きになるおもちゃ -ギター・エフェクター・アンプ・DTM関連の情報サイト-

ギター・エフェクター・アンプ・DTM関連の情報サイト


きにおも@Twitter
Facebookアカウント
instagramアカウント
Line@アカウント
きになるおもちゃ@Lineブログ

がっきや速報
楽器店のセール情報や限定特価品をまとめてみます

ボカロ曲

リンク切れ等がございましたら、メールかコメントに書いていただくと助かります



きになるリスト(ニコニコ動画) Youtubeチャンネル Instagram

当サイトの内容を説明文等に使用している楽器店さんがあるようですが、一切関係がありません。

超個性派エフェクターブランド20選!後編:L〜Z

M.A.S.F. マスフ ディレイ POSSESSED (国内正規品) WMD ダブリューエムディー デジタルデストラクション Geiger Counter 【国内正規品】
では、前編に続き、個性派エフェクターブランドをいろいろ見ていきたいと思います。
今回はL〜Zから始まる10のエフェクターブランドを見ていきたいと思います。ノイズ系、発振、カオスサウンドなど、「定番」の個性派ブランドから「マニアック」な個性派ブランドまで取り上げてみました。
では、いってみましょう!
※ブランド名アルファベット順に載せていきます。ブランド名と、その代表的なエフェクターを1つずつ載せます。
日本国内で正規品として販売されているエフェクターブランドの中から個人的な感覚で選びました。

Lastgasp Art Laboratories (LAL)

オーストラリアで制作される、超個性派エフェクターブランドです。長年に渡り個性的なペダルを制作しています。
この「Multi Noise Processor 2」はペダル、というよりも楽器ですね。2つのテルミン、低音発振器のドローナー、振って音を出すシェイカーと、磁気テープをテープヘッドで読み取るトレーサーという4つの音源を搭載し、強力なサウンドを作るものとなっています。各ノブ、テルミン用アンテナを搭載。そして各音源からの音は個別に出力できます。
サンプルムービー
 

Mantic Effects

非常に個性的な、シンセやベース向けペダルなどを制作しており、マニアックなアーティストからも高い支持を受けるアメリカの個性派エフェクターブランドです。
その代表モデルは、「Synth-Glitch-Fuzz Envelope Follower」ということで、シンセ、グリッチ、ファズ、エンヴェロープフォロワを組み合わせて変わった音を作ります。Tera Melosのニック・ラインハルトも使用するとのこと。
LVL、FOCUS、PUMP、MIX、FILTER、RATEノブと$、&の2つのトグルスイッチを搭載。左のフットスイッチがエフェクトのON/OFF、右がLFOのON/OFFとなり、LFOはRATEコントロールでスピードを可変します。LVLはヴォリューム、FOCUSとPUMPはVCOとエンヴェロープをコントロール、FilterはVCOを6種類から選択、$、&はそれぞれVCOのディケイと効果範囲の切替です。
サンプルムービー
かなり変わった音のペダルですね。
 

MASF Pedals

日本を代表する個性派ペダルブランドです。非常に個性的なスタイルのペダルやオシレーターなどを制作しています。
そのMASFが初めて制作したディレイペダルは、5つのコントロールはHEARING、SIGHT、TASTE、TOUCH、SMELLとなっていて、それぞれ聴覚、視覚、味覚、触覚、嗅覚を表しています。HEARING、つまり聴覚を0にすると音が出ず、またSIGHT、つまり視覚が0だとTASTE、TOUCH、SMELLが効かなくなる仕様です。
未だにコントロールの意味が分からない、とんでもないディレイペダルです。
サンプルムービー
 

mid-fi electronics

続いて、アメリカの個性派エフェクターブランドです。「サイケデリックなバンドサウンドでカルト的な人気を誇るバンド“MMOSS”のギタリストでもあるDoug Tuttle」氏が主宰するブランドですね。
この「Glitch Computer」は、ファズやビットクラッシャーを組み合わせたペダルです。Tracking、Blend、Volumeコントロールを搭載し、スタンダードなファズサウンドからピッチがランダムに動くランダムアルペジエーターなど、予測不能なサウンドを作ります。
サンプルムービー
 

Moog

歴史的なアナログシンセサイザーブランドで、特に個性派エフェクターの中では独自の地位を築いているブランドです。エフェクターとしてはMoogerfoogerシリーズやMini Moogシリーズが制作されています。
このMIDI MuRFは、Moogerfoogerシリーズの中でも特に個性の強いペダルですね。
ステップシーケンサーを用いて、音にフィルタをかけてリズムのようなサウンドを作り出すペダルですね。
コントロールは、まずフィルターズセクションに8つのフェーダーによるフィルターコントロールを搭載。続いてアニメーションセクションでMix、Envelope、Pattern、Rate、およびLFOのON/OFFスイッチとFREQのBASS/MIDSスイッチを搭載。あとDrive、Outputコントロールがあります。
まず8つのフェーダーですが、アニメーションセクションのBASS/MIDS切替によって帯域が変わるフィルターが8つ付いています。BASSモードでは110 Hz, 160 Hz, 240 Hz, 350 Hz, 525 Hz, 775 Hz, 1.2kHz, 1.8kHz、MIDSモードでは200 Hz, 300 Hz, 450 Hz, 675 Hz, 1kHz, 1.5 kHz, 2.2 kHz, 3.4kHzです。続いてアニメーションセクションですが、まずMixは原音とエフェクト音のミックス調整、EnvelopeとPatternはセットになっていて、12種類のシーケンサーのパターンを選択し、それぞれに合わせたエンヴェロープの調整を行います。Rateはシーケンスの速度を調整します。LFOスイッチはシーケンスのパターンにモジュレーションをかけるかどうかの切替となります。Driveはインプット、Output Levelはアウトプットのレベル調整です。
1IN2OUTのステレオ対応で、Rate、Mix、EnvelopeはそれぞれCVペダルによるコントロールが可能。さらにLFOのSweepをペダルでコントロールすることも出来ます。また、Rateは外部スイッチでタップテンポ設定も可能となっています。
さらに、MIDIによるコントロールに対応しており、専用のエディタ(Windows/Mac)でパターンを自作したり、VSTコントローラ(Windows/Mac)でVST上からMuRFをコントロールすることも出来ます。
サンプルムービー(MIDIなしのMF10)
 

Rainger Fx

英国の個性派エフェクターブランドです。クラシカルな雰囲気を持つスタイルで独特のエクスプレッションペダルなど、様々な独創的な機構を作るブランドですね。
この「Dr Freakenstein's Dwarf」は、シンプルなミニサイズファズです。
回路自体はDr Freakenstein Fuzzと同じで、大きなノブがRangeコントロール。本体の手前に、HI/LOとLooper Modeのプッシュ式スイッチを搭載しています。やろうと思えば足で押すこともできそうですね。また、IGORという感圧式のエクスプレッションペダルが付属しており、これで倍音のピッチをコントロールできます。
サンプルムービー
 

Red Panda

アメリカ、デトロイトで独創的なエフェクターを制作するブランドです。モジュラーソフトウェアシンセサイザーからのアプローチで作られるペダルは、どちらかというと発振や歪みの多い個性派エフェクターブランドの中で、特に空間系を中心とした個性的なペダルを制作しています。
5つのディレイモード、3つのピッチシフトモードを搭載し、それを組み合わせることで早いコーラスや壊れたスプリングリバーブ、トレモロ、リバースディレイ、ピッチシフトがかかるディレイ等、とにかく「変わった」ディレイサウンドを出力することができるペダルです。
コントロールはBlend、Chop、Delay/Pitch、Param、Feedback、およびディレイとピッチシフトモードの切替スイッチとなっています。このペダルの特徴は、入力音を細かいGrain(粒子)に刻んでそれぞれの密度等を設定出来るというもの。Chopノブでその粒子のサイズを調整できます。
ディレイモードは、dens、lfo、rev、pitch、rndの5モードです。モードによってParamノブとDelay/Pitchノブのコントロールが変わります。まずdensモードですが、Delay/Pitchはディレイタイム、ParamはGrain Density(密度)のコントロールとなります。500msまでのディレイタイムで、「VOSIM」シンセサイザー風の音を出すことも出来ます。他のモードでは900msまでのディレイタイムとなります。
次にlfoモード。このモードではDelay/Pitchは最大ディレイタイム、ParamがLFOのスピードコントロールとなります。Chopノブでディレイタイムを段階的に設定し、短いディレイタイムではフェイザー風、長くすればロボットヴォイスのようなサウンドを得られます。
続いてrevモード。リバースディレイ。Delay/Pitchでディレイタイム、Paramでリバースディレイの方向(ディレイサウンドのリバースと通常の割合)を調整します。Chopノブの設定によってディレイタイムのコントロールレンジが変わります。
次はpichモードです。ピッチシフトのかかるディレイとなります。Delay/Pitchでディレイタイム、Paramでピッチシフトレンジの調整が行えます。
そしてrndモード。ランダムなディレイタイムのサウンドとなります。MASF Pedals POSSESSEDのような感じのモードでしょうか。Delay/Pitchで最大ディレイタイム、Paramでランダムに変わる率を調整します。
続いてピッチシフトのモードを見てみます。こちらはdtune、lfo、densの3モードがあります。まずdtuneですが、これはピッチシフトをランダムに行うというモードです。Delay/Pitchで-1/+1オクターブのピッチシフトをセットし、ParamでDetuneのレンジを調整。Chopコントロールによって、ピッチシフトの動きのスムーズさを設定できます。
次はlfoモード。こちらはLFOでピッチを揺らすモードです。Delay/Pitchでピッチシフトレンジ、ParamでLFOのスピードを調整します。
最後にdensモード。音を細かく刻んでトレモロ風の音も作れるというモードです。Delay/Pitchでピッチシフト量、ParamでGrain Density(密度)コントロールとなります。
サンプルムービー1
サンプルムービー2
サンプルムービー3
サンプルムービー4
サンプルムービー5
サンプルムービー6
 

Sunsine Audio

続いてもアメリカから。アプリ開発などでも知られ、音響メーカーでの経験もあるFletcher Kaufman氏によるエフェクターブランドです。
エフェクターはこのペダルのみ。「Harmonic DecoderはアナログVCOやフェイズ検知器、フィルターを駆使して設計されたフェイズ・ロック・ループ(PLL)デバイスです。その中心にはシングルオシレートのアナログシンセサイザーが備わっています。入力される信号には強烈なアナログドメインのシンセサイズ、ハーモニクスやウェ−ブシェイピングが施されます。 」というのが公式の説明文。Freq、Depth、VolとENV/CV切替スイッチを搭載。基本的にはENVモードとしてエンヴェロープ、つまりアタックに反応する形でフィルタがかかり、アナログVCO、つまりアナログシンセですねを内蔵し、個性的な音を作ります。側面にミニジャックのCVインプットがあり、CVモードにすれば外部CV、フットペダルやLFOなどを使ってフィルタをコントロールできます。
サンプルムービー
 

WMD

WMD / GEIGER COUNTER ノイズエフェクト【送料無料】

WMD / GEIGER COUNTER ノイズエフェクト【送料無料】
価格:47,834円(税込、送料込)

続いて、アメリカからアナログシンセ的なスタイルのエフェクターを制作するブランド。そしてこのGeiger Counterは有名なペダルですね。ビットクラッシャーというジャンルのギターペダルとしては特に知られているペダルだと思います。
Gain、Tone、Bit Depth、Sample Rateコントロール、歪みのコントロールをキャンセルできるスイッチ、Bit DepthコントロールのBits/Mask切替スイッチ、252種類のWave Tableを選択可能/モード切替のできるプッシュ式ノブを搭載します。
サンプルムービー
ファーストインプレッション
 

Z.VEX

長年エフェクターを制作する鬼才ザッカリー・ヴェックス氏によるエフェクターブランドです。定番エフェクターブランドの1つでもあり、スタンダードなモデルも多く制作。一方でこのFuzz Factoryは発振ファズというジャンルを一般化した伝説的なペダルの1つでもあります。
ファズフェイス系の回路を発展させたペダルで、Vol、Gate、Comp、Drive、Stabコントロールを搭載。Stabコントロールを下げれば発振します。ゲートやコンプレッションもコントロール可能。そしてそもそものサウンドクオリティが高いということからも長年に渡り人気のペダルですね。
昔のレビュー
サンプルムービー
 
というわけで、今回はL〜Zから始まる10のエフェクターブランドを見て来ました。前編と合わせ、20の個性派エフェクターブランドをピックアップしてみました。
轟音ファズ、発振ファズなどギターペダルを基本として発展したスタイルからアナログシンセ的なスタイルのペダル、さらにデジタルな機能を載せたペダルなど、個性派ペダルでもいろいろなモデルが出ていますね。強烈なスタイル、自分だけの音、個性派サウンドなどいろいろな音を出してみるのも面白いと思います。

 
人気blogランキングへ にほんブログ村 音楽ブログへ

Follow my blog with Bloglovin



にほんブログ村 音楽ブログへ
免責:
紹介している商品のリンク先の販売店、およびメーカーと管理人は関係ありません。
仮に御購入の際になんらかのトラブルがおきましても管理人は責任を負いかねます。
当サイトは楽天アフィリエイト、Amazon.co.jp アソシエイト、Yahoo!アフィリエイト、アクセストレード、A8.net、リンクシェア、Google Adsence、iTunesのリンクを使用しています。
また、当サイトと同じ改造を行って何らかの問題が発生した場合も責任は負いかねます。ご了承ください。
Privacy Policy