「Walrus Audio SLARP」。
同ブランドのリバーブ、SLOとディレイ、ARP-87を組み合わせたペダルです。
右側がディレイ、左側がリバーブとなっています。
ディレイはARP-87で、4つのディレイサウンドを収録した機能的ディレイ。コントロールはLevel、Dampen、Repeats、Ratio、X、Program。Programノブでデジタル、アナログ、ローファイ、スラップの4種類のアルゴリズムを選択可能。ディレイタイムはタップテンポで設定し、Ratioでテンポに対して設定されるディレイタイムの倍率を選択します。Dampenはいわゆるディレイトーン。Xはデジタル、アナログ、スラップモードではモジュレーションの深さを、ローファイモードではフィルターのかかりを設定します。Levelはディレイエフェクトのみの音量を調整します。
左側のフットスイッチでON/OFF、右側でタップテンポを設定。TapスイッチのLEDは現在のテンポに合わせて点滅します。
左側がSLO。幻想的な3種類のリバーブを収録。
コントロールはDecay、Filter、Mix、DepthとX。Xノブは選択するリバーブにより異なるコントロールとなります。Depthコントロールはモジュレーションを加えることができます。
フットスイッチはBypassとSustain。BypassはON/OFFですね。Sustain、DarkとRiseリバーブでは踏んでいる間Decayが最大に設定されるスイッチで、Dreamリバーブではラッチ式の無限サステインスイッチとなります。
選べるリバーブはDark、Rise、Dream。
Darkはオクターブ下の音を加えたシマーの一種で、Xノブでオクターブ下のシグナルバランスを調整できます。
Riseは立ち上がりが遅いスウェルリバーブ。ヴァイオリン奏法みたいな感じで、立ち上がりがフェードインするリバーブです。Xノブでそのスウェルタイム、音を鳴らしてからリバーブが立ち上がるまでの時間を調整します。プリディレイやアーリーリフレクションとはまた異なる感覚でリバーブの立ち上がりを制御できます。
Dreamは豊かなサウンドリバーブで、音を無限大に伸ばす、パッドリバーブとしても使うことができます。Sustainスイッチで音が無限に伸びます。このモードではSustainスイッチがラッチスイッチとなり、踏めば音が伸びて、もう一度踏めば伸びた音がフェードアウトします。Xノブでヴィブラートを加えることができ、その深さを調整します。
また、ModeスイッチとDepthノブにはセカンダリ機能があり、Bypassフットスイッチを押しながら動かすことでもう1つのコントロールとして使うことができます。
DepthノブはRateコントロールとして、Modeスイッチはモジュレーションの波形選択スイッチとして使うことができます。
選べる波形は、サイン、ワープ(非対称ピッチアップモジュレーション)、シンク(非対称ピッチダウンモジュレーション)となります。
それぞれ個別にインプットとアウトプットを搭載しているので、ボードでのルーティングも自由に行えます。
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