NAMM SHOWにて出展されていた、Z.Vexの新シリーズとなる「Vextron Series」が遂に発売となるようです!かなり期待できそうですね〜。それぞれについて見てみます。
まず、Z.Vex Distortron。このペダルは、マスターヴォリュームなしのMarshall JTM45のサウンドを再現したモデルとして有名なZVEX The Box of Rock(BOR)をベースに開発されたというディストーションペダルです。
BORは非常によくできたペダルですが、「非常にローが強い」「ゲインがあまり高くない」という2点が、すこし使いずらいと言われることがあることも有名です。Z.Vexもそれは知っているようで、今回のDistortronではそこを改善してきました。違いを書いてみます。
まず、BORに搭載されていた、Super Hard Onベースのブースターをなくしています。そして「SUBS」と「GAIN」という切替スイッチが搭載されています。SUBSスイッチは3モードで低域の出方を選択するものだそうですね。最も低域が出る状態にするとBORと同等となる、ということですので、要するにBORに低域カットスイッチを着けたという感じです。GAINスイッチは2モードで、HiとLoを選ぶことが出来、LoでBORと同じゲインとなるように作られているようです。BORの音色はそのまま、「もう一押し」の使いやすさが加わったということで、これは注目ですね。
続いて、Mastotronです。こちらは、ファズですね。Z.Vexで5ノブのファズペダルといえば、やはりZVEX Fuzz Factoryの印象が強いのですが、このペダルはどうやら、新しく設計された、いわゆる「普通のファズ」のようです。コントロールはVOL、TONE、PW(Pulse Width)、FUZZ、Relax/Push、Subsスイッチとなっています。SubsスイッチはDistortron同様、3モードの低域選択スイッチです。PWコントロールは、「スクウェア波からパルス波までの波形を連続可変する」コントロールとのことです。ファズの基本的な波形を調整する、といった感じでしょうか。Relax/Pushコントロールは、インプットインピーダンスの設定で、これにより、普通のギターから接続する場合はもちろん、アクティブPUのギターだったり、バッファを通したあとにMastotronをつないだり・・・さらにはベースやキーボード、ミキシングコンソールのエフェクトループ内など、様々な機材とMastotronを合わせて使うことができるようになっているようです。・・・ってあんまり普通のファズじゃなかったですね。さすがZ.Vex!www
Distortronはこちら、Mastotronはこちらから、それぞれサンプルムービーを見ることができます。今後がどうなるかは分かりませんが、今のところこのVextronシリーズはかなり正統派なタイプのペダルラインナップとなっているようですね〜。発売されたら是非弾いてみたいペダルだと思います。
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