための第一歩を踏み出しましょう!
CROSSBEAT Presents ベル・アンド・セバスチャンとスコティッシュ・ポップ (シンコー・ミュージックMOOK)
2015年1月に待望の新作「ガールズ・イン・ピースタイム・ウォント・トゥ・ダンス」をリリース、2月に来日も決まったベル・アンド・セバスチャン。彼らの最新インタビューはもちろん、全アルバム/シングル評、メンバーのバイオグラフィ、貴重な発掘インタビューを掲載。19年に及ぶ活動を総括。
また、後半は彼らを輩出したグラスゴーの音楽シーンを中心に、スコットランドにおけるポップ/ロックの歴史を徹底検証。60~70年代に形成された「下地」に始まり、パンク/ニュー・ウェイヴ期、インディ・ギター・ポップ黄金時代、そして現在までを、豊富なインタビューとディスク選で総括。
MUSIC LIFE ビートルズの音楽遺産 2014-2015 (シンコー・ミュージックMOOK)
『ザ・ビートルズMONO LP BOX』『THE U.S. BOX』『JAPAN BOX』と、英米日仕様のボックス・セットが出そろったところで、これらを徹底研究!
ジョージ・ハリスン『アップル・イヤーズ』やポール・マッカートニーのアーカイヴ・シリーズ『ヴィーナス・アンド・マース』『スピード・オブ・サウンド』など元メンバーのソロ・ボックス・セットもまとめてご紹介!
第2特集は、「ビジュアル版アメリカ盤の全貌」として、アメリカで発売されたレコード(LP、シングルEP)を詳細にご紹介。また、2014年前後のビートルズ関連ニュースも総まとめ!
Ciao! ムーンライダーズ・ブック (シンコー・ミュージックMOOK)
デビュー35周年を迎えた2011年、無期限の活動休止を宣言したムーンライダーズ。前身バンド“はちみつぱい”まで遡れば、40年にわたって日本の音楽シーンに君臨し続けたモンスター・バンドの歴史は、2013年12月、かしぶち哲郎の逝去によってその幕を降ろした。
彼らが遺した偉大な足跡を、現時点の視座で捉え直した一冊。メンバーや周辺の人脈たちへのインタヴュー、名盤『火の玉ボーイ』(1976年)からラスト・アルバム『Ciao!』(2011年)まで22枚のオリジナル・アルバムの最新レヴュー、さらに詳細な活動歴やサウンド研究などを通じて、彼らの圧倒的なオリジナリティの本質に迫る。
jazz guitar book [ジャズ・ギター・ブック] Vol.37 (シンコー・ミュージックMOOK)
[特集]ソウル・ジャズに震える!
デヴィッド・T.ウォーカー
数多の名フレーズを幾多の名盤に残したソウル・レジェンドアル・マッケイ
神技のリズム・カッティングを自在に操るソウル・マスターベノース・ブラックモン
LAから世界に最高のソウルとR&Bを届ける影のギタリスト
The 歪み[DISTORTION編](DVD-ROM付) (シンコー・ミュージックMOOK)
ロック・ギタリストにとって“理想のディストーション・サウンド"を見つけることは永遠のテーマ。ゆえに、各楽器メーカーからは様々な歪み系エフェクターが日々開発/発表されています。しかし、あまりに数が多すぎて、逆に選びきれないというギタリストも少なくないはず。そもそも、数十台の歪み系エフェクターを同一の環境で弾き比べて自分に合ったペダルを探すということ自体、アマチュア・レヴェルでは不可能と言っていいでしょう。
そこで、そんな多くのギタリストに代わって数多の歪み系エフェクターを一堂に会し、詳細解説しようというのが本書です。本書では人気ギタリストの菰口雄矢氏をデモンストレーターに招き、現行74機種を徹底試奏。その音源を付録DVD-ROMに収録しています。しかもその音色数は、ペダル74機種×セッティング4種(クランチ/ドライヴ/リード/エクストリーム)×ギター2種(ストラトキャスター/レスポール)×アンプ3種(マーシャル“JVM"/フェンダー“Twin Reverb"/ローランド“JC-120")の“1776"!
この方法により、ギターやアンプとの相性によって多様に変化する各ペダルの魅力を余すところなく伝えます。また、巻末には「その他の現行ディストーション・ペダル・カタログ」「ディストーション・ペダルの歴史と構造」「開発者インタビュー」といったコンテンツも収録。これ一冊でディストーション・ペダルの過去と現在が分かる、“歪み大好き!"ギタリスト必携アイテムです!
- リットーミュージックさんのムック本
Logic Pro Xで始めるDTM&曲作り ビギナーが中級者になるまで使える操作ガイド+楽曲制作テクニック
Logic Pro Xの操作と曲作りを同時に学べるDTMガイドブック
DAWソフト「Logic Pro X」の操作ガイドと、DTM&曲作りの教則本が合体しました! 操作ガイドとしては「すぐに使える & 長く使える」をコンセプトに、初心者の皆さんが必要とする機能を優先してピックアップしました。「Logicを買ってはみたものの何が何やら」という方にもお勧めできる内容となっています。また本書の冒頭では音符やリズム、コードの基礎知識、DTMでの音楽制作の流れなども解説していますので、「これから作曲を初めてみたい」という方にもぴったりです。さらに後半の「実践編」ではタイプの異なる4曲を使って、実際にLogicで曲を作っていく方法や多彩なテクニックを紹介しています。Logicの膨大な機能や付属のソフト音源/エフェクトなどを実際の曲作りに生かす具体例が豊富に紹介されていますので、ビギナーの方だけでなく、既にLogicを使っている皆さんにもきっとお役に立てると思います。
なお、これらの曲のプロジェクト・ファイルはリットーミュージックのホームページよりダウンロード可能なので、Logicユーザーの皆さんはぜひゲットしてください! (本ページの「出版社からのコメント」欄にURLを記載してあります)
クラシック・ギターのしらべ アンコール編(CD、DVD付) (Acoustic guitar magazine)
大好評のTAB譜&CD付きギター曲集『クラシック・ギターのしらべ』の第7弾。今回はシリーズの中でも人気の高い定番の「禁じられた遊び」「アルハンブラの想い出」「サンバースト」などの名曲のほか、新録4曲をプラスした全20曲収録のベスト・スコア集です。付録DVDには、ギタリストなら一度は弾いてみたい憧れの名曲「アルハンブラの想い出」が弾けるようになる演奏解説を収録。トレモロ奏法へのフォーカス、8小節ずつに分けて難しい部分を解説するなど、本編は3段階のステップアップ式で構成されています。
注1)付録DVDは「アルハンブラの想い出」1曲のみを収録。全曲収録の映像ではないのでご注意ください。
注2)下に掲載の動画は、本書のプロモーション動画です。著者の斉藤松男さんによる「アラビア風奇想曲」の演奏をお届けします。付録DVDには収録されておりませんのでご了承ください。
DVDでよくわかる ブルース・ギターの常套句200 (DVD付) (リットーミュージック・ムック)
ブルース・ギターの“お決まりフレーズ"が満載!
『ブルース・ギターの常套句200』は、エレクトリック・ブルースの世界でよく使われるギター・フレーズを紹介したDVD付きのムックです。言葉による説明は極力省き、譜例を多数紹介。「とにかく使えるフレーズが今すぐ欲しい! 」というニーズに最適な一冊です。付属のDVDはほぼ全編を演奏シーンでまとめてあり、インストラクター安東滋氏の手元アップの映像で、細かなところまで確実にコピーができます。フレーズのマンネリ化に悩んでいる方や、手持ちの引き出しを増やして幅広いブルース・プレイをしたいと思っている方に特にオススメ。VHSビデオ、DVDにて大ベストセラーとなった内容は、信頼感バツグンです。是非ご活用ください。
※本商品は、2001年に発売した教則DVD『ブルース・ギターの常套句200』をムック化したものです。
DVDでよくわかる ブルース・ギターの常套句・生! (DVD付) (リットーミュージック・ムック)
“アコギ1本でブルースを弾きたい! "人のための決定版
『ブルース・ギターの常套句 生! 』は、アコースティック・ギター1本でブルースを演奏したいと考えている方に贈る教則本の決定版です。過去の偉大なカントリー・ブルースマン達の多様なスタイルを、フィンガー・ピッキングによる28パターンの練習曲に凝縮しました。付属のDVDはほぼ全編を演奏シーンでまとめてあり、インストラクター打田十紀夫氏の手元アップの映像で、細かなところまで確実にコピーができます。VHSビデオ、DVDにて大ベストセラーとなった内容は、信頼感バツグン! 是非ご活用ください。
※本商品は、2001年に発売した教則DVD『ブルース・ギターの常套句・生! 』をムック化したものです。
39歳からの本格ブルース・ギター (CD付) (リットーミュージック・ムック)
円熟の演奏力が身につく大人のギター教本
ギタリストならば誰もが通る道であるブルース。ブルースを演奏するのであれば、やはり円熟した味のあるプレイを身につけたい……そんな教本を探している本格指向の大人にお勧めなのが本書です。ブルースの基本である10のスタイルに関して、バッキングとソロの両面から磨き上げていくことで、あなたの表現力はどんどん磨き上がっていくでしょう。ギター・マガジンの奏法特集のメインライターとしてもお馴染みの円熟ギタリストである安東滋が、長年培ってきたブルース演奏のノウハウを集大成的な内容として仕上げた渾身の1作です。
弾いて覚える! 実践アドヴァンスド・ギター・ヴォイシング(CD付)
こんな押さえ方があるなんて! ギターの可能性が爆発的に広がるヴォイシング集
コードを弾く際の音の積み方(=ヴォイシング)を発展させるための教則本です。ギター歴が長くてもヴォイシングは初心者の頃からあまり変わらず、5弦ルートか6弦ルートの基本形から発展していないという人が多いのではないでしょうか? 本書は“弾いて覚える"をテーマに、ロックやポップスで使いやすい基本的なヴォイシングから、ジャズやフュージョンに活用できる高度なヴォイシングまで紹介しています。付録CDを聴きながら、気になったヴォイシングを練習して習得すれば、実際の曲を弾く時にも応用できるでしょう。ワイド・ストレッチを使ったクローズド・ヴォイシングや、ギターの特性を活かした特殊なヴォイシングなどなど、“自分のギターからこんなサウンドが出るなんて! "とビックリするようなアイディアが満載です!!
◎ひとつのコード進行に対して、7種類のヴォイシングを提示しています。
◎本書のヴォイシングはほとんど重複していないので、700種以上のコード・フォームを知ることができます。
というわけで、今月はこんな感じです。
毎回のとおりですが、いろいろ面白そうな本が出ていますね。
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