「日本製ハンドメイドエフェクト」ということを前面に押し出して活動する新ブランド、「Far East Electric」のエフェクターをご紹介します。
既にチャットモンチー等とエンドース契約し、ケーブルを供給しているというこのブランド、実は元HSWことHonda Sound Worksの本多氏が新たに立ち上げたブランドなんですね。以前からエフェクターはラインナップとして出ていたんですが、店頭というか・・・ようやくお店に並びだした様子です。
では、さっそくご紹介していきたいと思います。
Far East Electric Cosmic Black
「ブースターより扱いやすく、オーバードライブ程歪まない」というこちらは、コンプレッションが少なく、また反応性が高いというモデルのようです。今の流行りを見極めたタイプのペダルということになるんでしょうか。
Far East Electric Cosmic Blue
こちらは、オーバードライブになります。このペダルも、さきほどのBlack同様、コンプレッションを極力廃し、反応性を求めたタイプのペダルとなるようです。こちらも、今流行りのスタイルといえそうですね。
Far East Electric Cosmic Red
そしてこちらがディストーションです。これは、コントロールがDISTORTION、FILTER、VOLUMEというようになっているそうで、この並びといえば・・・そう、RATですね。
もちろん、RATそのままってことはないんでしょうけど、可能性として、RATをベースとしているのではないかと思います。最近、RAT系(といっていいのか)のペダルも増えてきているので、その流れをみて作ったんでしょうか。
・・・というわけで、今回はFar East Electricの「Krishna Series」のペダルをご紹介してみました。写真だと微妙ですが、フィニッシュは「バイクや車等のカスタムペイントを手がける、カラーリングワークス」が手がけているとのことです。
賛否両論あるとはいえあれだけの人気を誇ったHSWの創始者だけあって、目のつけどころというか、流れは読めているのかな、という気はしました。現在3色ですが、最終的に5色ラインナップする予定だそうです。
ただ、ブランド始動して一発目ということもあってか、すこし地味というと失礼ですが、個人的には、もっと、こう個性を発揮して欲しいな、という気はしました。
いい悪いは別として、HSW時代のSPICEみたいなとんでもないペダルを、また期待していきたいですね。価格も、現状では問題ないレベルだと思いますし、今後また見ていきたいブランドの一つだと思います。