日本を代表するギターメーカーの1つでもあり、多彩な小物の展開でも知られるFernandes。
中でも独自の機構で弦を無限に振動させ、永続したサステインを得られる「SUSTAINER」は、メーカーの枠を越え、多くのギタリストが使用しています。
これまでのSUSTAINERは、ピックアップ型だったため、例えばフロントPUが搭載できなくなるといった弱点もあったんですが、今回新しく開発された「SUSTAINER II」により、その心配は無くなりました。そんなSUSTAINER IIを初めて搭載したモデルがこのギターとなります。
一見同じような画像にみえるんですが、上の従来型サステイナーは、フロントPU部に搭載されたピックアップ型のスタイルとなります。新しい「SUSTAINER II」は、ネックエンド部にフレットみたいな形で搭載される薄い構造を実現。ネックエンドにある銀/黒/銀の薄いサンドイッチ型の部分が新しいSUSTAINER IIです。
SUSTAINER IIのON/OFFと Standard / Harmonicsのモード切り替えスイッチ、あとサステイナーのボリュームコントロール、というのがSUSTAINER IIのメインコントロールですね。
バックパネルにメインスイッチがあり、これがOFFになっているとサステイナーの電源もOFFになります。使わないステージ等ではここをOFFにしておきます。あとトリムポットが4つありますが、これらはサステイナー設置時に調整するものとなります。このモデルのように最初から搭載されている場合は調整済みのため触る必要はないということですね。
今回のモデル「Fernandes FR SUSTAINER II LIMITED」は、Fernandes FRシリーズを基本としたモデルですね。
0.5mmのキルトメイプル化粧板+4.5mmメイプルトップ、40mmアフリカンマホガニーバックのボディで、深くカッタウェイを掘ることによりレイヤーを見せるレイヤードトップとなっています。
ネックはチタンレインフォースメント内蔵のUシェイプメイプルネック、メイプル指板24Fで、サイドポジションインレイが蓄光となっています。
ピックアップはフロントがシングルハムのSeymour Duncan SCR-1n、リアがオープンハムのSeymour Duncan TB-14となっています。
コントロールはマスターVol、コイルタップを兼ねたSUSTAINER II Vol、3WayセレクターとSUSTAINER IIのON/OFF、モードスイッチ。ブリッジはロック式のFERNANDES FRT-10となっています。
モダンなスタイルに、SUSTAINER IIを採用したギターですね。
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