先日ご紹介した、ドイツのハンドメイドエフェクターブランドVAHLBRUCH（ファールブルーフ）より、新たなモデルが日本に入ってきたようです。
今回は2つ、オーバードライブとコーラスペダルです。それぞれご紹介してみたいと思います。
VAHLBRUCH Jewel Drive
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このペダルは、ゲインとヴォリュームをブーストすることのできるオーバードライブペダルです。コントロールはVolume、Treble、Timbre、Drive、そしてブースト時の設定を行うVolume+、Drive+コントロールとなっています。Timbreは音色、音質といった意味で、Toneと似たようなニュアンスで使われているようですが、あえてToneとせずTimbreとしたのは、主にミッドレンジを調整することの出来るノブであるという点と、単純なフィルタ回路ではなく回路内の複数のパラメータを同時に調整することでより立体的なトーンを作ることのできるコントロール、ということをあえて示す意図があるのではないかと思います。
Bogner Ecstasy Red
等のような、VolumeとGainを可変させられるブーストスイッチは非常に使いやすそうですね。音の特徴としては、ワイドレンジでレスポンスも高く、そしてアンプをプッシュするのにも最適なオーバードライブとのこと。いわゆるスタンダードなサウンドのペダルを言えそうです。駆動は本体手前に付いた電池ボックスを使って電池で駆動させるか、または9〜18Vのアダプタ駆動に対応しているということです。
これは、かなりすごそうですね。ローゲインで透明な音から、十分に歪ませたチューブアンプ系の音も出せる感じです。なんて言えばいいか、優秀かつスタンダードすぎて、聞いたことのあるような言葉ばかりが並びますが、それらをまとめて合わせたようなペダルという感じです。突き抜けた個性はありませんが、多くをカバーする深さがあるようなペダルという感じでしょうか。もちろん、動画だけでは分からないところもありますが、良さそうだと思います。
VAHLBRUCH Chorus
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コントロールもDepth、Speed、Mixとシンプルにまとまっています。ヴィンテージアナログコーラスや、そのクローン系ペダルに使われるMN3007は、ノイズが多いのであえて使わないという姿勢で作られています。
また、本体のON/OFFの他、コーラスの揺れを表示するためのLEDを別に装備していて、全体的にとても真面目に作られたペダルだということがとてもよく分かります。
サンプルムービー
サンプルムービー
非常に透明感のあるサウンドが特徴のコーラスペダルという感じですね。ある意味現代的なアナログコーラス、と言って良いペダルかもしれません。良い感じですね。
というわけで、VAHLBRUCHから新たに日本に上陸したペダルのご紹介でした。なんていうか、ドイツブランドっぽいというか･･･全体的な作りがものすごく真面目で、それでいて品質も高そうな感じです。デザインのちょっと堅い感じも、ドイツっぽいですね。
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