ギターからエフェクター、アンプ、ピックアップなど多彩なモデルをラインナップするSuhrから、新しいロードボックスが登場です。
ロードボックスとは、真空管アンプヘッドやスピーカーアウトが端子になっているコンボアンプから、スピーカーに接続せずに音を出すための機材。アッテネータにその機能があるものもありますね。
真空管パワーアンプは、スピーカーを接続せずに駆動させると壊れます。これはスピーカーの持つ抵抗を回路の一部として動作するためです。つまり、スピーカーの抵抗を普通の抵抗に置き換えて駆動させることは可能です。その抵抗を持たせたのがロードボックスですね。
Suhrはもともと、Reactive Loadというシンプルなロードボックス/DIをラインナップしていました。
今回の新製品「Suhr REACTIVE LOAD I.R.」は、そこにIRを使用したキャビネットシミュレーターの機能を備えたものとなります。
コントロールはIRセレクト、HPレベル(ヘッドフォンボリューム)、DI LEVELとシンプル。フロントパネルにヘッドフォンアウトとAUXインプット、DIのシグナルレベル(+6/0dB)切り替えとハイカットスイッチを搭載。
背面にはアンプからのインプット、キャビネットへのスルーアウト、DI/LINE OUT端子があり、これはIRキャビネットシミュレーターを通すものと通さないものを選択可能。またUSB端子があり、ここからサードパーティのIRを読み込むことができます。
本体にIRは16種類(4バンク×4プリセット)保存することができます。
初期状態では
- Badger 1×12 – Celestion Vintage 30 2種類
- Bella 1×12 – Celestion V-Type 2種類
- PT 2×12 – Celestion Creamback 2種類
- Hedgehog 2×12 – Celestion G12-65 2種類
- Suhr 4×12 – Celestion Greenback 4種類
- Suhr 4×12 – Celestion Vintage 30 4種類
のIRがプリセットされています。
安易にUSB端子にオーディオインターフェース機能を付けていないところもプロ用モデルという感じ。実際この機材を買うクラスになると、個別に良いオーディオインターフェースを持っていたりしますし、IRロード用にUSB接続してオーディオインターフェースとして認識されると面倒だったりするので、このクラスのモデルでは実際オーディオインターフェース機能いらなかったりしますね。
最大入力は100W、抵抗値は8Ωとなっています。
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