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当サイトの内容を説明文等に使用している楽器店さんがあるようですが、一切関係がありません。

Bob Burt Overdrive


アメリカ、フロリダにて主にギター用キャビネットの製作を行っているBob Burtのオーバードライブをレポートしたいと思います。この間Greco GVA CUSTOMを試したときにつないだもので、近日中にレポートすると書いていながら、先にご紹介したい新製品がたくさんあったので、間があいてしまいました。
では、さっそくレポートしてみましょう!

Bob Burt Overdrive


今年の・・・5月くらいでしたっけ。代理店として有名なTaharaさんの取扱で国内に入ってきたオーバードライブペダルです。ご存知の方も多いと思いますが、ビルダーのBob Burtさんは、あの有名なJohn Landgraffさんやあまりの希少性からすごいプレミアがついているオーバードライブ「CJOD]の制作者、Clay Jonesさん(どれも本人の名前がブランド名になっているのがおもしろいです)とはとても近い間柄のようで、本国でもLandgraffを取り扱うBlues Angelという楽器店さんでのみ、取り扱われているペダルです。
3つのノブがありますが、左上がGain、中央がTone、右上がLevelとなっていて、この並びはLandgraff Dynamic Overdriveと同じです。切替スイッチなどはなく、Bob Burtの音を楽しむというタイプのペダルになっていますね。ケースもLandgraffと同じ物を使っているようです。
では、セッティングを。

Bill Lawrence ストラトタイプ 3シングルPU

Bob Burt Overdrive


Greco GVA CUSTOM

Greco GVA CUSTOM
価格:20,480円(税込、送料込)



Gibson GA-5
というセッティングでした。アンプはGVA CustomとGA-5の両方で使用しています。ではレポートしてみます。

  • 操作性

ノブに名前がなく、いわゆるBOSSタイプのものとはGainとLevelが逆の配置になっているので一瞬分からなくなるかもしれませんが、使えばすぐに理解できると思います。他はとくに特殊なことはありません。

  • サウンドレポート

「Landgraffに似ている」と言われるBob Burtですが、これは似ているといえば似ていますし、別物といえば別物という感じですね。基本的にはTS系なので、基となる音は似た感じなんですが、そこからの味付けが全く違います。
第一印象は、とてもやわらかい音・・・シルキーというか、出触りがなめらかでやわらかい、質感のあるサウンドだと思いました。音は絶妙な味付けがなされていて、風味としては薄味なんですが、ほぼクリーンブーストの状態にしてもBob Burtのもつなめらかなトーンを得ることが出来ます。もちろん、それがお好みに合うかどうかは分かりませんが、いわゆる一般的な「良い音」になります。歪み方はまさにTSなんですが、本家Tube Screamerよりもレンジは広く、かといって飛び抜けて広いわけでもありません。歪ませたときのピッキングの反応性も非常に高いのですが、これも圧倒的というわけでもなく・・・味付けも濃すぎることはないという、一見特徴がないようにも思えるのですが、ノブをどんな設定にしても奇抜な音にはならず、常に使える音が出る、非常に高度でバランスされたペダルという印象です。あえて言えば、似ているのは・・・ShigemoriのRUBY STONE・・・かな、という感じでした。ただRUBY STONEよりは柔らかめのサウンドになるように思います。
Landgraffのオーバードライブは、非常にゴージャスなLandgraffサウンドになる傾向がありまして、もちろんBob Burtっぽい音も出せるといえば出せるんですが、Bob Burt Overdriveはもっと控えめな印象でした。どちらがいいというより、どちらもいいですね。
2つのアンプで試しましたが、好印象だったのはGVA Customにつないだときの印象です。ゲインを上げるととても気持ちの良いオーバードライブサウンドになります。逆にGA-5の場合は、ブースターとして使うと非常にいいんですが、ゲインを上げると何かが違うように思いました。これはおそらく、単純にGA-5とTS系の相性の問題ではないかと思います。GA-5には、もっとブースターに特化したペダルの方が相性がいいのかもしれません。
 
というわけで、Bob Burt Overdriveのレポートでした。お使いの機材との相性はあると思いますが、とにかく非常によくできたペダルです。ゲインもそこそこありますので、これ1台あればブルース〜渋めのロック系ならばほとんどカバーできるのではないかと思います。派手なロックスターのようなペダルではなく、渋い職人気質なタイプのペダルですね。やわらかくてやさしいサウンドはとても気持ちが良い音でした。



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