フェンジャパ値上げ前特集、今回はテレキャスターのラインナップを見た中から、とくに値上げの高いものやおもしろそうなものを集めた「おいしいところ」です。
いってみましょう!
TL-50
まずはこのスタンダードモデル。ストラト同様¥9,000の値上げが決まっていますが、元々スタンダードモデルでこの値上げは相当大きいですよね。末永く使える一本で、最初のギターとしても最適です。
TN-93SPL
独特のHSS形式のPUを持つシンラインというモデルです。値上げ額はテレキャスの中ではこれが最大かな?の¥12,000です。なかなかほかにないモデルだと思います。スペシャル5wayセレクターもおもしろいですね。
TL52-88SPL
こちらも、探しておられる方が多いフロントハムのテレキャスターです。テレキャスの場合、フロントハムにしようと思ったらザクリだけでなくピックガードの加工まで必要となってしまうんですよね。ストラトの場合はSSHやHSHタイプも多いのでそこまで問題にはならないんですが、テレキャスの場合、数も少ないので余計に探されている方が多いと思います。値上げ額も最大の¥12,000です。
TL52-118BTX
こちらも値上げ額が¥12,000のモデルです。個人での搭載が難しいビグズビー付きモデルですね。ビグズビーって、搭載するときにネックに角度をつけないといけないらしく、普通のテレに付ける場合はネックジョイントに角度付きの薄いプラ板などを入れて調整するらしいんですが、なかなかうまくいかないらしいんですよ。
なのでビグズビー付きテレキャスがほしい、という方には、もちろんギタークラフトに自信がおありの場合は別ですが、普通は最初からビグズビーが搭載されているメーカー品か、もしくはオーダーという形になってしまうと思います。
TL62B-78TX
このモデルは、個人的にフェンジャパのスタンダードなテレキャスの中では特にオススメのモデルです。いくつかのテレキャスを試したことがありますが、特にPUと材やネックのバランスにすぐれているように思ったのが、このモデルでした。
バインディングが巻かれているのもいい感じだと思います。最近は木村カエラさん等の影響からか、バインディング付のキャンディアップルレッドが非常に人気高いらしいです。
TL52-120DMC
こちらはディマジオコレクションPUを搭載し、2ピースのアッシュボディとVシェイプの1Pメイプルネックのモデルです。フェンジャパのレギュラーモデルのテレキャスでは最高峰に位置するモデルですね。
というわけで、こんな感じかな、と思います。もちろんすべてのモデルがそれぞれ特徴があっておもしろいんですが、中でも特によさそうにおもったのがこれらのモデルでした。まだ値上げまでは1ヶ月ありますので、今のうちにいろいろさわってみたいですね!