チリから新しいエフェクターブランドが上陸です。「DSM Noisemaker」。オリジナルにこだわってエフェクターを制作するブランドです。
様々な歪みを作るペダルとキャビネットシミュレーター。それぞれ見てみましょう。
DSM Noisemaker Drive Maker
このペダルのコアとなっているのが「NAFTAドライブエンジン」。「Opampカップリングステージからスタートし、プリエンファシスとローミッドゲインクリッピング、そして真空管アンプに近いフィーリングとスムースなクリッピングのCMOSステージ」という構造。
ちなみにこのNAFTAは北米自由貿易協定のことではなく、「Not Another Friggin Ts Again」。TSはもういらないよ、というような尖ったモデルです。
コントロールはLevel、Bass、Treble、Gate、Gain、Voice、そしてブーストスイッチに対応するBoostノブがあり、3モードのMidsスイッチ、3モードのOctaveスイッチ、そして3モードのModeスイッチを搭載。
Modeスイッチでオーバードライブ、ディストーション、そして独特の非対称クリッピングを選択できるBrokenモードを選択可能。OctaveスイッチはOff、Low、Hiの設定で、オクターブアップや倍音の強調を2段階とOffから選択できます。Midsスイッチはミッドブースト、ミッドスクープ、フラットを選ぶことができます。
さらにエフェクトループを1つ搭載。このエフェクトループは本体のON/OFF、またはBoostスイッチのON/OFFに合わせてON/OFFすることができます。
裏面にギターモード/ベースモードの切り替えスイッチと、エフェクトループをどちらのフットスイッチにアサインするかを切り替えるスイッチを搭載しています。
ギターのサンプルムービー
ベースのサンプルムービー
DSM Noisemaker OmniCabSim Deluxe
ノブが6つあります。High Responseコントロールでスピーカーの高域特性を調整し、ダーク、ヴィンテージ、モダン、ハイファイなどスピーカーの特性をコントロール、Cab Sizeコントロールは低域をコントロールし、1×10や2×12など、キャビネットの大きさ、スピーカーの数を調整、低域レゾナンスを調整するResonanceコントロールでキャビネットのタイプ、オープンバックやクローズドバックなどのスタイルを変えます。Gainは-6〜+12dBの範囲でコントロールし、Punchコントロールで800Hz付近をブースト、Mid Responseコントロールはサウンドの特性をヴィンテージ〜モダンまで、中域の出方を調整します。
インプット、スルーアウト、アウトプット、グラウンドリフトのできるXLRアウト、個別の音量調整のできるヘッドフォンアウト、そしてヘッドフォンアウトに外部音源をミックスするAUXインプットを搭載しています。
サンプルムービー
ベースのサンプルムービー
どちらも機能的で広く音を作ることのできるペダルですね。
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