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この「One Control Tri Loop」は、シンプルな見た目ながら多彩な機能を搭載した2ループスイッチャーです。一見、何の変哲もないモデルに見えますが、4つのモードを搭載しています。
まず、mode Redというモード。これは従来のBlack Loopを踏襲したモードです。
いわゆるシリーズループのシンプルな2Loopスイッチャーですね。左のフットスイッチが左の、右のフットスイッチが右のループをON/OFFします。また、右のフットスイッチを長押しすることで、インプットにBJF Bufferをかけることができるということです。左側のLoop2は、Returnになにも差し込まなければLoop2のSendと本体のOutputからパラレルで音が出力されるようになっています。さらにバッファーをかければ、Buffered Splitterとして使うこともでき、そこに右側、Loop1のエフェクトをかけることもできます。
また、このモードでは2つのLoopのSENDをラッチ式のフットスイッチとしても使用可能。それぞれ個別にモノラルケーブルを接続することもできますし、Loop1のSENDにステレオケーブルを接続すれば2つのスイッチの切替をステレオで出せるようになります。
なお、仕様上左右フットスイッチの同時押しはできないとのことです。
続いてmode Whiteというモード。このモードはWhite Loopを踏襲したモードとなっています。
右側のフットスイッチでループのON/OFF、左側のフットスイッチでループの選択を行い、左右のループをフットスイッチで一発切替できるようにする、というものですね。このモードでは、選択したループの方にだけBJF Bufferをかけることができます。Loop1はバッファなし、Loop2はバッファありとか、両方バッファあり、なしなどの設定ができるということですね。
また、mode Red同様、Loop2のReturnに何も挿さなければLoop2のSendとOutputの出力がパラレルになります。この仕様を利用し、ABボックスやインプットセレクターとして使うこともできますね。
次のmode Blueというモードは、エフェクトループではなくフットスイッチとして、それもタップテンポスイッチとしてのみ使用可能なモードです。左右のLoopのSendがフットスイッチ端子となり、タップテンポ信号を出力。左右のフットスイッチを長押しすればスイッチの極性がそれぞれ反転します。mode Red同様、Loop1のSendにステレオケーブルを挿し、ステレオのデュアルタップテンポとして使うことも可能。この形、何に使うのかと思ったらBogner Ecstasy Red、Ecstasy Blue、Uberschallペダルのリモート端子をコントロールするのに使えるということです。(これらのペダルのリモートスイッチはアンラッチ信号で切り替わります。)
そして最後、mode STRというモード。このモードは、Strymonペダルを制御するためのモードです。要するにStrymon TAP/Favoriteスイッチになるということですね。
右側のフットスイッチがタップテンポ用で、Loop1のSENDからステレオケーブルでStrymonの外部タップテンポ入力対応ペダルに接続します。左側がFavoriteスイッチで、これはOutput端子からモノラルケーブルで外部Favorite入力対応のペダルに接続する、という形になっています。
各モードでの左右フットスイッチの動作はこんな感じです。
これらの4つのモードを持つ2ループスイッチャー。モードの切替は、左のフットスイッチを押しながらアダプタを差し込むことでモードを切り替えるエディットモードを起動でき、その状態で右のフットスイッチでモードを選択(中央のLEDのカラーでモードを見分けます)、右のフットスイッチ長押しでモード決定、という操作性になります。
このモード切替と、プラグの挿し方による機能の切替を搭載することで2つのフットスイッチだけの操作系でこれだけの使い方に対応したモデルとなっていますね。DIPスイッチやプッシュスイッチを使わずにここまでシンプルな操作系でこれだけの機能を持たせたのはすごいと思います。FS-6/FS-7の機能、Black Loop、White Loop、BJF Bufferの機能を組み合わせたようなペダルです。
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