数々の名盤に使用されたコンパクト・コンボの名機が遂に復活!Fender USA ’65 Princeton Reverb |
ここのところ一時の過熱ぶりはなんだったのかと思うほど新作があまりでてこなかった小型真空管アンプなんですが、久々に、正統派が登場しました。
こんかいご紹介するFender '65 PRINCETON REVERBは、65年ごろ発売されていてブラックフェイスの「PRINCETON」を復刻したものです。プリンストンって、50年代、ツイードアンプのころから続いてきたシリーズで、現行品としてはアッテネータとラインアウト付の「Princeton Recording-Amp」がありますが、これが65年のプリンストンをベースに作られたものに対し、今回の'65 PRINCETON REVERBはそのまま、65年のプリンストンを復刻したモデル、ということのようです。
出力は15W。12AX7を3本と12AT7を1本、6V6を2本使ったプリ・パワーアンプの構造で、整流に5AR4を使用するフルチューブアンプとなります。名前の通りリバーブと、あとヴィブラートを搭載しています。ちなみにFenderアンプのヴィブラートは、トレモロのことです。
2インプットですが1CH仕様で、コントロールはVolume、Treble、Bass、Reverb、Speed、Intensity となります。スピーカーはJensen C-10Rという10インチのものを1発搭載します。
プリンストンは当時、自宅で練習するためのアンプとして作られていたそうですが・・・さすがにこれを日本の自宅で使えるかというと、環境によって変わってくると思います。しかし、見た目も渋くてかっこいいアンプですね。
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