非常に多彩なミニサイズエフェクターを数多くラインナップする、MooerのMicro Series。すでに2桁を超えるラインナップを持つ同シリーズですが、さらに9種類のペダルが登場しました!
それぞれ見ていきましょう!
MOOER Blues Mood
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ブルース系のオーバードライブペダルで、コントロールは大きなGainノブに小さなLevel、Toneコントロールを搭載。またFatとBrightの切替スイッチを搭載しています。
だいたいのイメージは付くと思いますが、基本的にはBOSS BD-2、そしてファットなモードにはおそらくKeeley BD-2 Phat Tubeの要素が取り入れられた形となっているのではないかと思います。
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まさにBD-2特有の、あの音ですね。
MOOER Rumble Drive
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この「Rumble Drive」は、ダイナミックなレスポンスを持つダイナミクスの広いスムーズなオーバードライブペダル、ということで、ダンブル系のサウンドをイメージして作られたペダル、という感じですね。
コントロールはGain、Volume、Tone、そしてVoiceコントロールを搭載。コントロール構成からなんとなく分かる方は分かると思いますが、ダンブル系サウンドを作るペダルとして人気の高いあの、Harmida Audio Zendriveを元にしたモデル、となるようですね。
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音もとても良い感じですね。
MOOER Solo
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この「Solo」は、「深い歪みと輪郭のはっきりとした明瞭なトーンが共存するハイゲインディストーション」とのことですね。コントロールは、大きなGainと、Level、Tone。そしてNatural、Tight、Classicの3モード切替スイッチを搭載しています。
全てのハイゲインに対応し、特にソロプレイに向いたペダルとして作られており、ダイナミックなレスポンスをも備えたペダル、とのことですね。
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非常によくある配置のコントロールなので、何が元なのか明言はできない・・・と思ったんですが、音を聞くと、どうやらSuhr Riotを元にしているようですね。Riotベースのペダルといえば、JOYO US Dreamも人気ですが、これは比べてみたいですね。
MOOER Grey Faze
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この「Grey Faze」は60年代のファズサウンドを再現した、ゲルマニウムトランジスタによるファズペダルということですね。コントロールはFuzzとVolumeのみのシンプルな仕様となっています。
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初期の、グレー筐体期のファズフェイスを元にしている(もしかするとNKT275搭載!?)という予測が立てられますが、別の可能性としては、同じく灰色の筐体で60年代の有名なファズペダル、Tone Bender MkIIということも考えられるかと思います。サンプルを聞く限りでは、Tone Benderよりな音に感じるんですが、ちょっとこれは現時点ではどうなのか不明です。
MOOER Repeater
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25〜1000msにまで対応するデジタルディレイで、大きなD.Time(ディレイタイム)ノブにF.Back(フィードバック)、Levelコントロールを搭載。さらにMod、Normal、Killdryの3つのモードを切り替えることのできるペダルとなっています。
Normalがスタンダードなデジタルディレイで、Modは軽いモジュレーションが追加されます。Killdryはインプット音をカットしてディレイ音だけを出力するモードで、例えばパラレル接続のエフェクトループ等につなげると有効なモードですね。
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MooerのMicro Seriesは、ここまで見ても分かるとおり、有名なペダルを元にしたモデルが多いです。しかし、このペダルのようなデジタルペダルに関しては、Mooerオリジナルのエフェクターとなっているそうですので、こちらもオリジナルのディレイということになりますね。少しでも、こうしてオリジナリティを発揮したモデルがあるのは素晴らしいと思います。
MOOER Funky Monkey
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オートワウ「Funky Monkey」は、大きなRateコントロールとRange、Q、およびHi Peak、Mid Peak、Low Peakの3モード切替スイッチを搭載したスタンダードなモデルとなっています。
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あくまでオートワウで、タッチワウ(エンヴェロープフィルタ)とは違いますので、ピッキングに反応して〜といったことはできませんが、よりモジュレーションペダル的なフィルターサウンドを得ることができます。3つのスイッチはハイパス、ミッドパス(ワウペダルと同じ)、ローパスの切替ですね。
このペダル、「消費電流量:128mA」ということですので、おそらくデジタルのオートワウペダルとなるのではないかと思います。デジタルならば、オリジナルモデルと考えてよさそうですね。
MOOER Lofi Machine
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この「Lofi Machine」は、いわゆるビットクラッシャーペダルです。音のサンプリングレートやビットレートを下げて破壊する、デジタルならではのエフェクトですね。
コントロールは、大きなBITノブとSample、Mix、およびSynth、Guitar、Bassの切替スイッチです。このスイッチはインプットする楽器の選択ですね。Sampleでサンプリングレート、BITでビットレートをコントロール可能。ビットレートは16Bit〜5Bit、サンプリングレートは31250Hz〜60Hzの範囲で可変することができます。
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これは見ての通りですね。個性的な音色から、少しだけ音の雰囲気を変えるような使い方まで様々です。意外と隠し球として持っておくとおもしろいかもしれませんね。
MOOER Acoustikar
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というわけで、Acoustikarは、エレキギターのサウンドをアコースティックギター風味に可変することの出来るペダルですね。有名モデルだと、BOSS AC-3といったペダルがあります。
コントロールは、大きなTOPノブと、Body、Levelコントロール、そしてPiezo、Standard、Jumboの切替スイッチとなっています。Topはボディトップの響き、Bodyはボディの深さをコントロールし、切替スイッチはそれぞれのモード名に近い状態のサウンドを再現するというものですね。
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COSMによるデジタル回路となっている現行AC-3ではなく、その前のアナログ回路で作られたAC-2を元にしている、のではないかと思われます。AC-2のEnhanceモードを除いたようなスタイルですね。
MOOER FOG
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コントロールはFuzz、Volume、Tone、そしてSqueezeというスタイル。「70年代の荒々しくパワフルなクラシックベースファズトーン」を作り出すペダル、とのことです。Squeezeは波形を変えることで様々なファズトーンを作ることの出来るコントロールということですね。
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これはすごいかも知れません。確かに非常に様々なファズサウンドを作ることが出来るペダルのようです。
70年代のベース用ファズというからには、おそらく元になったペダルが在るんだろうとは思いますが、ちょっと分からなかったです。もし分かる方がいれば教えてください。
というわけで、Mooerから登場した新しいモデル9種類のご紹介でした。
最後のFOGがすごいインパクトだったんですが・・・オーバードライブのRumble Driveといったスタンダードなモデルから、ビットクラッシャーのような個性派まで非常に幅広いラインナップです。このシリーズ、作りも良い感じなのが特徴ですね。
ミニサイズなので、電池を使うことはできません。また、全てトゥルーバイパスとなっています。
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