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Gibson経営危機?ってことで、ギブソンについて好きなこと書きます。


昨日から情報が出始め、本日のNME JAPANの記事で一気に広まりましたが、Gibsonがその116年の歴史を終わらせるかもしれない、という話ですね。債権の支払いが迫っていて、借り換えができるかどうか、みたいな話になってるってことですね。
まぁギブソンの経営が〜みたいは話は以前からずっと言われてますし、よく知っている人はいつものことでしょ、的な気持ちと、でも今度こそ危ないのかな、みたいな気持ちで見てるんじゃないかと思ったり。とはいえ、経営の話をしたいわけじゃありません。というのも、この経営危機は売り上げが年間150万本から100万本にまで下がっていて、それが原因の1つということです。そこまでスケールの大きな話になると、最近のギブソンはどうたら、みたいなことではないですからね。
そう、ここで書きたいのは、最近のギブソンってどうですか?ということです。正直、最近ギブソンの評判って以前と比べて下がってる感じはありますよね。それがなぜか考えてみようって記事です。

  • ライバルメーカーが強い?

今勢いのあるギターメーカーといえば、もちろん1つだけではありませんが、ここ最近、特に勢いのあるメーカーといえばPaul Reed Smithだと思います。シングルコイルが強いFenderはともかく、ギブソンと同タイプのハムバッカーが多く、価格帯も似ているPRSの強さはギブソンを選ばない理由の1つになる可能性はあります。
しかし、なぜPRSはこれほど勢いがあるのでしょうか?もちろん、人気のあるジャンル、サウンドという理由もあると思いますが・・・・・・

  • ギブソンは“高い”?

コストパフォーマンス、略してコスパ。個人的に好きじゃない言葉です。特に趣味性の高い楽器に対してコスパって何?っていうのが個人的な印象なわけですが、とはいえまだギターを始めたばかりの頃は、できるだけ安く良い物を手に入れたいと思うのも当然だと思います。
最近、ギブソンは低価格なモデルもラインナップしていて、エントリー向けなギブソンもけっこうあったりします。私も初めてのギブソンギターは“Les Paul Studio Faded”でした。当時の価格でいくらだったかな・・・10万円定価が8万円くらいだったかな・・・で買って、ついにギブソンを買った〜と嬉しかったのを覚えています。今手元にないんですが、実家にはちゃんとおいてあります。
さて、ギブソンの低価格モデルですが、同じ価格帯にはPRS SEEpiphoneの上位モデルなどがあります。それらのモデルと比較して、ギブソンの低価格モデルは“コスパが悪い”と言われることがあります。
ただ、実はそれは当たり前なんです。なぜって、Gibson USAのギターは全てUSA製だからです。アメリカ製のエントリーモデルと、中国やインドネシア製などの中位〜上位モデル。比べてどちらが良いかは言うまでも無いですよね。それを加味して分かった上でギブソンを選ぶということが“ギブソンブランド”なわけです。
でも・・・・・・今自分がギターを始めたばかりで、同じ価格帯のギブソンとPRS SEを比べる機会があったとしたら、PRSというブランドは同じ価格でもよく出来ているなと。ギブソンは作りは悪くないけれど古くさいのか、ちょっと高いな、と思うんじゃないかなと思います。
最初にそう思ってしまった人が、より上位モデルのギターを買うとなった時、ギブソンとPRS、どっちを選ぶかと考えれば、PRSを選ぶ人が多いんじゃないかということもよく分かります。流行のサウンド、ギブソンの濃い味よりもPRSのすっきり系が求められているということもあると思いますが、その根底にはPRSを選ぶアーティストが多くいたということがやはりあるのではないかと思います。
正直、ギブソンの低価格ラインナップ、私は歓迎していました。「あのギブソン」が、この価格で手に入るのは素晴らしいことだと。それは間違いないと思います。ただ、見方を変えると、あえてUSA製にこだわり続けるブランドらしい姿勢が、逆に割高に思われてしまう理由にもなってるのではないかと思ったりもしました。

  • じゃあギブソンって高いの?

安くはないです。ただ・・・定価ベースで30万を越えるモデルのギブソンギターは“めっちゃ良い”です。私自身、低価格なギブソンと、30万超えのギブソンと両方持って、本当に実感しました。正直言って、よほどのモデルが出ない限り、自分で買うギブソンはカスタムショップモデルに限定しようと思っているほどです。そうそうポンポン買えるわけじゃないですけどね。
私の初めてのギブソン・・・Les Paul Studio Fadedは、悪いギターではありません。あの価格帯ならだいたいこんなもんだろうってのはありますが、個性もあるし、正直、好きなギターです。ただ、だいたいこの30万くらいを越えてくると、作りが完全に違います。それはスペックを見るだけでは分からないところです。構造とか、そういう話しでもないです。そもそもの組み込みが全然違います。
ちなみに、これはほぼエレキギター全体に言えることですが、50万を越えるとさらに変わります。この辺は実際に触れて、実際に所有してみると分かると思います。安いギターが悪いと言ってるんじゃないです。高いには高いだけの理由があるということですね。
そして、ギブソンギター本来の(というと語弊もありますが)、その力を遺憾なく発揮することができるのが、そのあたりの、30万くらいからの価格帯から、ということなんじゃないかと思います。おそらくこれはPRSでも言えることで、やはりSEとS2、そして本家PRS、さらにPrivate Stockではそれぞれ作りが全然違うと思います。ただPRSはブランドのラインが分かれているので分かりやすいんですよ。ギブソンは全部ギブソンのまま低価格から上位モデルまでやっているので、カスタムショップモデルに行き着くまでに見切りを付けてしまった人もいるんじゃないかと・・・・・・何が言いたいかというと、ギブソンの上位モデルも素晴らしいギターがたくさんあるので、良かったら試してみて欲しいってことなんですよね。

  • エボニー事件


2012年、「2009年からGibsonに対して行われていた木材の違法輸入の捜査に対し、Gibsonがその可能性を認め、30万ドルの罰金を支払う」という事件がありました。その際、30万ドルの罰金の他、押収されている261844ドル相当の木材もそのまま没収となりました。(当時の記事
それ以来、ギブソンのスタンダードなLes Paul Customは、全てリッチライト指板となっています。うちのLes Paul Customはこれ以前のモデルなのでエボニー指板なんですが、正直リッチライト指板だったら買ってなかったんじゃないかと思います。リッチライトが悪いわけじゃないんです。実際触りましたが、演奏製も問題ないどころか良いし、音もなにも文句なかったです。でも、個人的にやっぱりエボニーが良いなと思うわけです。
思えばあの事件からのギブソンは、しばらく本当に元気がなかったですね。今回はニュースがあったわけですが、今よりも全然「大丈夫か」っていう感じでした。あれが未だに響いている感じはもしかしたらあったりするのかなーと思ったりもします。

  • 最近のギブソンは迷走してる?

私がブログを始めた頃から10年、ギブソンが何か新製品を出すたびに言われ続けているので、たぶん迷走じゃなくてデフォルトなんだと思います。おもしろいものを作る、それはチャレンジなわけで、これだけの老舗がチャレンジを続けているというのは素晴らしいことではないかと。
 
ということで、だらだらギブソンについて勝手に考えてみました。ギブソン、頑張って欲しいですね。ガチで倒産するのか?っていうのは、正直分かりません。これだけ早く情報が出ているということは、結果的に大丈夫な気もしますし(大手がガチで倒産するときって事前情報でないですから)、かといって気楽に見てもいられない感じもしますし。その辺は分からないですが、その話は別としても、最近のギブソンの雰囲気は正直良くない感じはしているように思います。もっと元気に、リバースVとか発売してて欲しい・・・いやしなくていいけど、もっとこう、勢いが出てくれると良いなと思います。
あとギブソンvsPRSみたいな書き方をしていますが、もちろん他に多くの選択肢があることも分かっています。ただ、規模的に匹敵するライバルメーカーといえば、今はPRS だろうということで、PRSにフィーチャーして書いています。PRS憎しとかそういうことも全くないですよ。私はPRS持ってないけどそれは似た感じのNik Huber持ってるからってのもありますし、その上でこないだ復刻されたモダンイーグルIとか、あとマッカーティとかも欲しいですw
 
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