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当サイトの内容を説明文等に使用している楽器店さんがあるようですが、一切関係がありません。

「One Control Daisy Chain Five 」「Free The Tone 4 Way DC Power Splitter Cable」!ワンコントロールとフリーザトーンから電源分岐ケーブルが登場!

One Control Daisy Chain Five アダプター1つで5台までのエフェクターに電源供給できる分岐ケーブル! ワンコントロール デイジーチェインファイブ
多くのアーティストのペダルボードの一等地に置かれる大きなプログラマブルスイッチャー。それらはいろいろなモデルが使われていますが、最近よく見かけるようになってきたスイッチャーブランドといえば、One ControlFree The Toneではないでしょうか。そんな2つのブランドから、ほぼ同時に電源分岐ケーブルが発表されました。
電源分岐ケーブル、または電源分配ケーブル、デイジーチェーンケーブルとは。
DCケーブルの1つの形で、内部で並列にDC Outが出力する形となるよう作られたケーブルです。複数のエフェクターに電源を供給するためのパワーサプライとしては最もシンプルな形であり、場所を取らず安価な代わりに保護回路や整流回路は当然入っていないため、使い方を間違えるとよくないことになったり、ノイズが入りやすくなったりしてしまうという、メリット、デメリットを持つ機材です。
一時期は多くのプレイヤーが使用していましたが、特にハンドメイド系エフェクターが増えてくるにつれ、使い方の間違いにともなう故障などもあり、特にハンドメイド系の一部のメーカーが「デイジーチェーンケーブルは使うな」という説明を書くようになってからしばらく表には出てこなかった印象があります。
しかし、エフェクターの小型化にともない、パワーサプライ自体の小型化も進みました。そこからさらにシンプルなスタイルを求めてということだと思います。One ControlとFree The Toneから、新しいデイジーチェーンケーブルが登場です。
まずは新しく出た2つのモデルを見てみます。発売日順に、One Controlから見てみましょう。

One Control Daisy Chain Five

こちらがその分岐ケーブルです。シンプルな従来のスタイルのまま、必要な形をまとめて作られたようなモデルですね。DC Input(メスジャック)と5つのDC Output(オスジャック)を備えたケーブルです。
One Control Daisy Chain Five アダプター1つで5台までのエフェクターに電源供給できる分岐ケーブル! ワンコントロール デイジーチェインファイブ
こんな感じに、エフェクターに電源を供給できます。
One Control Daisy Chain Five アダプター1つで5台までのエフェクターに電源供給できる分岐ケーブル! ワンコントロール デイジーチェインファイブ
アウトプットプラグ部の長さを少し長めに取ることで、奥まったDCジャックにも使うことができるとのことです。
One Control Daisy Chain Five アダプター1つで5台までのエフェクターに電源供給できる分岐ケーブル! ワンコントロール デイジーチェインファイブ
各アウトプットにはそれぞれ絶縁キャップが付属しています。
アウトプットプラグの間は35cmと長めに取られており、大きめのペダルを使うことも考慮しているとのことですね。
One Controlの大容量アダプタ、EPA-2000と組み合わせたセットも発売されています。
また、One Controlらしくシンプルな機材でも説明が長いです。ただ、このデイジーチェーンケーブルの使い方という説明は、One Controlのみならず全てのデイジーチェーンケーブルにおける注意点が書かれているので、引用したいと思います。

●正しいデイジーチェーンケーブルの使い方

  • まず、ご使用のエフェクターの電源タイプを確認してください。特に、“デイジーチェーンでの使用”や“分岐ケーブルでの電源”について、メーカー等で指定がある場合はその内容に従ってください。Daisy Chain Fiveはセンターマイナスのエフェクターにご使用いただけます。ただし、デイジーチェーンで接続するエフェクターのグラウンドタイプは全て一致する必要があります。多くのエフェクターはセンターマイナス、ネガティブグラウンドですが、古いトランジスタを使用する回路の場合、ポジティブグラウンドとなっている場合がございます。ネガティブグラウンドのペダルとポジティブグラウンドのペダルを同時にデイジーチェーンで電源を供給することはできません。
  • 市販の極性反転ケーブルを使用すれば、センタープラスのタイプのエフェクターにもご使用いただけます。センタープラスの電源を使用するエフェクターの多くはポジティブグラウンドです。グラウンドのタイプにも注意してご使用ください。
  • ご使用のエフェクターに必要な消費電流の合計と、アダプターが供給可能な電流容量の値に注意してください。合計が容量を超えると、電池が切れたのと同じ状態となり、エフェクターが駆動しません。Daisy Chain Fiveは、出来る限りロスのないよう設計していますが、完全に電源のロスを無くすことはできません。また、アダプターやコンセントからの電源も常に一定とはなりません。必要な電流の合計がアダプターの電流容量に近い場合、一時的な電流、電圧の低下などにより特にデジタルペダルの動作が不安定になったり、エフェクターのパフォーマンスを完全に発揮できない場合がございます。実際にご使用になるエフェクターの消費電流は、アダプターで供給できる電流容量の8割程度まで抑えることを推奨します。
  • Daisy Chain Fiveは、シンプルな構造の電源分岐ケーブルです。通電状態のままエフェクターの電源端子にプラグを接続しようとすると、一瞬の放電が起こり、場合によっては機材の破損につながる場合がございます。セッティングの際は、必ずDaisy Chain Fiveのプラグをご使用のエフェクターに全て接続してから、アダプターを接続するようにしてください。
  • 使用しない余ったプラグには、必ず付属の絶縁キャップを取り付けてください。ペダルボード等で裸のプラグを残しておくと、エフェクターの筐体やペダルボードの金属部分などに触れた際にノイズが発生したり、場合によってはショートにより多大な電流が流れ、エフェクターやアダプターの破損につながる場合がございます。
  • グラウンドループ等によるノイズの発生を出来る限り抑えるため、プラグに接続されている2本のケーブルはボード上で出来るだけまとめ、ループ状の部分を作らないように固定してください。
  • デイジーチェーンケーブルをご使用になる場合、必然的に電流容量が大きくなり、アダプターに求められる容量も大きくなります。アダプターの電流容量が大きい場合、ヴィンテージエフェクター等、一部の古い構造のエフェクター等では電源からのノイズが混入する場合がございます。それらの症状が出た場合、当該のエフェクターは電流容量の小さいアダプターを使用することにより、ノイズを回避することができる場合がございます。

基本的なことではあるんですが、意外とこう、しっかり説明というか注意書きを書いているものって無いので、このケーブルに限らずデイジーチェーンケーブルを使う際は頭に入れて置いて良いと思います。
 
では、続いてFree The Toneのモデル。こちらは2種類出ています。

Free The Tone 4 Way DC Power Splitter Cable CP-ML4

まずはこちら。CP-ML4というモデルから。このモデルは、基本的にFree The ToneのCUBY AC adapter FA-9と合わせて使うことを目的とされたモデルです。
1つのインプット(オスジャック)と4つのアウトプット(オスジャック)を持つデイジーチェーンケーブルですね。全てオスタイプなので、多くのアダプターに直接接続できませんが、前述のCUBYだったり、BOSS TU-3やその他パワーサプライのような、メスタイプから電源を出力するジャックを持つ機器と組み合わせて使うことができます。
 

Free The Tone 4 Way DC Power Splitter Cable CP-FS4

DCインプット部がメスタイプとなったCP-FS4モデルも同時に出ています。こちらは一般的なアダプターと組み合わせて使うことが出来ます。
 
両モデル、最大4台までのエフェクターに電源を供給できる形ですね。こちらの特徴は、多くのデイジーチェーンケーブルがつづら折れとなっているのに対し、こちらは櫛形のようになっているということ。どういう事かというとY字ケーブルというのがありますが、その二股に分かれるところが4つ股に分かれている、という形です。
従来の形状は「電流の流れるルートが共通となっているラインが長く、ノイズや電圧低下が発生する一つの原因」となる場合があるということです。たしかに、アダプタから最も近い位置のエフェクターのグランドラインは結局最も遠いエフェクターのグランドラインまで行くような形となるのではないかと思います。「スターグラウンド」という手法があり、グランドを一点に集中することでノイズを抑えるような形があるんですが、それをデイジーチェーンケーブルで作ったような、そんな形のモデルとなっています。
 
ひたすら基本に忠実に、細かい解説を入れて必要なものだけをまとめたOne Controlと、独自的な手法を用い、音色のために機能的には少し減らすことを厭わなかったFree The Tone。すごくシンプルな機材での出来事なんですが、このそれぞれのブランドの方向性は、両ブランドのフラッグシップを見ても同様の違いがあったりして面白いですね。

デイジーチェーンケーブル、ペダルボードの場所を少しでも減らしたいなら、1つの選択肢だと思います。
 
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