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Kemperのエディタ、まもなくか!?

Kemper Profiler Stageが国内でも発売され、話題のKemperは今年の1月に「エディタ」を発表しています。
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このエディタ、当初は今年の夏予定でしたが、まだ実装はされていません。
その後の流れでは、9月末ごろと発表がありましたが、9月も終わりました。
9/30にKemperの公式フォーラムにてアナウンスがあり、「あと数日くらいで出来る予定」ということです。
もちろん、ソフトウェアのテスト次第で、さすがに1ヶ月とまではいかないと思いますが……とは言っている物の、2~3日で完了するとまではいかないようです。

とはいえ、まもなくの予定ということですので、楽しみにしたいと思います。
 
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「Kemper Profiler Stage」発売!ケンパーの特徴と「Stage」ならではの仕様まとめ

話題の、Kemperのフロアタイプ、Kemper Profiler Stageが遂に国内で注文できるようになりました。
実際に発売となるのは9月29日。国内ではパワーアンプ無しのProliler Headと同等の価格となっています。

基本的にデスクトップ、ラック型Kemperに、Kemper Remoteの機能を組み合わせたペダルとなっています。パワーアンプは無し。

本体左上に電源ボタンがあり、BROWSER、PERFORMボタンがあり、同時押しでPROFILERモードとなります。ディスプレイとその周囲を囲む操作系があり、その隣にエフェクトを選択するボタンが並んでいます。
1~5とTAPフットスイッチ、および↑、I~IIIIのフットスイッチ、さらに右上にLOOPERとTUNERフットスイッチが付いています。

Kemper Profiler Stage

入出力端子はモノラルインプット、2系統のステレオエフェクトループ(モノSEND、ステレオRETURN)、2系統のステレオモニターアウト、1系統のステレオXLRアウト、4つの外部ペダル端子、デジタルS/PDIFのIN/OUT、MIDI IN、OUT、USB端子とUSBメモリ端子を搭載。エフェクトループが2系統となっているのが他のラック、デスクトップとの最大の違いですね。

では、これまで出ているKemperとの違いをまとめてみます。

・電源/動作モードスイッチ
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Head/Rack:チキンノブの切り替えスイッチで電源/TUNER/BROWSER/PERFORM/PROFILERを切り替え
Stage:独立した電源ボタン、BROWSEモードボタン、PERFORMモードボタンがあり、BROWSEとPERFORM同時押しでPROFILERモード。TUNERモードはフットスイッチ

・メイン操作部
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ディスプレイ上下にあるTYPE、BROWSE、GAINは共通
SYSTEM、ROG、STORE、<PAGE>、LOCK、EXITボタンは共通
※Headのみ、4つのパラメータノブの設定をLEDで簡易表示。全モデルディスプレイに詳細数値は表示される。

Head/Rack:UNDO/REDOボタン、RIG選択ボタン(上下左右)、ON/OFF、COPY、PASTEボタン、RIG VOLUMEノブ
Stage:UNDO/REDOボタンはなし(プロファイリング時のアンドゥ/リドゥはMERGEボタンで可能、リグエディット時のアンドゥ/リドゥ操作はなし)、RIG選択はフットスイッチで行う。ON/OFFボタンはなし(各モジュールボタンで行う)、COPY、PASTEボタンはなし(別操作でコピーペースト機能は使用可能)、RIG VOLUMEノブはなし、AMPモジュールのVolumeを操作することで同様の動作が可能。
Staqgeのみ:MORPHボタンで基本サウンドとMORPHサウンド(事前に設定したパラメータへの移行)を切り替え可能。“スナップショット”のように使うことができる。Head/RackではRemoteやフットスイッチを使用する必要がある。

・モジュール(エフェクトやアンプブロック)操作部
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INPUT、A~D、AMP、CAB、X、MOD、DLY、REV、OUTPUTボタンは共通(DLYボタンのLEDはStageのみ1つ)、MASTER VOLUMEノブ

Head/Rackのみ:アンプ前モジュール(STOMP)、アンプモジュール(STACK)、アンプ後モジュール(EFFECTS)をそれぞれまとめて操作するボタン、およびアンプモジュールのEQボタン。
NOISE GATE、エフェクとパラメータノブ(DLY、REVノブはHead/Rackに共通、HeadのみMODノブがある。全て簡易アクセスで、全パラメータはディスプレイとパラメータノブで操作可能)、TAPボタン
StageではAMP/CABボタン同時押しでSTACKボタンと同じ操作が可能。EQセクションはStageでは別パラメータページに移行。エフェクトパラメータは各モジュールのディスプレイ/パラメータノブで操作する。TAPはフットスイッチ。

・入出力端子
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Head/Rack:電源、Input、Headphone、Main Out(ステレオアンバランス/GND LIFT付ステレオXLR)、Monitor Out(GND LIFTスイッチ)、Direct Out(GND LIFTスイッチ)、Return(アンバランスとGND LIFT付XLR)、Alternative Input、Speaker Out(POWERモデルのみ)、USB端子、USBメモリ端子(Rackはフロントに)、S/PDIF In/Out、MIDI In/Out/Thru、Switch/Pedal(2系統TRS)、NETWORK
Stage:電源、Input、Headphone、Main Out(ステレオアンバランス/ステレオXLR)、Monitor Out(ステレオアンバランス)、Send 1、Send 2、Return 1/2/3/4、USB端子、USBメモリ端子、S/PDIF In/Out、MIDI In/Out、Pedal 1/2/3/4(TRS)
それぞれの違い

  • GND LIFT

ead/Rackはそれぞれの物理スイッチがあるが、Stageはパラメータ設定でGND LIFTが可能

  • モニターアウト

Head/Rackはモノラルアウトで、Direct Outを使うことでステレオアウトが可能

  • エフェクトループ

Head/RackはMonitor Out/Direct OutをSENDとして使用可能、ReturnはとAlternative Inputをステレオリターンとして使用可能。
Stageは2系統のSENDと4系統のRETURNを組み合わせて使用可能。SEND1はDirect Outに設定可能。

  • MIDI

StageはOutとThru端子が共有

  • 外部コントロール

Head/Rackは2系統の端子それぞれにデュアルフットスイッチまたはEXPペダルを接続可能、およびNETWORK端子にRemoteを接続可能
Stageは4系統の端子それぞれにデュアルフットスイッチまたはEXPペダルを接続可能。

  • Profiler Remote

Head/Rackにのみ接続可能。Stageは本体のフットスイッチでRemoteの全機能を使用可能。

・その他機能

  • LOOPER

Head/RackはRemoteを接続しないとLOOPERの使用ができない。

  • EFFECT LOOPモジュール

Head/Rackはエフェクトループをモジュールに1つのみ割り当て可能、Stageは2つのLOOPモジュールを割り当て可能

  • Power Amp

Power HeadとPower Rackモデルのみ、600Wパワーアンプを内蔵し、スピーカーに直接接続可能

  • Kemper、Axe-Fx、Helix

20万円を越えるクラスのモデルがある人気のデジタルアンプシミュレーターといえば、この3つ。これらのアンプサウンドやエフェクトは、それぞれ違いがあります。実際、多くの比較動画も出ています。

BLIND TEST - Kemper vs Helix vs AxeFx II

THE BIG 4 - Kemper vs. Helix vs. AX8 vs. Bias Head

Kemper Stage vs Helix Floor

・アンプサウンドの違い
どれもクオリティが高いですが、Kemperの最大の特徴はレスポンス、特にギターのVolumeを下げた時のサウンドの再現性はこの中では抜けています。
Axe-Fxはひたすらに綺麗な音。ことDjentなどの現代的なハイゲインジャンルではKemperよりもこちらが選ばれることの方が多いように思います。ローが少し強めに出るのも特徴ですね。
Helixは、少しプラグインエフェクト的な風合いがあります。Axe-Fx系の音ですが、もう少し全体的にフラットになった風合いですね。

・エフェクト、操作性、音作り
Kemperは、それ自体でもハイクオリティなエフェクトを多数搭載し、そのままだいたいのサウンドを作る事ができます。ただ、これらの最高峰のモデル間で比較すると、Kemperは特にアンプサウンドに重点を置いていて、その分収録しているエフェクトやそのパラメータなどは少なめとなっています。
音を細かく細かく作り込むといえばAxe-Fx。そのパラメータや同時使用エフェクトなどは抜けています。これは搭載するDSPパワーの違いなども大きく寄与しています。
Helixは、エフェクトも豊富に搭載し、同時に操作性の高さでも人気です。

  • おすすめ無料Rig

Kemperは、公式サイトからダウンロードできるRig Exchangeというソフトウェアを使用して、世界中でプロファイルされたサウンドを共有することが出来ます。
その中から、個人的におすすめしたい無料で使えるRigを100種類、まとめてみました。
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こんな感じです。ちょっと面倒だとは思いまずが、Rig Exchange内で検索してみてください。
 

Kemper Profiler Stage - Sound Demo (no talking)

KEMPER STAGE REVIEW!!! From a Line 6 Helix guy...

  • Kemper関連の記事

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フロアタイプのKemperこと「Profiler Stage」を予習しよう!ケンパーのエフェクトまとめと、Head/RackモデルとStageの違いとは!?

先週、Kemperが突如として発表したフロアタイプの「Kemper Profiler Stage」。
SNSを中心に、ここ1週間ずっとこの話題が過熱している感じがしています。
すでにKemperを使用しているユーザーはもちろん、新しいマルチエフェクターの選択肢として考える人、以前からKemperに興味があったけれど、これを機に考えてみようか、という人など、いろいろな視点からProfiler Stageについて語られていますね。

先週の経緯や、まとめについては以前の記事を見てもらえれば分かるかと思います。
toy-love.hatenablog.com

現時点でまだ、国内での価格や発売時期などは出ていませんが、価格については上の記事にもあるとおり、20万円前後ではないかと予想されています(Kemper公式ストアのStageの価格と、現行モデルの価格の割合から)。
→実際に発売されると、実売価格22万円前後となりました。

仮にそうだとすれば、これまでフロアタイプのマルチエフェクターとして最高峰のモデルだったLine6 Helix Floorと同等の価格帯、国内に於いては今後発売が予定されているFractal Audio SystemsのFM3も同価格帯となることになり、Helix、FM3、そしてProfiler Stageがフロアマルチ最上位の覇権を争うような流れになったりするのかもしれませんね。

ところで、Kemperってどういうイメージがありますか?
toy-love.hatenablog.com

以前この、Kemperとは何か、という記事では、Kemperの特異性やアンプシミュレート、すなわち「プロファイリング」ということについて書きました。Kemperの中枢は、「真空管アンプシミュレーター」である、ということ、それ自体は今後も変わらないと思います。
これはすごく良く言われることなんですが、Kemperは「アンプのサウンドは最高」(ハイゲインはAxe-Fxが良いという人もいますね)、だけどエフェクトは弱い。エフェクトに関してはLine6やFractalの方が良いというか、いろいろなことができる、というのは一般的な見解として良いのではないかと思います。
DSPなどの性能が一段違うAxe-Fxはともかくとして、HelixとKemperのこの印象の違いは何でしょうか。両者のDSPはほぼ変わりません。HelixはSHARCのデュアルDSPで450MHz、KemperはNXP(Motorolaの系譜)のデュアルDSPで400MHz。つまり、本体の性能はほぼ変わりませんが、エフェクトやアンプに対する考え方とソブトウェアの違いがこういった印象の違いになっていると考えられます。
ものすごくおおざっぱなことを言ってしまうと、KemperはHelixよりもアンプ部にDSPパワーをより多く使っている、と考えることもできます。例えば、Helixは1つのプリセットにアンプモデルを4つまで設定できますが、Kemperは1つのみ。さらにシグナルラインの自由度や同時使用エフェクトなどもHelixの方が多いです。逆の考え方をすると、同等の性能を使い切る割合を設定する中で、アンプの再現によりDSPパワーを割り当てているから、Kemperのアンプサウンドは良いとされ、Helixの方がエフェクトは良いとされる、ということも言えるのかな、と思ったりします。Axe-FxはKemperと同等のアンプサウンドを作りながらHelixのような自由度を実現するため、Axe-Fx IIIでは価格が上がるのを分かっていながら1GHzというDSPを使用せざるを得なかった…と考えることもできるかもしれない、と思います。まぁ全部推論ですけどね。3機種全部持ってて比べたりしたわけではないので。

ただ、実際Kemperのエフェクトは微妙なんだろうか?ということも改めて考えてみても良いかもしれません。これからKemperを導入してみようと考えるなら、アンプサウンドについてはともかく、エフェクトが実際どうなのかということも知りたいかと思いますので、まとめました。

続きを読む

フロアタイプのKemperプロファイリングアンプ発表で、とりあえずKemperについて改めてまとめてみます。

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ここ2日ほど、Kemperについてのいろんな内容が細かく記事になっていて分かりにくかったりすることもあり、改めて現在のKemper製品について整理しつつ、まとめたいと思います。

  • まずは経緯から

7/20土曜日、というか正確には7/19金曜日の夜に突如、Kemper公式が動画を公開。
現在Summer NAMMも行われている中、全ての話題をかっさらっていくような「フロアタイプのKemper」を思わせる動画で、大きな話題となりました。
toy-love.hatenablog.com

これですね。この時にはまだ詳細は分からず、「たぶんKemperのフロアタイプだけどワンチャンRemoteのアップデートかも」みたいな状況で、さらに7/24に追加情報、的な文章もあったため、なるほど24日を待とう、となった人も多いと思います。その後Kemperに入荷、もしくは出荷準備のような写真も公式SNSにアップデートされ、外箱からほぼフロアタイプだろう、ということや、海外の公式フォーラムでは「Profiler Stageではないか」というモデル名の予測まで出ていました。

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ちなみにこの画像は私が編集したもの。フォーラムで「画像拡大したらたしかにSTAGEかも」みたいな話があって、実際にやってみたらたしかにそう見えなくもないな、というような感じだったので、これは記事にせずTwitterのみで載せていました。

そして先ほど、さらに突如、全貌を見せる動画が公開。まさにモデル名が「Profiler Stage」であることや、各種機能機能、接続端子が分かる内容がアップデートされたのです。
それについては記事にも載せましたので、詳細はそちらを見ていただければと思います。

toy-love.hatenablog.com

あ、あと、そもそもKemperって何なのさ、って方はこちらの記事を是非見ていただければと思います。
toy-love.hatenablog.com

  • 「Profiler Stage」の立ち位置

それでは、現在のラインナップを元に、この新しいフロアタイプのProfiler Stage(以下Stage)が、どのような立ち位置にいるのか考えてみましょう。
Stageは、Kemperプロファイリングアンプの全ての機能(パワーアンプを除く)を持つ、フロアマウントタイプのプリアンプ/マルチエフェクトペダルです。

現行のラインナップをおさらいします。

KemperのProfiker(Profiling Amplifier)には、大きく2つのモデルがあります。それぞれデスクトップタイプとラックタイプがあり、価格が安い方はパワーアンプが付いていません。

パワーアンプ内蔵型は、600Wのデジタルパワーアンプを搭載。それ以外の機能に違いはありません。


そして、さらにKemperは、パワーアンプのあり/なしに関わらず、それらを足元で制御するためのフットスイッチ、Kemper Remote(以下Remote)をラインアップしています。
 

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さて、今回発表されたStageは、Kemperのパワーアンプなしモデルと、Remoteの機能を合わせたモデルとなります。フットスイッチ周りの操作系に新機能があるかもしれませんが、基本的に素のProfiler+Remoteです。これは、価格帯的にはパワーアンプ内蔵型モデルと同等の価格帯(つまり30万円前後)となります。

  • 勘違いしてはいけない

最近、「小型フロアタイプ」のモデルを追加で出す流れが出ていて、それらの多くは大元のモデルから「機能を削減して」小型化、低価格化したモデルです。

人気のHX Sompはもちろん、Headrush Gigboardもそうですね。国内発売前ですが、40万円クラスのAxe-Fx IIIに対し、18万円程度と言われている小型版「FM3」ももちろんその流れです。
唯一機能強化して上位モデルとして出てきたのはMooer GE300ですが、これはもともとが小型低価格マルチからのフラッグシップ機という流れですね。

今回のStageは、これらのモデルとは全く違った性質のものであることを再確認しておきたいと思います。

StageはこれまでのKemper ProfilerとRemoteを合わせて小型化されたモデル。機能は全て揃えているようです。つまり、もともと30万円クラスの機材が、そのままの機能で小さくなったということ。場合によったら価格が上がってもおかしくないモデルである、ということです。
まぁKemperは発売から時間が経っているので、据え置き価格、くらいはできるかもしれません。もし仮に、25万を切るような価格であれば、それは大セールプライス。迷う必要が一切無いくらいの価格です。

というのも、SNSだと、10万円くらいだといいな、とか、15万円くらい?みたいな話をちょっと見かけることがあって・・・・・・もしその価格だったら、私は今のKemperに加えてStageを買い足します!というような感じなんですよね。もちろん気持ちは分かるんですけど、さすがにそれはないだろうと思いますし、Kemperとして「まともな価格」で売っているのに「高すぎる」と失望されてしまうこともあるんじゃないかと思ったので、あえてここに書いておこうと思いました。

  • 使い方の立ち位置

ということなので、価格帯については、正直30万クラスを覚悟した方が良いと思います。


追記:海外価格と思われるものが出て、それによると現行のパワーアンプなしモデルよりも少し安いくらいの価格でした。同様の割合で国内でも販売されるとすれば、Stageは20万円前後かもしれません。だとしたら素晴らしく安いです。


では、このStageはどのように使うことを想定したものでしょうか。

実際、Kemperの公式フォーラムでは、長いことこの「フロアタイプ」を待ち望む声が多く、かつて・・・去年だったかな、NAMM SHOWで新製品を発表せず、「新しいリバーブを開発しているよ」というリリースだけだった時(すでに実装されました)は、「欲しいのはそうじゃない、フロアタイプだ」とフォーラムが荒れたほどです。

では、実際にKemperを所有している人が、このモデルを買い足すことはあるでしょうか。
余裕があるなら、「持ち出し用Kemper」として使う人はいると思います。現状のラックやデスクトップは、たしかに持ち運びは大変です。Rig(いわゆるプリセット)やキャビ(IR)のデータはPCに保存しておけるので、今持っている人が「買い換える」可能性はけっこうあるかもしれません。ただ、パワーアンプは内蔵していないので、そこをどうとらえるかですね。現在パワーアンプなしを使っている人なら、買い換えたくなれば迷うことはないんですが・・・Line6 Powercabのようなパワードキャビを使う手はありますが、持ち運びはより大変になりますし。

ただ一方で、「これからKemperを買う人」にとっては朗報です。パワーアンプが必要ならそちらを、不要で、持ち運びもするならStageを、卓上に置いて、フットスイッチもいらないなら無印Profilerを、という選び方ができます。こういう選択肢の広がりを考えれば、Stageの発表、発売は良い方向に行くのではないかと思います。

  • エディタ(Rig Manager 3.0)との兼ね合い

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今年の1月に開かれたWinter NAMM SHOWで、Kemperは「エディタの実装」を発表しました(現時点で未実装)。
こちらの開発は進んでいるということはオフィシャルでもアナウンスされていて、Kemperのファームウェアバージョン7.00、Rig Manager(プリセット管理ソフト)バージョン3.0から実装予定とのこと。現在のファームウェアバージョン6.00です。
これは、フロアタイプに合わせたもの(発売時期が合うかは不明)である可能性は高いです。デスクトップやラックと違い、Stageは操作部が小さく、また操作もかがんでおこなわないと行けないので、エディタがないとかなり辛くなります。なので、それに合わせてエディタが早めに出てくる可能性は大いに期待できるかもしれません。

追記:キャビネットについて
メーカーページでこんな写真が出ていました。
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Kemperは、今年1月のNAMM SHOWで上記のエディタと共にキャビネットを発表しています。
ですが、その時のリリースではキャビネットはパッシブで、パワードキャビネット(パワーアンプ内蔵型)は開発の予定はあるけどまだ目処が立っていない、ということを言っていました。
ところが、この写真に写っているキャビネットは、まぎれもなくパワードキャビネットです。(Stageにはパワーアンプがないので、直結するならパワードキャビネットになる)
もし早めに発売されるとしたら・・・それもまた面白いかもしれません。

  • Kemper2はしばらく出ない?

で、まぁ見てのとおり、StageはこれまでのKemperプロファイリングアンプと「同じファームウェア」を使ったモデルです。ここに来てバリエーションモデルが新製品として出る、ということは、Kemperとして、まだしばらくは「Kemper2」と言えるようなメジャーアップデートをする気がない、ということもある意味で読み取れます。
これはこれですごいことですね。まだまだ第一線でやっていける自信がある、ということですから。
 
いずれにしても、Kemperのニューモデル「Profiler Stage」、楽しみです。これでよりKemperが活気づいてくれると、1Kemperユーザーとしてはとても嬉しいと思います。
 
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Kemper、フロアタイプのプロファイリングアンプ「Profiler Stage」正式発表!

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Kemperから、正式にフロアマウントタイプのプロファイリングアンプが発表されました。

モデル名「Profiler Stage」です。これ、Kemperの公式フォーラムで予想してた人がいたんですよね。

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マジかよって感じですが、ほんとにStageだったとは。


先日の動画に続く形で、より詳細な内容が出ています。


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外観はこんな感じ。これまでのデスクトップ、ラック型Kemperに、Kemper Remoteの機能を組み合わせたスタイルとなっています。

まず、本体左上に電源ボタンがあり、BROWSER、PERFORMボタンがあります。さらにPROFILERモード(長押しもしくは同時押し)もあるので、この「Stage」だけでアンプのプロファイリングも可能となっていることが分かります。

その隣にはKemperと同様の操作系が並びます。ディスプレイとその上下左右に配置されるボタンがあり、さらにその右隣に、各エフェクトへのアクセスボタンが続きます。
面白いのが、このエフェクトアクセスボタンを挟む形で、Remoteにたった右上のLOOPERとTUNERフットスイッチがあること。ここは間違ってエフェクトボタンを踏まないようにしないといけないところはちょっとありますね。まぁ落ち着いた時にしか踏まないだろう、という考えでのデザインでしょうか。
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そして入出力端子の詳細も出ました。
電源はコンセントを直接挿し込む形です。
モノラルインプット、2系統のステレオエフェクトループ(モノSEND、ステレオRETURN)、2系統のステレオモニターアウト、1系統のステレオXLRアウト、4つの外部ペダル端子、デジタルS/PDIFのIN/OUT、MIDI IN、OUT、USB端子とUSBメモリ端子を搭載。

パワーアンプはなし。それ以外はフル機能を備えたフロア型プロファイリングアンプですね。

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ちなみにフットスイッチの機能も、Remote-Grande Controlという名前がついていて、何かしらの進化をしている感じです。

www.facebook.com

7/24、9時(現地時間、なので日本だと夕方でしょうか)にAvailable、つまり発売開始です。国内発売は少し先になるかもですけどね。


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「Kemper Profiler Floor」確定か!

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Kemper+Remoteの形ですね。プロトタイプかも、と言われていますが、機能としてはほぼ確定といえそう。あとは商品名とか細かい形とかの違いはあるかもしれませんが。
これは楽しみですね!

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フロア型かもしれないKemperの新しい何か、現行Remoteと同程度のサイズ!?

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昨日突如として謎の動画を投稿したKemper

toy-love.hatenablog.com

フロアタイプのKemperなのか、それとも新しいRemoteか、といろいろと話題になってます。
サイズはどのくらいだろう?というのもいろいろと詮索されていますが、今日はその外箱と思われる写真が出ていました。

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Kemperに到着した?外箱の写真。中身があるかは不明。

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そして「隠し場所」に置かれた写真。まだKemperに(少なくとも箱は)入荷した、というだけで、どこかに出たというわけではない感じですね。

これを見ると分かるとおり、フットスイッチは6×2段の12個は最低でもあることが分かります。
ここで、昨日の、あの設計図みたいなのが書いてあった画像を思い出してみましょう。
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これですね。この写真右上にある基板の方に注目です。この基板、画像の上に大きな基板があって、その下に細長い基板があるのが分かります。それぞれにフットスイッチ部と思われる白くて丸いパーツが載っています。(基板上にある電子スイッチを、フットスイッチのパーツで押す仕組みですね。)
これがどういうことかというと、本体上部の液晶とかコントロールとかがある部分と上段のフットスイッチは平面になっていて、下段のフットスイッチだけ別基板、つまりそこに段差がついていることを意味しています。

Kemper Remote

これは、現行のKemper Remote。6×2段のフットスイッチで、筐体に段差がついている・・・。

つまり、可能性として、この新しく発表された「フロア型Kemoer(?)」は、Kemper Remoteとほぼ同サイズではないか、と推測ができます。少なくとも幅は。奥行きは少し伸びるかもですが。

ちなみにこのサイズだと、さすがに現行と同じ600Wパワーアンプはおそらく入りません。たぶんパワーアンプ無し、もし入っていたとしてもMooer Baby Bombサイズの小さな30~50W程度までが限度だろうと思います。

あとは入出力端子ですね。Kemperはもともとかなり端子が多いです。それがどんな感じに集約されているのか、というところは楽しみですね・・・ってフロア型の前提みたいな感じで書いてますが、まだ詳細は分かりませんけどね。

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