8モデル、それぞれ見てみましょう。
Paradox Effects TERRAN
まずはこちら。オーバードライブとEQの機能を持ったペダルです。
ヴィンテージベースアンプとして人気の高いAmpeg V4のEQ部分からインスパイアされて作られたモデルで、ベースオーバードライブではなくギターで使えるモデルとなっています。
コントロールがGain、Level、Bass、Treble、そしてMidrange、Q、Bandwirth。
ミッドレンジの中心周波数を700、1k、1.5kから選択し、効きの強さや幅をQで設定、Midrangeノブで最大+15dBまで設定することができるようになっていて、これとTreble、Bassを組み合わせることで様々な音を作る事が可能。
単にEQとして使えるのはもちろんこれ自体もオーバードライブとして歪みを作る事ができるペダルです。
Pedal mexicano TERRAN OD de Paradox Effects por Revista GuitarraMX
Paradox Effects FORTISSIMO
ラウドな設定にすることもでき、fffまで設定すると歪みが加わるブースター。Hi/Loで高域の出方が切り替わります。
PARADOX Fortissimo
Paradox Effects IONIZER
ファズとステップシーケンサーを組み合わせ、ステップシーケンサーでクリッピングを変えることができるというもの。
シリコンダイオード、ゲルマニウムダイオード、LED、MOSFETの4つのクリッピングを連続的に変えたり、フットスイッチで変更することができます。
右側がファズのコントロールで、Level、Gain、Tone、Bright/Deepスイッチ。
左にあるSTP/SEQスイッチでクリッピングを自動でステップシーケンサーで動かすか、フットスイッチで切り替えるかを設定、ステップシーケンサーモードではSPEEDノブまたは中央のスイッチのタップテンポでそのスピードを変更します。フットスイッチで切り替える場合は中央のスイッチを押すごとにクリッピングが切り替わります。
左のフットスイッチは押している間だけファズが発振します。
この発想は見たことがなかった。面白いペダルです。
Pitbull Audio Gear Preview: Paradox Ionizer Effects Guitar Pedal
Paradox Effects FUZZ-E CAT
VOLUME、FUZZノブで歪みを調整。|と─の切り替えスイッチで発振ファズとゲートファズを切り替え。
発振モードでは常時発振となります。
ミニプラグのCVアウトを搭載し、モジュラーシンセと組み合わせて発振をVCOとして使うことも可能となっています。
Paradox Effects Fuzz-E Cat | Demo
Paradox Effects FUTURA
Blend、Sensitivity、Level、Rate、Depth、およびR/R+D/DとR、Dのスイッチ。さらに2つのフットスイッチを搭載しています。
アナログエフェクトで、BBDを使ったモジュレーションとエンヴェロープを搭載。
R/R+D/Dスイッチで、エンベロープでRateとDepth、または両方をコントロールを設定。EnvelopeフットスイッチでエンヴェロープのON/OFFする、というペダルです。
Paradox Effects Futura Envelope Chorus | Reverb Tone Report
Paradox Effects ONIRIC V2
Time、Fback、Mix、Rate、Depth、およびShapeとPseudo-rndmxノブを搭載。
ディレイは80~845msで設定でき、モジュレーションはShapeで波形を設定可能。さらにPseudo-rndmxノブで波形にランダムな動作を加えることもできます。
WARPフットスイッチで、モジュレーションの効き方を2モードで切り替えることができます。スタンダードなモジュレーションと強力なモジュレーションという感じ。
さらにステレオ端子のFX Loopで、Y字ケーブルを使ってディレイだけにエフェクトをかけたり、CV OutからLFOを出力、モジュラーシンセを同期させたりすることができます。
Paradox Effects | Oniric V2 Pseudo Random Delay Modulation Demo
Paradox Effects ARQUITECTO
ReflectorとDiffuserノブがそれぞれのリバーブの強さ、その横にあるスイッチで各リバーブの明るさを切り替えるシンプルなスタイル。
そして左のフットスイッチを踏んでいる間、リバーブの長さとフィードバックが強くなり発振させることもできます。このフットスイッチがどちらのリバーブに効くかをExpandスイッチで切り替えます。
Paradox Effects | Arquitecto Fictional Space Reverbator
Paradox Effects Obsidiana
左右のOctavaノブで上と下のオクターブレベル、Directoで原音の音量を調整。Filtro、Regen、Retardoでフィルタやオクターブのフィードバック等を調整。
Vozボタンはクリアなオクターブとレスリー的な音を切り替え、Raizはスタンダードなオクターブと、ディレイを加えてオクターブでシンコペーションを作るモードを切り替えます。
かなりいろいろなサウンドや機能を備えたオクターバーです。
Paradox Effects Obsidiana | Octave Layering Engine
Writing Songs With the Paradox Effects: Obsidiana
Lineアカウントからブログ更新をお知らせ!
がっきや速報
人気blogランキングへ