それでは、今月もムック本特集やっていきます。今回は2016年10月以降に発売された、または発売予定となる音楽、楽器関連のムック本をまとめてご紹介していきます。
※一部前回と重複する場合があります。一部環境によって表紙画像が表示されない場合があるようです。(特に更新直後)画像が見れない場合は販売ページ等から確認してください。
- シンコーミュージックのムック本
MASSIVE (マッシヴ) Vol.24 (シンコー・ミュージックMOOK)
新たな眩い世界の幕開けを思わせる「NEW WORLD」を序章に据えながら待望のニュー・アルバム『アトム 未来派 No.9』を現世に解き放ったBUCK-TICK。2017年にはいよいよ30周年という大きな節目を迎える彼らが長きにわたり思い描き、追いかけ続けてきた〈未来〉は、今、確実に5人の手のなかにある。そんな輝かしい今現在を、それぞれの最新肉声から探る。パーソナル・インタビューとライヴレポート、撮りおろしフォト他、カラー66ページに及ぶBUCK-TICK大特集!
CROSSBEAT Special Edition 増補改訂版 グリーン・デイ (シンコー・ミュージックMOOK)
4年振りのニュー・アルバム「レボリューション・レディオ」に合わせ、ムックを大幅にヴァージョン・アップして新装発売。最新ロング・インタビューに加えて、新たな内容を追加したグリーン・デイ本の決定版です。87年のデビューから現在までをまとめたヒストリー、アルバムから映像までをまとめたディスコグラフィ、セット・リスト付きで検証した日本ツアー全記録、主要アルバムを掘り下げた秘蔵インタビューなど、パンクを世界に広めたトップ・バンドの全てを凝縮した1冊です。
- 4年振りの新作の全貌を語った最新インタビュー
- アルバム、シングル、映像を網羅した完全ディスコグラフィ
- 担当者による秘話付きで検証した日本ツアー全記録
- 87年のデビューから現在までをまとめたヒストリー
レジェンダリー・ギタリスト 特集●ジョージ・リンチ (シンコー・ミュージックMOOK)
“LOUD PARK 2016"にてドッケンがオリジナル・ラインナップで復活を果たすのを機に、『レジェンダリー・ギタリスト』の最新刊では、'80年代L.A.ギター・シーン最高峰と謳われた“巨匠"ジョージ・リンチをフィーチュア! エドワード・ヴァン・ヘイレン、ランディ・ローズらと共にL.A.のクラブ・シーンを席巻しながらもメジャー・デビューには至らず辛酸を舐めた'70年代、遅咲きながら世界的ブレイクを果たし、名実共にトップ・ギタリストの仲間入りを果たした'80年代、そして自身の音楽性を追求すべく唯我独尊の活動を展開してきた'90~'00年代…といった40年超のキャリアを、YG誌掲載の既発インタビューで回顧。その他、「使用機材の変遷」、「完全ディスコグラフィ」「奏法分析」、「名曲スコア」(「Tooth And Nail」「In My Dreams」「Mr. Scary」)といった当シリーズ恒例のコンテンツも交え、圧倒的な個性と切れ味鋭いギター・プレイで多くのギター・ファンを魅了したリンチの足跡を多角的に検証します。
ロック名曲のコード進行に乗せて学ぶ ジャズ童貞のためのジャズ・ギター・メソッド2(CD付) (シンコー・ミュージックMOOK)
洋楽ロックのスタンダード・ナンバーを題材に、ジャズ・ギター奏法の初歩を学びながらジャジーな演奏気分も手軽に味わえるギター教則系ムックです。
好評を博した第一弾と同様に、ロック・ギタリストが「ジャズ・ギター」に対して抱きがちな苦手意識を、あくまでもロック・ギター奏法寄りのアプローチに沿った練習過程を通し、楽しみながら克服していただけます。
- リットーミュージックのムック本
内田勘太郎 ブルース漂流記 (未発表曲2曲収録CD付) (Guitar Magazine)
日本の代表するブルース・ギタリスト内田勘太郎、初のエッセイ集。ブルース、ギター、旅のあれこれ。未発表曲2曲を収録!
多くのミュージシャンにリスペクトされる憂歌団のギタリスト内田勘太郎、初のエッセイ集。幼少からデビューまでをブログで綴ってきたギター事始めを加筆編集。さらにアコースティック・ギター・マガジンで連載中の廻国ギター旅、影響を受けたブルースマン、各方面のミュージシャンからのコメント、すぐに役立つブルースのターンアラウンド直伝譜面、愛用のチャキP-1や旅の道具も大公開。憂歌団解散、再始動、沖縄、現在の活動についても語り尽くしたもりだくさんの1冊。「10$の恋」のセルフカバーを含む、未発表曲2曲を付録CDに収録!
ポップスの作り方 田島貴男(オリジナル・ラブ) (ギター・マガジン)
オリジナル・ラブのメジャー・デビュー25周年記念のアニバーサリー・イヤーに、日本のポップス・シーンの最先端を走り続けてきた田島貴男が初となる単行本を刊行。ヒット・チューンを生み出し続ける独自のポップスの作り方を公開します。これまで語られることのなかった田島流作曲術、作詞術、ボーカリスト論、エンターテイメント術などのノウハウを詳細に解き明かしていきます。さらにキャリアをじっくり語ったバイオグラフィ、音楽的ルーツ、田島流ギタリスト論も公開。ギター・コレクション、ダイアリーより抜粋した日々の音楽観も掲載しています。
なごみーずの本 伊勢正三・太田裕美・大野真澄 (なごみーずギターピック付) (Acoustic guitar magazine)
元かぐや姫/風の伊勢正三、太田裕美、元ガロの大野真澄という、日本のフォーク/歌謡界を代表するアーティスト3人が組んだ“なごみーず"が今、多くの大人を魅了している。結成12年、全国津々浦々を回るコンサートは200回を超え、注目度はうなぎのぼり。コンサート会場に足を運べば、そこにはかつてのフォーク少年少女の笑顔があふれている。本書はこのスーパー・トリオを深く知るためのスコア付きファン・ブック。最新対談、各々のインタビュー、そして代表曲のスコアなどでその魅力を掘り下げる。青春時代に一度はアコギを手にしたことがある人は、“もう一度あの曲を弾きたい"という気持ちになるはず。
意味も知らずにブルースを歌うな! ご丁寧に歌詞とコード譜とイラストに加え、ちょっと怪しい英語フレーズ付き (ギター・マガジン)
有名ブルース曲の本来の意味を歌詞の方面から読み解く!
楽器を弾く人の共通言語としてブルースの3コード進行は必須でありますが、果たして歌の意味も含めてブルースを理解している人はどれくらいいるでしょうか? 女との別れを歌った悲哀ソング、日常を切り取った歌、当時の政治体制を嘆くプロテストものまで、多くの音楽家が秘めたる思いを“ブルースという歌"に乗せてきました。例えば有名なロバート・ジョンソンの「クロスロード・ブルース」は本当はどんなことが歌われているのか? 「ガット・マイ・モ ジョ・ワーキング」の“MOJO"って? 本書ではさまざまな種類のブルース・ソングを歌詞の方面から徹底的に解説します。また、各楽曲の世界観がひと目 でわかるイラストに加え、原詩とコード譜、その楽曲に登場する英単語・英熟語フレーズ集のおまけ付き。有名なブルース・スタンダード曲も多数取り上げているので、セッションなどではちょっとした歌本としても役立つはず。一冊で二倍も三倍も楽しめるブルース本の決定版です。
今月はこんな感じです。
そんなに数はありませんでしたが、なかなか興味深い本が多いです。特にアーティストに特化した本も多かったですね。
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