「Walrus Audio SLO」。
厳密には、Oにはウムラウトがつく「Ö」となります。「SLÖ」はスウェーデン語で、鈍いとかそんな感じの意味です。読みはスローというよりスルーに近い感じですね。
「現実の空間をシミュレートしたリバーブ」は一切収録されておらず、選択できる3つのリバーブは全て幻想的なサウンドとなっています。
コントロールはDecay、Filter、Mix、DepthとX。Xノブは選択するリバーブにより異なるコントロールとなります。Depthコントロールはモジュレーションを加えることができます。
フットスイッチはBypassとSustain。BypassはON/OFFですね。Sustain、DarkとRiseリバーブでは踏んでいる間Decayが最大に設定されるスイッチで、Dreamリバーブではラッチ式の無限サステインスイッチとなります。
選べるリバーブはDark、Rise、Dream。
Darkはオクターブ下の音を加えたシマーの一種で、Xノブでオクターブ下のシグナルバランスを調整できます。
Riseは立ち上がりが遅いスウェルリバーブ。ヴァイオリン奏法みたいな感じで、立ち上がりがフェードインするリバーブです。Xノブでそのスウェルタイム、音を鳴らしてからリバーブが立ち上がるまでの時間を調整します。プリディレイやアーリーリフレクションとはまた異なる感覚でリバーブの立ち上がりを制御できます。
Dreamは豊かなサウンドリバーブで、音を無限大に伸ばす、パッドリバーブとしても使うことができます。Sustainスイッチで音が無限に伸びます。このモードではSustainスイッチがラッチスイッチとなり、踏めば音が伸びて、もう一度踏めば伸びた音がフェードアウトします。Xノブでヴィブラートを加えることができ、その深さを調整します。
また、ModeスイッチとDepthノブにはセカンダリ機能があり、Bypassフットスイッチを押しながら動かすことでもう1つのコントロールとして使うことができます。
DepthノブはRateコントロールとして、Modeスイッチはモジュレーションの波形選択スイッチとして使うことができます。
選べる波形は、サイン、ワープ(非対称ピッチアップモジュレーション)、シンク(非対称ピッチダウンモジュレーション)となります。
最後の残響を残したままバイパスするTrailモードも搭載しています。
Walrus Audio Slö Multi Texture Reverb Tech Demo
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