TONE FREAKのディストーション、DRAGONFLYを少し前に試してみました。ただ、なかなかWeb上に出てこなくて、書く機会がなかったのですが、今回、ナインボルトさんに入荷したとのことで、早速書いてみたいと思います!これは、非常におもしろい感じです!
では、いってみましょう!
TONE FREAK DRAGONFLY
こちらが、試したときの画像となります。日付をみると、11月・・・もうだいぶ前ですね。
ちょうど新製品としてこのペダルが出たころで、高かったんですが、音だけでも聞いてみたいと思って、試してみました。
さっそく、レポート行きたいとおもいます。まずはセッティングからですね。
リアPUにディマジオのシングルハムが搭載されたストラト
↓
TONE FREAK DRAGONFLY
![]() 【ギターアンプ】Roland JC-120 |
では、レポートしてみます。
- 操作性
コントロールはDRIVE TONE LEVEL、2モードの切り替えスイッチが搭載されています。
別になにも迷うことはない感じですね。TONE FREAKのペダルは、LEDがノブとスイッチに囲まれているので、あまり角度が浅いと見え難いですが、足元において立って弾く場合は問題ないと思います。LED自体は、暗かったりはしません。
- サウンドレポート
というわけで、音ですが・・・反応のものすごい、音圧系ディストーションです。ゲインはあまり高くありませんが、とにかく音圧が高いので、かなり分厚いサウンドになりますね。反応も大変よく、ほぼクリーンのようなサウンドも出すことが出来ます。
音としては、そうですなね・・・BORの反応がUPした感じでしょうか。BORはもっとマーシャルっぽいですが、キャラ的にはもう少しストレートな感じです。あくまで方向性として、音圧感はBORに近いと思います。
モード切替は、クリッピングか何かだと思いますが、分かりません。ちなみにこのペダル、通常と違い、「イエローLED」でクリップしていたりします。(LEDはその色によって特性が違ってくるようです。例えば青LEDはクリッピングには向かないと聞いたことがあります。)
ゲインが9時以下になると、ゲインと一緒に音量も下がります。ですので、エフェクターというよりもむしろ、非常にアンプに近い操作性ですね。ゲイン0だと音量も0ですので、「クリーンブースト」を行うことは出来ませんが、先ほども書きましたとおり、ギター側のヴォリュームでほぼクリーンなサウンドを作ることはできます。
反応性が高いので、弾き方次第でいろいろな音を出せると思いますが、ペダル自体はそこまで音作りの幅が広いタイプではなく、むしろ「Dragonflyの音」を持っているタイプだと思います。ですが、これはとてもよかったです!
というわけで、TONE FREAK DRAGONFLYでした。このペダルは、なんというか、とにかくすごく独創的な感覚のディストーションでした。「これはすごいペダルだ」という、ひらめきじゃないんですが、そういうのってあるじゃないですか。その感覚がすごく刺激されるタイプのペダルでした。
TimmyやLovepedal、Vopal driveに出会ったときのような驚きに似た感覚があったように思います。試奏から3ヶ月経った今でも、このペダルがすごかったという印象は残っていますね。ただ、たしかそのときの売値が6万円近くしていて、さすがに6万円は高すぎるなぁ、と思い、そこでは買うことはしませんでした・・・というか買えませんでしたw
実は、このペダルはナインボルトさんに無理にお願いして、取ってもらったものなのです。「絶対いいペダルだから、是非」・・・と。そして、実際試されて、「これはよかった」と言っていただけたので安心しましたw
音圧の高いペダルをお探しの方には、オススメできるものだと思います。私も、そのうち欲しいと思っていますw
是非、一度試してみてください。