日本発の新ブランドとして先日ご紹介した「Moriae Pedals(モリアペダルス)」のペダルが登場です。
Moriaeとはギリシャ語で「痴愚」「狂気」といった意味の言葉だそうで、1509年にエラスムスという人が執筆した痴愚神礼讃の中に出てくる痴愚女神モリア(モリアエ)が元になった・・・のかな、と思います。それくらいにしか出てこない単語なのでw
Moriae Pedalsは全てハンドメイドでエフェクターを製作していますが、その規模を多くのハンドメイド系ペダルのように小さな工房(ブティックと呼ばれる理由)で行うのではなく、海外の生産拠点で大規模に行うことで、サウンドクオリティを高めながらより低価格化を実現した、とのことです。登場したのは2つのディストーションペダル。それぞれ見てみます。
Moriae Pedals Spinel Distortion
【新商品】【即納可能】【正規輸入品】Moriae Pedals Spinel Distortion |
コントロールはV、T、G。それぞれVolume、Tone、Gainとシンプルなタイプですね。アグレッシブな歪みを作るハイゲインディストーションで、80年代のコンプ感の強いディストーションからよりスムーズなサウンドまでを作り出すタイプということです。9V電池、または9〜18Vでのアダプタ駆動に対応し、トゥルーバイパスとなっています。
Moriae Pedals Biotite Distortion
【新商品】【即納可能】【正規輸入品】Moriae Pedals Biotite Distortion |
V、F、GのコントロールはVolume、Filter、Gain。ダークでヘヴィーなサウンドを作り出すディストーションペダル、ということですね。ローエンドが強く出る歪みから、リードに適した暖かいサウンドにまで対応するペダル、ということです。Filterは「高音域が目立った金属的なトーンから地を這うようなダークなメタルトーンまで」コントロールできるということで、Toneとはまたちょっと違った雰囲気となっている感じですね。
9V電池、9〜18Vアダプタで駆動し、トゥルーバイパスとなっています。
どちらもまだ、サンプルサウンド等が出ていないのでどんな感じの音なのかは分かりません。ただ、違ったタイプのハイゲイン系のディストーションペダルを2つ、いきなりラインナップしているというのは面白いですね。どんな感じなのかきになります。
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