今年の7月15日、Summer NAMM目前に突如発表された、WAZA CRAFTシリーズ。これまでのBOSSの概念を壊し、新たに作り上げるというBrake Thruをコンセプトに掲げるBOSSから、早くも「次の一手」が登場です!
まずはこちら。「BOSS RC-1 Loop Station」。
WAZA CRAFTでアナログ回帰かと思わせたところで、ここでシンプルなデジタルモデルを発表。しかも、これまでのBOSSの新製品における方程式を完全に無視した型番で発表されました。
現在発売されているコンパクトなループステーションは、もちろんBOSS RC-3。これまでのBOSSでは、全く新しいモデルの型番は基本的に○○-2から始まり、そこから数字を上げていくという形でしたが、今回は逆に数字を下げ、「RC-1」として発表。
モデルとして見ると、Levelノブとループインジケーターがついただけのシンプル仕様。つまり、これまでの型番の数字が「モデルの新しさ」を表していたとすると、このRC-1では「機能性」を表している、と考えることができます。
まだ、詳細などについては出ていませんが、機能を絞っている分、RC-3よりも低価格になりそうな感じもしますね。対抗はDitto Looper、そしてJamMan Express XTでしょうか。
今後全てのモデルにおいて数字が機能や価格を表す物になる、とは限りませんし、逆にもしかすると全て「原点」となりうるシンプルなモデルを○○-1型番で出していくつもりなのかもしれません。つまり今後の展開は全く分からないということなんですが、これは非常に興味深いです。ペダルとしても、BOSSの今後を考える上でも。
デモムービー
続いてこちら。「FS-7 Dual Footswitch」です。長らく定番のツインフットスイッチだったFS-6に変わりうるモデルですね。
RC-1と違い、こちらはBOSS従来の型番の付け方を踏襲しています。機能的には、ME-80から装備された縦型のツインスイッチを採用するフットスイッチで、2つのスイッチをラッチ、アンラッチ(モメンタリー)で使用可能。極性切替もでき、モノラルケーブルとステレオケーブルそれぞれで使えるモデルとなっています。FS-6よりもコンパクトサイズで扱いやすく、また2分岐のDCケーブルを付属することでペダルボードへの組込みやすさも考えられたモデルです。
ただ新しいだけじゃない、これまでのBOSSらしいスタンダードなモデルもしっかり作れる、ということが伝わってくる感じがしますね。
というわけでBOSSから発表された新作でした。さらなる詳細が出れば、またご紹介します。
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