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きになるアンプ VOL.2 Blue Soul Magic Ship Special

きになるアンプシリーズ、2代目は日本製のフルチューブアンプを紹介します。
前回紹介したCORNELLは、もうずっと欲しいと思っていたアンプなのですが、今回紹介するのは、さっきネットを見ていてふと目に付いたものです。しかし、これが機能的にもとてもいい感じで、きになったので紹介することにしました。
Blue Soulアンプを作っている方は、どうやら個人の方のようで、公式のサイトというものがないようです。
ですからブランドとしての詳細は分かりませんが、しかし各所で紹介されていたりするので、信頼性は高いのではないかと思います。
さて、このアンプですが、コントロールが4つあり、左からMASTER、TREBLE、BASS、GAINとなっています。6ワットのフルチューブアンプでこれだけコントロールがあるのは珍しいですが、これはまた家庭用アンプとして非常に重宝しそうなコントロール系統を持っていると思います。
また、右端のINPUTの下にHOT/NORMALの切り替えスイッチがあり、HOTモードではブースターが作動します。
搭載される真空管は、プリ部に12AX7が1本、ブースト回路に1本、パワー部に6V6GT、そして整流管には5Y3GTを使っている正真正銘の「フルチューブアンプ」です。(整流管がトランジスタのものは何といえばいいのでしょうかw)
個人で製作されているということもあり、オールハンドワイアリング、ポイントtoポイント配線となっているようですね。
スピーカーには、JENSEN C8Rという、8インチスピーカーが1発搭載されています。CORNELLでもJENSENの12インチが使われていましたね。こういった小型クラスの出力には相性がいいのでしょうか。
いろいろと調べてみた感じでは、サウンドはモダンなトーンで、こもり感のすくない、素直な音色だということです。こういったアンプでは当然、シャリっとしたクリーンはできないものの、HOTモードで単体でもかなり歪ませることができ、エフェクターを使ったハイゲインサウンドでも使えるという評価がされているようです。
デザインも、何かクラシックなアンプに似ているようで似ていないような、独特のデザインですね。ツマミはフェンダー系です。ちょっとチープな操作パネルも、手作り感があふれていて、なんだか楽しいです。
こういったMagic Ship Specialのような小型のチューブアンプ、もっと店頭においてくれたらいいのにな、と思います。それで売り上げが伸びれば参入してくるメーカーさんも増えるでしょうし・・・。



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