アナログディレイ Way Huge Supa-Puss |
この「Way Huge Supa-Puss」は、非常に多機能なアナログディレイペダルです。
ディレイタイムは50msから最大3000msと長く、また多彩な機能で数多くのディレイサウンドを作ることが出来ます。これだけのディレイタイムに対応しながら、本物のBBDを用いたアナログディレイとなっています。
コントロールはDelay、Mix、Feedbackの大きなノブと、Depth、Speed、Gain、Toneの小さなノブ、そして左側のON/OFFスイッチと右側のタップテンポスイッチという構造になっています。
まず、通常のディレイとして使う場合ですが、Delayノブでは最大900msまでのディレイタイムに対応します。タップテンポ入力なら3秒までのロングディレイが可能です。続いてDepth、Speedがモジュレーションの設定、Gainは、下げればクリーン、上げれば少し音の濁るディレイサウンドを作ることが出来ます。Toneはディレイサウンドをよりダークにしたいときなどに使うコントロールです。
本体にはエクスプレッションペダル端子を装備し、ステレオケーブルを使う10kのスタンダードなエクスプレッションペダルでディレイタイムをリアルタイムコントロール可能となっています。
また、Feedbackノブがプッシュ式のスイッチとなっています。普通の状態でFeedbackを押すと、タップテンポ時のテンポが4分、付点8分、3連符、16分の4種類で切り替わります。さらに、Feedbackノブを3〜4秒程度長押しすることでディレイがリズムを刻むChase Modeとなり、5種類のモードを選択することでリズムを切り替えて使うことも可能となっています。
さらに、Tap Tempoのフットスイッチは5秒間長押しすることでディレイのモードを切替、バイパス時にもディレイサウンドを残す、いわゆるシームレスディレイに対応したTrailモードとなります。(ディレイサウンドが残っている間はトゥルーバイパスにはなりませんが、それ以外の状態やTrailがOFFの時はトゥルーバイパスとなるようです。)
非常に詳しいサンプルムービー
この動画を見るとだいたいのことが分かりますね。プロトタイプなのか、小さなノブのラベルは変わっていますが、機能は同じです。
3秒という驚異的な長さに対応する本物のアナログディレイというだけでもものすごいのに、さらにモジュレーションやタップテンポ、エクスプレッションペダルによるコントロール、そしてディレイがリズムを刻むモードが付いていて、しかもシームレスディレイ設定も可能という、究極と言っても良いようなアナログディレイです。
これは本当に素晴らしいですね。音も良さそうですし、発振もできるようです。欲しいですね・・・!
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