ええ、かなり前からきになっているんですが、このKEN JORDIN CLASSIC TUBE 35R、スペックに対してものすごく価格が安いんです。
出力は35W、「プリ・アンプ部に12AX7WA ×3本、パワー・アンプ部にEL84×2本、スプリング・リバーブのドライバー用として12AT7×1本、スピーカーはセレッションG12P-80を使用」とのことですね。
コントロールは、VOLUME、TREBLE、MIDDILE、BASS、REVERBとなっています。音の説明については、サウンドハウスの解説が大変分かりやすいので引用してみます。
単音弾きでは真空管独特の抜けの良い粘りのあるサウンドを、コード弾きでは音圧のあるサウンドをこのサイズながら実現しています。また、クリーンからクランチへ移行するのゲインのバランスが素晴らしく、高級真空管アンプさながらの自然な歪み始めをこのクラスにして実現しているのは驚きと言えます。小型のトランジスタ・アンプにみられがちな低音弦を弾いた際のもたつきやボケもなく、カラッとしたカッティング・サウンドやミドルを持ち上げて指弾きによる箱鳴りのサウンドを楽しむことも可能です。
少し荒めな歪みも他の小型アンプに比べるとハーモ二クス成分を多く含んでおり、ブルージーなギタリストも満足されるに違いありません。また、綺麗に伸びるサステイン豊かな高音をクリエイトすることは一般的な小型アンプではなかなか難しい問題ですが、フルアコ・ギターのボリュームを絞り気味にし、ギター自体の生鳴りをサウンドに加えたサウンドは絶品といえるでしょう。
これはもちろん販売用の宣伝文句です。しかし、このアンプは実際、大変評判がいいのです。「この価格だと、このアンプを自作しても赤字になる」といわれるほどのものらしく、大変きになるところですね。
ワッテージが自宅用としては大きいので、メインアンプとしてステージで使うものだと思いますが、そういったアンプを探しておられる方、多いと思います。
「知る人ぞ知る」というタイプのアンプですね。たしか中国か韓国製だったと思いますが、それは価格を考えれば仕方がないと思います。しかしこれは是非試してみたいと思います。
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- 追記:韓国製だそうです。Daddyさんありがとうございます!