数あるGretschギターの中でも最も多くのモデルをラインナップするChet Atkinsシグネチャーモデル。その中で最も価格が安いモデルの「Tennessee Rose」に、限定でラッカーフィニッシュ仕様が登場しました。
グレッチのギターはたくさんのアーティストが使っているのはもちろん、全てのモデルが派手で目立つので、漫画やCMなどに登場することも多いです。
中でもTennessee Roseは、まぁ個人的には持ってるってのもあるんですが、本当に好きで好きでたまらないギターです。ボディはやたらでかくて分厚いのにネックは異様に薄くて、かといって弦高はそこまで低くないですし、とにかく弾きにくいギターです。ハイポジ?なにそれおいしいの?と言わんばかりに12Fあたりからセットネックの盛り上がりがはじまりますし、私の持っているモデルに付いているフィルタートロンPUは音の分離感があまりよくなくて、歪ませたらすぐ濁ったような音になる上、ハウリングもしやすいです。ビグズビーのヴィブラートは弦交換がめんどいですし、ブリッジは固定されていませんのでオクターブチューニングは永遠に終わらないんじゃないかという気分にさせられます。とにかく不器用で、扱いにくいギターなんですが、なんていうか、ギター本体の持つ雰囲気が圧倒的なんですよね。
はい、なぜかグレッチのレビュー記事っぽくなってしまいましたが・・・新製品の紹介いきましょう。
今回ラッカーフィニッシュが施されて発売されるのは3機種です。
限定仕様・ラッカーフィニッシュGretsch G6119L Chet Atkins Tennessee Rose |
限定仕様・ラッカーフィニッシュGretsch G6119-1962FTL Chet Atkins Tennessee Rose |
数量限定!!3大特典 プレゼント!!Gretsch エレキギター G6119-1962HTL / C.ATKINS[グレッチ]... |
G6119Lは、メイプルトップ、メイプルサイド、メイプルバックのボディにメイプルネック、エボニー指板でフィルタートロンPUを搭載しています。コントロールは3WayのPU切替スイッチと、2VOL、1Tone、Master VOLとなっています。ちなみに右下に3つ並んだコントロールのうち、▽の左上と下の頂点の部分がフロントとリアPUのヴォリュームで、右上の頂点の部分がマスタートーンです。レスポールから持ち変えると、リアVOLとTONEを間違えそうになりますw カッタウェイのところに付いているコントロールはマスターヴォリュームです。
G6119-1962FTLとG6119-1962HTLは、PUが違うだけで他は同じ仕様です。メイプルトップ、メイプルサイド、メイプルバックのボディにメイプルネック、ローズ指板で、それぞれFTLにフィルタートロン、HTLにハイロートロンPUが搭載されます。
コントロールはちょっとややこしいです。まず、本体右下の2つのノブはフロントとリアのヴォリューム、カッタウェイのノブはマスターヴォリュームです。で、左上にある2つのスイッチですが、片方は3WayのPU切替、もう一つは3モードのプリセットトーンスイッチとなっています。そして、右下にあるスイッチは「スタンバイスイッチ」で、切り替えると音をミュートできるというものです。
ちなみに、日本限定モデルとして、「G6119PB」のように型番の最後に「PB」が付く、ブリッジの位置を固定できるモデルも出ています。個人的に、今グレッチを買うなら、この「PB」モデルをおすすめします。たぶん全グレッチユーザーが欲しかった機能です。ていうか私が欲しいですw 弦変えるたびにブリッジの位置決めるの、めっちゃめんどくさいんですよ・・・w
あーでもこのラッカーフィニッシュ仕様に付くという限定のハードケースもいいなぁ・・・とかいって、買うわけでもないのに無駄に悩んでいますw
【グレッチ・ギター】GRETSCH 《グレッチ》 G6119PB Chet Atkins Tennessee Rose【数量限定Gret... |
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