【エフェクター】MAXON DB10 Dual Booster |
この「DB10 Dual Booster」は、2種類のブースターを1つにまとめたペダルということですね。定番スタイルの「9シリーズ」や弁当箱スタイルではなく、MXRサイズのペダルで復刻ではなく新製品というのは相当久々ということになるんじゃないでしょうか。型番に「10」が付くMaxonのブースターといえば、Maxon最初期の、「GA-10」や「MB-10」のようなプラグの付いたブースターを思い出しますがそれらとはまた違う、完全新作モデルとなるようです。
コントロールはCleanとVintageの2ノブ、そしてフットスイッチが2つあります。どちらも最大+20dB程度の増幅が可能で、Cleanの方は現代的なフルレンジクリーンブースト、Vintageの方はハイを若干落としたナチュラルなブーストが得られる、ということです。2つのブースターは「完全に」独立していて、2つのフットスイッチでそれぞれを自在にON/OFFできます。
今、あえて「完全に」のところを強調しました。
そう、このペダルに入っている2つのブースターは、まさに完全に独立しています。ペダルの両側面を見ると、Input、Outputがそれぞれ2つずつあるのが分かります。これはステレオ対応・・・ではなく、Cleanブースト(下側)、Vintageブースト(上側)のそれぞれのIN/OUT端子となっているのです。
つまり、エフェクターを接続する上で、このペダル内のClean、Vintageの2つのブースターは、好きな順序で、好きな場所に設置することができるというわけです。
例えば片方はアンプの前、もう片方はアンプのエフェクトループ、ということも可能ですし、やろうと思えば2人のギターパートそれぞれで好きな方のブーストを使う、みたいなこともできます。ペダルとしては1つにまとまっていて、電源もまとめて供給されますが、使い方としては完全に、2台のエフェクターを使っているのと同じ、というわけですね。
視認性の良いLEDを採用し、フットスイッチはMaxonのTBS(トゥルーバイパススイッチング)システムを搭載。
駆動は9V、または18Vに対応し、電池、アダプタ両方で動きます。
まだサンプルサウンド等は無いみたいですね。2つのブースター、それぞれどう違うのか、弾いてみたいです。
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