多くのプロギタリストがこぞって使用したノイズリダクション、Rocktron Hushシリーズ。その開発者であり、Rocktron創設者の1人が設立したのがiSP Technologiesであり、開発したのがiSP DECIMATORというペダルです。
現在最も定番なノイズリダクションの1つとして知られているこのペダルが、新しくなりました。
iSP Technologies DECIMATOR II
【エフェクター】iSP Technologies DECIMATOR II |
このペダルは、見ての通り非常にシンプルなペダルです。扱いやすいBOSSスタイルの筐体に、ノイズリダクションの効き始めを設定するThresholdノブのみを搭載。つないでノブを回してONにすればノイズリダクションがかけられるペダルです。
使い方はそれで終わりですが、今回のIIになったことで追加された機能もあります。ペダル奥のアダプタ端子の両側に1つずつ、合計2つのミニプラグ端子が装備されました。この端子を使って、2台のDECIMATOR II をリンクさせ、例えばアンプの前とエフェクトループで使ったり、ステレオで使ったり、といったことができるようになっています。ラックモデル「DECIMATOR PRO RACK G」の機能の1つがこれで使えるようになったということですね。
また、「リニアライズド・タイム・ベクター・プロセッシング」という新たな技術を用いることで、これまでよりも自然な減衰、ノイズリダクションのリリースを実現し、さらに使いやすいペダルになったということです。
iSP Technologies DECIMATOR G STRING II
【エフェクター】iSP Technologies DECIMATOR G STRING II |
この「G String」は、ペダルにエフェクトループを搭載することで、ギターからのインプットを直接検出し、ループ内のエフェクトをかけた後にノイズリダクションをかけることができる、理想的なスタイルのペダルです。
今回、IIになったことでスタンダードモデル同様、ミニプラグによる2台のリンク機能を搭載。リンクの際はG Stringどうしだけでなく、DECIMATOR IIとリンクさせることもできます。もちろん、リニアライズド・タイム・ベクター・プロセッシングを使い、これまで以上にスムーズな減衰を実現しています。
今最も人気が高いノイズリダクションはこのDECIMATORだと言っても良いかと思います。そのペダルがさらに進化したと言うことで、これはどんな感じなのか使ってみたいですね。
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