POD HDシリーズなどにも使われているHDモデリングテクノロジーを使用し、Bognerデザインによるチューブセクションを搭載したLine6のモデリングアンプ、DTシリーズに25Wモデルが登場です。
これまで50WのDT50しか出ていなかったので、25Wのより小出力なモデルが追加されたということですね。
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Line6 DT25 Head
まずはこちら、アンプヘッドモデルのDT25 Headです。ヴィンテージマーシャル系アンプを思わせる外観になっています。
12AX7を1本とEL84を2本搭載した25W出力のモデルで、クラスABの25W出力、またはクラスAの10W出力を選択することができるようになっています。また、4種類のヴォイシング切替スイッチを備えていて、アメリカンクリーン、ブリティッシュクランチ、クラスAチャイム、モダンハイゲインのヴォイシングを選択できます。
PENTODE/TRIODE切替スイッチでパワーチューブの構成を切り替えることができます。
本体は独立2ch仕様となっていて、Drive、Bass、Mid、Treble、Presence、Reverb、Volumeコントロールがそれぞれに搭載され、またMaster Volumeが別についています。背面のスイッチでLow Volumeモードに切り替えることができ、そのモードにすると小音量の出力となります。このとき、Masterノブで音量を調整できますが、出力されるアンプのサウンドを一切変えないようになります。その代わり、Low Volumeモードでは搭載された真空管による歪みは減ってしまうとのことです。
このDTシリーズ、ここまでだとヴォイシング付のちょっと変わったアンプって感じなんですが、POD HDシリーズとL6 Linkで接続することで真価を発揮します。(デスクトップタイプのPOD HDにはL6 Linkはついていません)
接続すると、POD側で設定されたプリセットに合わせてアンプ側の設定が自動的に調整され、出力されます。もちろんそれらを修正したりコントロールもできます。
1台のPOD HDシリーズで最大4台までのDT25アンプを同期して使用でき、エフェクトのドライ/ウェットやステレオサウンドを自在にコントロールできるようになります。
ある意味、DTアンプにとっても、POD HDシリーズにとっても、これらが接続されることで本当のHDモデリングテクノロジーのサウンドが味わえる、ということかもしれません。
DT25 HeadにはMIDI IN/OUT、L6 LINK、フットスイッチ、エフェクトループ、キャビネットシミュレートを施したダイレクトアウト、4Ωステレオ、8Ωステレオ、16Ωモノラルのスピーカーアウトが搭載されています。4Ωと8Ωのスピーカーアウトはモノラルでも動作します。
Line6 DT25 112
DT25アンプに、CELESTION G12H90、12インチスピーカーを1つ付けたコンボアンプです。機能的な違いは特にありません。