【送料・代引手数料無料】【特典付き!】One Control エフェクター Anodized Brown Distortion... |
One Control Anodized Brown Distortion
こちらが、そのAnodized Brown Distortionです。以下ABDと書きます。同じくOne ControlのGranith Grey Booster(レビュー)に続く、One Controlのオリジナルエフェクターですね。BJF Electronicsの他、Mad ProfessorやBearfootペダルの設計で知られる、世界的なエフェクトビルダー、Bjorn Juhl(ビヨン・ユール)の回路を搭載するディストーションペダルです。
コントロールはGain、VOL、Toneとシンプル。ちょっと配列が独特な感じですね。
ミニサイズながら、電池を搭載することもできるペダルとなっています。筐体はアルミ削り出しのオリジナル筐体で、アダプターは6〜18Vに対応するとのことです。
今回はファーストインプレッションということで、細かいレビュー的な話はありませんが・・・少しだけ音も録ってみました。
サンプルサウンド1(Strat)
ストラトでのサンプルです。
(聴けない場合はこちら)
- 録音環境
ギター:Fender USA American VIntage 57 Stratocaster リアPU
アンプ:Koch Classic SE C-SE6C クリーンセッティング
Vol:9:30、Gain:3:00、Tone:12:00
ギターヴォリューム 10→7→10
サンプルサウンド2(Les Paul)
レスポールでのサンプルです。
(聴けない場合はこちら)
- 録音環境
ギター:Gibson Custom Shop Les Paul Custom リアPU
アンプ:Koch Classic SE C-SE6C クリーンセッティング
Vol:9:30、Gain:3:00、Tone:12:00
ABDはどちらも同じセッティング。ストラトは途中でヴォリュームを絞っています。
かなり高めのゲインに設定していますが、このペダル、けっこうすっきりした音になっているのが特徴的ですね。十分に歪んでいて、迫力もあるんですが、同時にコンプレッションがそれほど強くなりません。そのため、ディストーションペダルでありながら立体的で、まるでオーバードライブのようなレスポンスを実現しています。
こういった「使いやすい」歪み系のペダルって、それぞれ個性がありつつもどこかで「似た音」のペダルが見つかるんですが・・・このペダルに関しては、似た音のエフェクターを知りません。かといって個性的、独創的な音というわけではなく、あくまでもディストーションペダルらしいディストーションサウンドなんですよね。
BJFペダルということもあってか、エッジの出方なんかはMighty Red Distortion(レビュー)的な雰囲気があるにはあるんですが、この独特のすっきりしたモダンな雰囲気と、ディストーションペダルとしては圧倒的なレスポンスはそうそう見られません。先日発売されたばかりのDS-1Xも、MDPという最新テクノロジーを使ってハイレスポンスなディストーションを作っていましたが、それを圧倒的に超えるようなレスポンスです。これは正直びっくりですね。
また、ノイズが少ないです。もちろんハイゲインな設定にすればノイズは皆無とまではいきませんが、同等のゲインでここまでノイズレスなディストーションはほとんど知りません。あえて言えば、Shigemori Mighty Stoneのノイズレスさに近いと言えます。音は全然タイプが違いますけどね。
「大出力チューブアンプの持つレスポンス、操作感、そして分離感」を持ったディストーション、というのも確かにそう言えるかもしれません。これだけの音で、ミニサイズで、電池が入って、しかも手頃、となると、これはちょっと、歴史的なペダルなのかも知れないと思いました。見かけたら是非試してみてください。
【エフェクター】《ワンコントロール》One Control / Anodized Brown Distortion 《エフェクタ... |
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