今年発売されたペダルの中でも、特に大きな話題となったペダルの一つ、「Vox Satchurator」。Joe SatrianiさんとVoxのコラボレーションによって生まれたエフェクトペダルとして、高い人気と評価を得たペダルでした。
そんなVoxから、あらたにJoe Satrianiさんとのコラボレーションペダル「Time Machine」が登場です!
Satchuratorはディストーションでしたが、こちらはデジタルディレイペダルとなります。まだ日本でも英国でも、Voxのサイトに音源等が出ていないのでなんとも言えないところではあるんですが、Satchuraorがジョーの使うディストーション、「BOSS DS-1」に似た傾向のサウンドだったことを考えると、このディレイは、Chandlerのラック式デジタルディレイサウンドを元に作られている・・・のかも知れません。
さて、その機能ですが、Level、D.Range、Time、Feedbackとなっています。D.RangeはTimeノブで可変できるディレイタイムを選択するもので、30〜125、125〜250、250〜500、500〜1000msを選ぶことが出来、またタップテンポならば最大5800msまでのロングディレイに対応しています。タップテンポ時は、D.Rangeスイッチがタップテンポ時の音符を設定し、それぞれ3連符、8分音符、付点8分音符、4分音符のディレイを作り出すことができます。また、ペダル中央上部にあるミニスイッチで、Hi-FiとLo-Fiのモード切替ができ、Hi-Fiでは通常の広いレンジをもった音に、Lo-Fiではジョーのスペシャルイコライジングセッティングのディレイサウンドになる、とのことです。(この音がChandlerに似ている可能性が高いかもです。)
また、搭載されるディレイ自体もModernとVintageの2種類で、右側のタップテンポスイッチを長押しすることでモードを切り替えることが出来ます。Modernはいわゆるデジタルディレイサウンド、そしてVintageはテープエコー風のあたたかみのあるサウンドで、テープの揺れによるモジュレーションまでを再現したモードとなっています。
入出力関係は、1in2out仕様となっており、アウトプットは通常はモノラルアウトで、Out端子とDrv端子両方にプラグを繋げば、ドライとウェット音を分けて出力することができるようです。このとき、ドライ音はデジタル変換を一切行わないアナログバッファ回路のみでのドライ音となります。バイパス時にも、同じバッファを通るようですね。
電源はもちろん、9VセンターマイナスのACアダプタを使うことができますが、電池を使っても連続で6時間という、デジタルディレイにしては長い性能にも注目です。消費電流が60mAと少なめなので、(デジタルペダルなのであまりオススメはしませんが)単純にアダプタを分岐させて使っても大丈夫だと思います。
というわけで、Vox Time Machineのご紹介でした。Satchuratorがとてもよかったので、こちらも試してみたいです。サイズはSatchuratorと同じで、グリーンカラーなので並べるとちょっとクリスマスっぽい雰囲気になるかもしれませんねw
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