![]() 【値下げ致しました!】【送料無料】Gibson / DUSK TIGER【ギブソン】【ダスクタイガー】【オー... |
このGibson Dusk Tigerは、いろいろな意味で話題作だったDark Fireをさらに進化させたギターということですね。
まず、この外観からすでに存在感を発揮しています。よく見ると普通のレスポールシェイプなんですが、パッと見でレスポールに見えない、独特のトップ材と月を模したような形状のミラードピックガード/コントロールプレート(?)が特徴的ですね。
ボディは、独特の杢が特徴というマーブルウッドトップに、マホガニーバックとなっています。トップには、分りにくいですが2本のストライプが入っていて、このストライプ部はエボニーが使われているということです。ネックはマホガニーで、22Fエボニー指板を採用。5Fと12Fに入れられたインレイは、トラの牙をイメージした形状となっています。
PUは、フロントにP-90H、リアにバーストバッカーを採用し、Tune-O-MaticブリッジにはピエゾPUが仕込まれています。PU切替スイッチの頭がノブになっていて、ここを回すことで通常のPUのサウンドにピエゾの音をブレンドすることができます。
Dark Fireにも搭載された、コンパクトなロボットチューンが搭載されています。さらに、フロントのP-90Hの片方のコイルを使ったフロントシングルコイル、両方のコイルを使ったフロントハム、リアのバーストバッカーの片方を使ったリアシングルコイル、両方のコイルを使ったリアハム、さらにフェイズサウンド、そしてピエゾPUを、フロントとピエゾに搭載された、PUの磁力で音色を調整する(?)「マグネティック4バンドイコライザ」と組み合わせて調整することでさまざまなギタートーンを作り出すことが出来(PCとギターを接続してソフトウェアで調整することができます)、それらのサウンドを10種類までプリセット可能。各プリセットごとにチューニングを変えることももちろんできます。
これらの調整はPCを使っていることカラもわかるとおりデジタル制御ですが、ギターの信号自体は完全にアナログ回路のみを通るということです。これにより、いわゆるデジタルモデリングとは全く違った方法によって、ギター1本でレスポールからシングルコイル、335系のハコモノサウンド等、様々なサウンドを、しかも簡単にチューニングを変えながら作り出すことができるというわけですね。まるでLine6のVariaxがアナログになったみたいですww
こちらにいくつか動画があって、音を聞いたり機能を見たりすることができますが・・・まぁ必要か不要かはそれぞれだと思いますが、たしかにものすごいギターだと思いますw
また、Robot Interface Pack(RIP)というDark Fire/Dusk Tiger専用のオーディオインターフェイスが付属し、Ableton Live 8 - Gibson Studio Editionというレコーディングソフトもついています。このRIPはヘッドフォン端子も備えているので、夜中に練習、という場合にも対応していますね。
それにしても、最初にはじめてロボットギターを見た時には、ただの楽するツールの一つだと思っていたのに(まさか後に自分がロボットSGを買うとも思ってませんでしたがww)、ここまでやってくるとなると、好みは別として、正直すごいと言わざるを得ないと思います。
このギターの面白いところは、エレキギターの基本的な構造は一切変えていないというところなんですよね。ペグが自動で動いたり、PUをブレンドしたりPUにEQを付けてみたりといろいろ革新的なことをやってるんですが、弦を揺らしてPUで電気信号を発生させ、アンプに送るという基本的なところはそのままです。本当に驚きのギターだと思います。
(・・・なんか機能を見てたら、これにフェルナンデスのサスティナーとローランドGKピックアップを付けてみたくなりましたwww)
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