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歪んだ音をクリアに戻す!?「Mad Professor Evolution Orange Underdrive」を弾いてきました!レポートします!

フィンランドの人気エフェクターブランド、Mad Pfofessorの新製品、「Evolution Orange Underdrive」を弾いてきたのでレポートしたいと思います。
実は昨日のレポートは、このペダル目当てで行ったらまだ入っていなかったということもあったり・・・w
ということで、いってみましょう。

Mad Professor Evolution Orange Underdrive

こちらがEvolution Orange Underdrive(以下EOU)です。Volume、Midrange、Treble、Bassコントロールを搭載する「アンダードライブ」で、歪んだ音をクリアにする、という変わったコンセプトのペダルですね。
Volumeノブで音量を調整し、残りの3つで音を調整するスタイルです。形としてはイコライザーの変種的なモデルです。3バンドEQは、Midrange:±15dB at 400Hz、Treble:±15dB at 7kHz、Bass:±15dB at 100Hzという形となっており、各バンドはカットだけでなくブーストも可能です。
後段に接続した歪みエフェクターやアンプの歪みを抑制するためのペダルですね。いわゆる「ギターのヴォリュームを下げてクリーンに戻す」という作業を3バンドで個別に設定できるというものとなっています。
では、レポートしてみます。
 

  • セッティング

Fender USA American Standard Stratocaster


Mad Professor Evolution Orange Underdrive
MAD PROFESSOR / Evolution Orange Underdrive

MAD PROFESSOR / Evolution Orange Underdrive
価格:24,192円(税込、送料別)


Mad Professor New Sweet Honey Overdrive


ProCo Rat2
ProCo Rat2

Roland JC-120
Roland JC-120
セッティングはいつもの感じです。後段の歪みですが、JCじゃ歪まないし、チューブアンプの歪みを体験するのは試奏では大変なので、オーバードライブとディストーションです。というか接続順としてSHODからRATとなっていますが、試奏時はそれぞれ片方しか接続していません。
 

  • 操作性

操作性は、みれば分かるという感じですね。というよりも作りたい音に合わせて試行錯誤するような感じでノブを動かしていく雰囲気です。難しいことはなにもありませんが、できることとできないことは割り切らないといつまでもセッティングが終わらないということもあるかもしれないペダルだと思います。
 

  • サウンドレポート

では、音を。最初はMad Professorどうし、EOUとSHODの組み合わせで使ってみました。
SHODはVolumeだけ合わせ、DRIVE最大、FOCUS12時のセッティングです。この状態で、EOUをONにします。Volumeを適当に設定し、3バンドEQは12時の位置でスタートします。そこから、Midrange9時あたりに設定すると、かなり綺麗なクリーンになります。高域、低域の出方はそのあとで調整するような形になります。
とにかく「Midrange」ノブが基本ですね。ここの帯域とQの設定が絶妙で、いわゆるギターの歪みに於いて盛り上がりやすい帯域をきれいにカバーしているような形となります。これが本当におもしろくて、クリーンな音色、だけでなく軽く歪みがまざるような設定にしたり、逆にブーストして歪みを強めたり、というようなことができます。
SHODはレスポンスの高いペダルなので、実際にチューブアンプに使った様な使い方が出来ていると思います。びっくりするほど綺麗なクリーンが作れます。
で、「ギターのヴォリュームを下げた時」とどう違うか。これが一番きになるところだと思いますが・・・全然違います。SHODの場合だとどちらも綺麗なクリーンにはなるんですが、EOUを使って作ったクリーンの方が、断然音が太く、そして音量も大きく、音もくっきりしています。つまり「ヴォリュームを下げたクリーン」では音が補足鳴りすぎてなかなか使いにくいとき、しかしエフェクトをOFFにすると音が鋭くなりすぎたり、また1chのチューブアンプだとそもそもそれしか方法がない、と言うときにはこのペダルはとても有用だと思います。
また、EQ設定によりエフェクトOFFやチャンネル切替とは違う「もう1つのクリーンサウンド」を作ることができるので、楽曲自体に奥行きを設けるような使い方も出来るかと思います。
続いてRAT。ディストーションだったらどうなるかと思って、こちらも試させてもらいました。
RATの場合DISTORTIONノブが最大では完全なクリーンにはなりません。ゲインは明らかに下がりますが、そもそものペダルで、「ギターのヴォリュームを下げてクリーンに戻す」ことができないようなペダルではやはり完全なクリーンは難しいようです。ただ、その音も以外と面白いんです。RATらしい音を出しながら、クランチで明瞭さもあるような音がでるようになります。また、RATをクランチ設定(DISTORTION=9時くらい)だと、かなりクリーンに戻りました。そして、エフェクトOFFのクリーンとはまた違った、倍音成分が強めの音になるので、これもこれでおもしろいです。
 
というわけで、Evolution Orange Underdriveのレポートでした。
変わったペダルです。単に普通のEQペダルとして使うことも出来るペダルですが、やはり歪みと合わせて使うことがこのペダルの本領発揮ですね。
よく音源で聞くことのできるような、太く厚みのあるクリーントーンに近い音も作れます。後段の歪み次第ではありますが・・・。なのでただの便利なペダルというだけでなく、積極的に音作りに取り入れていくことでまた違った雰囲気を出せるペダルになると思います。
個人的には、やはりもっと大音量で弾いてみたいと思いました。試奏だとどうしても音量に限りがあるので・・・オーバードライブとかだとある程度予想は出来るんですが、こういうちょっと変わったスタイルのペダルだと、全体の音量が変わるとまた印象も変わるかも知れません。
サンプルムービー
サンプルムービー2
サンプルムービー3

 
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