Carvinから、スティーブ・ヴァイのシグネチャーアンプヘッドが登場です。
この「Carvin LEGACY III VL300」は、CarvinのSteve Vaiシグネチャーの3代目となるモデルで、スタジオからライブまで幅広く使えるアンプとなっています。
3ch仕様のフルチューブアンプで、真空管は12AX7とEL34、ともに4本ずつ搭載。
3つのチャンネルは1〜3の順にクリーン、ドライブ、ドライブ/ハイゲインとなっていて、コントロールはCH.1がVolume、3バンドEQとPresenceスイッチ、Ch.2がVolume、Drive、Presenceと3バンドEQ、Ch.3がVolume、Drive、PresenceとGainスイッチとなっていて、EQはCh.2と共通になっています。マスターセクションはMaster、Boost、ReverbとリバーブのON/OFFスイッチです。
出力は100Wですが、50W、15Wに落とすことも可能です。EL34がパワー管に使われていますが、スイッチを切り替えるだけで6L6GCを搭載することも出来ます。リアパネルにはさまざまなものが搭載されていて、まず2つのスピーカーアウトプット、4/8/16Ωの切替スイッチ、出力の切替スイッチ、パワー管のバイアス切替(EL34/6L6GC)、ラインアウト、フットスイッチ端子、MIDI IN・THURU端子、エフェクトループ、Master Out、Power Amp Inとなっています。
エフェクトループはMasterの前後にあり、通常のエフェクトループ(Masterの前)の他、Master Out、Power Amp Inの間にエフェクトをつなぐことでMasterの後にループを組み込むことも可能となっています。
選択したチャンネルによって内部で光LEDのカラーが変わるようなギミックも搭載されていて、デザイン、機能性ともにこだわりの高いアンプです。
さすがVai。非常に「らしい」アンプです。
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