9月も終わりが近づいてきて、朝方にはだんだん寒さも感じるようになってきました。もうすぐまた、紅葉の季節になりそうですね。私は冬生まれで暑いのがニガテなもので、少し肌寒くなってくるいまごろの季節はけっこう好きだったりします。時期的には高校の文化祭の季節で、練習も盛り上がってきたりする頃でしょうか。大学の文化祭はもうちょっと先ですね〜。
また、ニュースとしては当サイトのコミュニティがmixiにできてしまったりと、ありがたいこともありました。さて、そんな2008年9月の「今月のきになる」いってみましょう!
Phantom FX hurt:adam
今月は新製品がまたいろいろと出ましたが、まずはこれでしょうか。ART-SCHOOLのギタリスト、戸高さんがビルダーを務め、手作業で製作されるエフェクターブランド、Phantom FXの新製品です。
このhurt:adamはプリアンプ的な要素もあるオーバードライブで、フェンダー系のドライブサウンドが特徴です。記事として載せたときにはまだご紹介できなかった、戸高さん本人によるサンプルサウンドムービーもUPされていますので、こちらに載せてみます。
サンプルムービー
参照記事
Ibanez Hand-Wired Tubescreamer(チューブスクリーマー) TS808HW |
オリジナルのTS808が状態によっては6ケタを超えるような価格になっていることを考えると、「さほど高くない」とも言えますし、オリジナルを含めこれまでのTS808の定価を考えると「ずば抜けて高い」とも言える価格設定も大きな話題となりました。賛否はともかく、大メーカーによるエフェクターとしてはこれまでと一線を画すもの、といえるのではないでしょうか。
参照記事
SMOKY SIGNAL AUDIO TUBELESS δ Tuning
ハイエンドオーバードライブにも新製品が出ましたね。マッチレスの定番30Wアンプ、DC-30のサウンドを元に開発されたというこのペダルは、その実力で評価も高い「TUBELESS」シリーズの最新作ということになります。中に真空管は入っていなくても、真空管アンプ的なサウンドを再現できるという気持ちで名付けられたと推測される「TUBELESS」、一度弾いてみたいペダルです。
参照記事
Orange AD5 Combo
こちらは、2000年頃に限定で発売され、コレクターズアイテムとしての人気も高かった小型真空管アンプの復刻版です。12AX7とEL84というブリティッシュアンプらしいコンビネーションの真空管を搭載し、シンプルに仕上げられたモデルですね。5W出力に10インチスピーカーで、低出力ながらもしっかりとしたサウンドが期待できるモデルといえそうです。
参照記事
Greco GVA CUSTOM |
参照記事
まだまだたくさん、おもしろそうな新製品もありましたが、とりあえずこんな感じでしょうか。では、今月のレポートとレビューをまとめます。
- レポート
KORG Pitchblack+
Phantom FX hurt:adam
minimichine overdrive prototype
- レビュー
Phantom FX Sabbath
Modtone Effects Speedbox
Modtone Effects Aqua Chorus
Voodoo Lab Pedalpower 2 Plus
minimichine スパナ大臣(仮)
それでは、来月もまた、きになるおもちゃをよろしくお願いします!