ものすごいペダルが日本に入ってきました!
というわけで、きになるペダルシリーズの第50回にふさわしいエフェクターをご紹介したいと思います。北欧の高級エフェクターブランド、「Mad Professor」からの歪み系2機種です。
では、いってみましょう!
- MAD PROFESSORって?
「イカれた教授」というぶっとんだ名前のこのブランドは、フィンランドに拠点をおき、高級アンプ/エフェクターを製作しています。アンプを製作しているのがMAD PROFESSORの代表さんで、どうやらそこにエフェクター部門が加わった、という形のようです。このエフェクター部門を統括し、全てのペダルの設計を手がけているのが、Björn Juhlさんという方なんですが、この人、エフェクター界ではかなりすごい人のようですw
以前、BJF Electronicsというブランドがありまして、北欧どころか、ヨーロッパを代表するブティックエフェクトメーカーとして、アメリカのLandgraffに対抗する人気とサウンドをもったブランドだったんですが、活動を停止してしまいます。そして、そのBJFEのビルダーであり、代表でもあったのが、現在MAD PROFESSORでエフェクター部門を指揮するBjörn Juhlさん、というわけです。
MAD PROFESSORのペダルには全て、「BJF Design」の文字が入れられています。では、ペダルのご紹介にいきたいと思います。
MAD PROFESSOR LITTLE GREEN WONDER
まずはこちらの、オーバードライブペダルをご紹介します。コンプレッションが少なく、ブルースからロックあたりまでをカバーするゲインを持ったペダルですね。
コントロールはVOLUMEとDRIVE、そしてBODYとなっています。このBODYコントロールは、中低域を基本としたオーバードライブサウンドのトーンをコントロールするもので、トレブルブースター的な音から正統派オーバードライブまでカバーするようです。
こちらにサンプルサウンドがたくさんあるんですが、どれを聴いても張りがあるサウンドですごいと思います。これは是非、試してみたいペダルだと思います!
MAD PROFESSOR MIGHTY RED
こちらは、ミドル〜ハイゲインサウンドを作り出す、ディストーションペダルです。80年代のコンプレッションのかかった歪みを再現したもので、強めのオーバードライブから、メタルのソロにも使えるようなディストーションまで、幅広く音作りができる、というペダルですね。
コントロールは、VOLUME、DISTORT.そしてPRESENCEとなっていて、これらを組みあわせることで様々なサウンドを作ることが出来るようです。
さきほどのページと同じですが・・・こちらのサンプルが、音の傾向がかなり分かりやすいのではないかと思います。
私はこのサンプルの、「Sample Lead」の2つが特に気に入ってしまいまして・・・このペダル、試してみたいのはもちろん、むしろとても欲しいと思いますw
というわけで、MAD PROFESSORのペダル2つをご紹介してみました。どちらのペダルもすごそうなので、見つけたら是非試してみたいと思います!