「Elektron Analog Drive PFX-1」。先日、Elektronからはデジタルサウンドにアナログなサウンドへと変えるための歪みアウトボード、「Analog Heat HFX-1」が発売されましたが、今回のはそのペダルバージョンという感じですね。
中央のノブでClean Boost、Mid Drive、Dirty Drive、Big Dist、Focused Dist、Harmonic Fuzz、High Gain、Thick Gainの8種類の歪みを選択可能。そしてGain、Levelコントロールと、Low、Mid Freq、Mid、Highの3バンドEQ(ミッドはセミパラEQ)を設定可能です。
本体には100種類のプリセットを保存可能で、右上のPresetノブや左右フットスイッチ、MIDIから呼び出すことができます。中央のフットスイッチでON/OFFができます。
インプット、アウトプット端子と、Gainノブ用エクスプレッションペダル端子、Midノブ用エクスプレッションペダル端子を搭載。さらにMIDI InとOutがあり、各コントロールやプリセットをMIDIで操作したり、このペダルからMIDIプログラムチェンジシグナルを他の機器へと送信することも出来ます。
8種類のアナログディストーション回路により、クリーンブーストからファズやハイゲインまで対応可能。昨今のFractal Audio SystemsのAxe-FxシリーズやプロファイリングアンプのKemper、モデリングアンプの老舗Line6のHelixシリーズや、ペダルタイプのAtomic Amplifire Pedal、先日発売されたPositive Grid Bias Headシリーズなど、デジタル機材で作るサウンドにアナログな風合いをつける機材としても使えそうなペダルです。
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