【エレキギター】遂に登場の7弦フルアコ! Ibanez Artcore Expressionist AFJ957-VSB 【1月下旬... |
ギターといえば、基本的に6弦のモデルが主流というか、一般的となっていますが、より幅広い音域を出すために弦の数を増やす、というのは特に珍しいわけではありません。
エレキギター、それもソリッドギターにおいては、量産モデルとしてIbanezが最初に発売し、その後特にヘヴィなミュージックシーンを中心に一般的なモデルとなっていて、今では特に珍しいというほどのギターではなくなっています。特にロー弦を追加する方向では、8弦モデルなども登場していますね。
一方、アコースティックギターではロー弦、またはハイ弦を追加した7弦モデルというのはいろいろと作られています。ソリッドボディで7弦を一般化したIbanezも、現行ラインナップにはありませんが、7弦のアコースティックギターを作っています。
今回登場した「Ibanez Artcore Expressionist AFJ957-VSB」は、Ibanezのフルアコモデル、Artcoreシリーズとして初めてとなる7弦のフルアコモデルです。
世界初ではありませんが、特に国内ではこれまでほとんど見かけることが無かったのも事実。ロー弦を追加することでより幅広いプレイング、例えばアルペジオのベース音をさらに追求したり、広音域にわたるジャズのフレーズをやったり・・・もちろん、れっきとしたエレキギターですのでやろうと思えばヘヴィロックもできてしまうモデルということになります。
ボディはスプルーストップで、バックとサイドにはフレイムメイプルを採用。マホガニーとメイプルを組み合わせた3ピースネックをセットし、指板にはローズウッドを採用。20F仕様のモデルとなります。
ピックアップは7弦フルアコ専用モデル「ACH7」を搭載。ウッドテイルピースに、専用ブリッジ「ART-7」で弦を支えます。コントロールは2Vol、2Tone、3Wayセレクターとなります。
シングルカットでボディも厚みのあるフルアコモデルなので、あまりハイフレットを多用する速弾き等には向いていないと思いますが、より幅広い音域でのプレイなどを考えているジャズやカントリー系ギタリストがターゲットとなるモデルという感じでしょうか。もちろん、個性を追求するメタルギタリストが使ってもおもしろいとは思います。
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