4月4日、衝撃の“SONAR無償公開”(ダウンロード方法)から2週間。当初から、この新しい「Cakewalk by BandLab」は、ほぼ旧SONAR Plutinum相当の機能を備えた最高峰クラスのDAWだと言われてきました。
実際に使ってみても、とにかくなんでもできる。出来ないことがないっていうようなDAWとなっています。どんな感じで使っているかは、シリーズで曲作ってみようってのをやってるので見てもらえればと思います。
(SONAR初見勢による「Cakewalk by BandLab」での曲作り Part.1)
で、Cakwalk公式が運営するCakewalk Forumというのがあり、そこで旧SONARシリーズとCakewalk by BandLabの比較表がアップされていました。
せっかくなので日本語化したバージョンを作ってみたので、良かったら。
歴代SONARとCakewalk by BandLabの比較表
なぜかpdfバージョンとxlsバージョンも作ったのでダウンロードしたい方はどうぞ。
cakewalk_sonar.pdf
cakewalk_sonar.xls
参考にしたのはCakewalkによるSONAR比較表と、上記フォーラムのCakewalk By BandLab vs SONAR Versions Comparison Chart。
左の機能一覧のところで色づけしている部分が、SONAR PlutinumとCakewalkで違いがある部分です。(pdfとxlsでは違いがある部分が太枠になってます。)見たところ、やはりDAWそのものの機能は基本的に違いなし。Drum Replacerが無いくらいですね。
一方、社外プラグインは無くなっています。まぁBandLabが取得したのはCakewalkだけで、社外プラグインをバンドルするならそこも契約とか支払いが必要になるかと思います。さすがにそこまで無償公開に求めることはできませんね。
ちなみに増えた機能は、BandLab Assistantを使ってループやワンショット素材がたくさん使えるよ、という部分。これは今回からのものとなります。
ここ最近、曲作りシリーズのために毎日Cakewalkいじってるんですが・・・これが無料なんだよな、と思うとちょっとぞくっとする瞬間があります。「あれやりたいな、どうやるんだっけ」と思ってちょっと調べたら出来ないことが本当にないんです。
あえて言えば、SONAR PlutinumがMerodyneの機能でまかなっていた部分・・・例えばピッチ修正機能とかは無いですが、無料DAWにピッチ補正があるものって他でも無いですからね。Cubaseは下位モデルにオートチューンのみ付属していたり(無料版に付いてるかは知らないけど)、PROならより細かいピッチ補正機能がビルトインされていたりはするので、そこだけCubaseが強いかもしれませんが・・・ほんとそれくらいです。まぁあと、Windows専用ってくらいか。欠点があるとすれば。
動作もけっこう軽いし、今のところうちのCakewalkは1回も落ちてないし(ちょっとの応答なしくらいはありますが)。安定していて扱いやすい。本当にこれが無料ってのはとんでもないことですね。
もちろん、今すでに上位のDAWを使っている人はそのままで良いと思いますが・・・少なくともWindows機において、最初に選ぶDAW候補が現状「1択」と言っても過言では無い状況になっていると思いますね。
まぁまだアーリーアクセス版であり、さらに(レジストリで日本語化できるとはいえ)公式には英語版しかないので、そこはちょっと敷居が高いかもしれませんが、どのDAWも初めて触ったときって何やっていいのか分からないものですし(最初の音が出るまで数時間かかるなんてよくある話です)。
ほんとこれ、今後どういう風になっていくのか、楽しみですね。
Lineアカウントから1日1回ブログ更新をお知らせ!
Lineブログ更新中!
がっきや速報
人気blogランキングへ